Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

諏訪大社・上社前宮を経由して薬師寺岐阜別院の初薬師へ

今年のお正月は、2日、3日、4日と新年会が続いて、その翌日の5日には、一路岐阜を目指していた。

ちょうど中央道を通っていたので、途中で高速を降りて、お気に入りの諏訪大社上社前宮にお参りをすることもでき、幸先の良いスタートとなった。

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ここは、いつ来てもいいなあ!!!と思うのだが、さすがにお正月の5日なので、それなり人が多かった。と言っても20人ほどだったろうか。
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常に綺麗な水が山から流れるこの前宮は、本当に気持ちの良い場所だ。

御柱とグンタ!!!

そびえ立つ雰囲気がどことなく似ている様な・・・・。

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ついつい、樹木の持つ生命力に、目が奪われてしまう。
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各務原薬師寺別院での初薬師での奉納演奏。ぎゅっとした感じの別院は、人と人の距離感がちょうど良い規模で、60人ほどの方々が参加してくれていた。

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ご近所のお年寄りがメインなので、だれも俺のことは知らないという、完全なるアウェイの現場である。

そんな状況が実は、好きだったりして、本番がとても楽しみでありました。

そして、本堂に入ると、なんとなんとサヌカイトが無造作に置いてあり、誰でも気軽に叩ける状況!!!なんと素晴らしいことか!である。
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当日の朝、ご住職自ら亥の茶碗で一服立てていただいた。美味しくもあり、縁起も良いとう一石二鳥である。

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演奏は、みなさんでお経を上げた後ということで、その場に待機すること30分。
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「神楽の第一人者の石坂さんです!」というご住職の紹介で始まるという、非常にやりにくい展開・・・。

まあいいか!ということで、もろもろ楽器の紹介などしながら、演奏することにしたのだった。

バリの巨大ゴングは、本堂全体がビリビリ言うほどの低音が鳴り響いて、会場の空気を良い意味で一変させていたなあ。。。。

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写真にもある様に、今年の恵方は東北東なのだとか、良き亥年にしていきたいもんであります。

今年は、叩き初めが岐阜からという流れが、意味深でもあり、とても興味深いなあ、と思っている次第。
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2019年始まる!!!

明けましておめでとうございます!!!

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目覚ましを5:45にセットしたのだが、なんと1分前に目が覚めるという、なんとも絶妙で自分でも驚きつつ起床!!!

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初詣では、獅子舞にも遭遇というラッキーであり、小さな御神体がなんとも雰囲気があり、素敵な初詣になった。

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そして、なんと初夕陽も見ることができ良き元旦となりました。

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年男なだけに、積極的にいこうと思っております!!!

本年もよろしくお願いいたします。

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2018年に出逢った記憶に残る音

 2018年の始まりは、FM桐生で毎週水曜の21時から放送している、Spiral Grooveの10周年記念企画の即興セッションだった。

Time AspectのSEIDOさん、大南さんと、Crystal Dragonで共演を重ねている、たんたんさんを迎えての、即興セッションだった。

パフォーマンスとノイズ系の音をあやつるSEIDOさんとピアノの大南さんのTime Aspectの音世界は、繊細かつユーモアに溢れ、そして実験的でいてエッジの効いた、とても好みなものだった。

そこに、たんたんさんと俺のユニットCrystal Dragonの何層にも重なる通奏低音の様に唸るクリスタルボウルの音の波の中、大銅鑼や神楽太鼓のリズムと響きが錯綜していくカオス的でありつつも確実に唸り上がっていく音世界が、お互いの世界観を残しつつも絶妙に融合していった。

特に大南さんのピアノと俺の神楽太鼓が、楽器の特性上、打楽器的リズムと倍音のスリリングなやりとりが続き、まさに個人的好みなインプロビゼーションの世界が広がっていったのだった!!!

年明け始めから、これよりスリリングなセッションが今年あるのかな?というほどのやり切った感があるセッションとなったのだった。

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4月には、新しいフルアルバム「新月神楽 Shingetsu-Kagura」が完成しての記念ライブを開催した。

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場所は、ホームの桐生市有鄰館の酒蔵である。アルバムのほとんどをこの酒蔵で録音したので、ここから始めるのは、とても意味のあるものと思ってのことだった。

アルバムには、15分という長尺で収録した、甥っ子の草吉との即興セッションがある。

この時も、スペシャルゲストとして、ラストに草吉との即興セッションをしたのだが、彼の演奏終わりの潔さは、素晴らしかったのだ!!!

完全即興でのセッションの場合、この終わり方というのがとても大切だと思っていて、

「終わるタイミングは、自分の感覚を大切にして、共演者がいようがいまいが、それまでの演奏した音を大切にしつつ、自分の音を自分で終わりにする!」

と、その事をいつも伝えてきていたのだ。

この時の草吉の大銅鑼の演奏は、音のやりとりを楽しみつつ、ラストシーンは一気にたたみかけて、自分の音の終わりを告げて、清々しい風の様に舞台を降りていった。

その終わり方は、俺に対しても刺激を残しつつ、その後の展開も自由になる余白も残して、4年生にして玄人の様だったなぁ。。。と!笑

大師匠と仰ぐミルフォード・グレイヴスや、師匠の土取さんの即興感覚というものが、次世代へと繋がっていって欲しいと思うのである。

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自分の音の原風景は、八割から九割が青森にあると思っている。その中でも母の郷里である津軽が一番影響を与えてくれているのだ。

幼少期に、イタコの儀式に連れて行ってもらっていたらしく、全ての記憶が鮮明に残っているわけではないが、その濃密な空間に何故か不思議な太鼓の響きがあったのが断片的に記憶されていて、小さい頃は、相当な頻度でその夢を見ていた。

それがイタコの儀式だったというのは、母から大人になって聞いて、妙に納得したのだった。

そんな津軽の象徴に、霊山岩木山がある。この山は、津軽のみならず青森の人たちが普通に信仰しているという、素晴らしい山なのである。

その麓に環状列石を配した遺跡があり、運良くも、その場所で音を響かせることができた。

古代の人々が、この場所から岩木山へ向けて祈りを捧げていたのではないか!!!と思えてしまうほどに、岩木山山頂へ向けられた環状列石の配置。

この時、岩木山には雲がかかり、山は見えなかった。演奏を始めると、雲が動き始め、雲の切れ間から光の道も出現し、そして山頂が現れたのだ!!!

演奏が終わると、再び山頂は雲に覆われていったのだった。

この津軽の象徴的な岩木山を取り巻く自然環境と、あまりにもドラマチックに音が呼応するかの様な体験は、暗中模索しながら進んできた自分の道を後押ししてくれている様にも感じ、あらためて、自分が津軽という土地に縁があるんだなぁ、と感じたのだった。

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また、演奏活動と並行して、生まれ育った群馬の桐生で、神楽師をしているわけだが、かれこれ25年ほどが経とうとしている。

そんな中で、この大胴と呼ばれる太鼓の音とリズムの宇宙観が感じられ始めてきたのだ!!!

この太鼓は、メインリズムを受け持つ、高音のツケ太鼓の世界観をグイグイ加速させたり、ノリを変化させたりできるマスターが担当するものという位置付にある。

以前から、この大胴を叩いてはいるのだが、これほどまでに深い世界が展開されていたのかぁ・・・!!!と驚愕してしまったほどだ。

やっと入口の鍵が開いたかな!?という、感覚があり、この大胴との関係が、これからものすごく楽しみで仕方がないのである。

これは、もう個人的でマニアック過ぎる世界なのではあるが、亡くなった太鼓の師匠が感じていた神楽の音の世界を目指したいなぁ、というところだ。

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10月3日にニューアルバムが発売となった、KING OF  OPUSの仲君と、アルバム発売を記念して、FM桐生のSpiral Grooveの生放送でスタジオセッションをした。

仲君は、近所に住む同い年の音楽家で、エキゾチックダブというジャンルでは、レジェンド的存在!!!

そんな彼のセットは、シンセをはじめエフェクター等のエレクトリックな装置がメインで、プラス鍵盤ハーモニカ。

俺は、古いジンベと平太鼓に、チェンチェンプラス鳴り物各種。

俺の生音を仲君のエレクトリックなフィルターを通して音像を作っていく。

久々にセッションしたのだが、お互いベストなタイミングだった感じがあり、今まで感じたことのない音の世界が出現したのだ!!!

それぞれの良い部分が激的に加速をみせて、更なる次元を目指して、次のセッションを約束してしまったのだった!

同世代で同じ感覚を持ってセッションできるのは、本当に嬉しいことだなぁ、と心から思った瞬間だった。

来年2月には、アーツ前橋でのセッションが決まりそうで、来年の楽しみのひとつになっている!!!

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そして、久々の都内でのソロライブの時に、サントリーホールでもご一緒したEdoardo Delgadoさんが聴きに来てくれた。

この日のライブの衣装を作ってくれた、さとううさぶろうさんがデルガードさんに話をしてくれて、アンコールでの共演が実現したのだ!!!

彼との初めての出逢いは、昨年の京都でのイベントだった。俺の音を聴いた彼から、即興でセッションしてみないか!?と誘ってけれたのだ。

申し訳ないかな、この時は彼の事はそれほど知らなくて、どの位できる人なんだろうか???

と思ったのだったが、いざ音を合わせてみると、それは今までに体験したことのない程の繊細さと、絶妙なトーンの応酬となり、その音の背景にある静寂感というものを、あらためて大切にしなければならない!という思いに至った次第だったのだ。

世の中

一度自転車に乗れるようになってしまうと同様に、この静寂感を共有させてもらったことで、その後の自分の音をの世界が、激変していくこととなったのだった。

そんな静寂感が根底に流れるこの時のセッションは、今までの演奏家人生の中で、最高に楽しくて、スリリングであり、お互いの良い部分がより際立ったものとなったと思える。

音楽の神様からのギフトに他ならないあ、と心から感謝であります。

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デルガードさんとのセッションよりも濃いものがあるはずはないだろう・・・と思っていたのだったが・・・。

定期的にワークショップで通っている特別養護老人ホームえいめいで、内容は違えど、濃厚なセッションの時間を味わうことになった。

場所も内容も違えど、日々即興の現場は、新鮮な驚きが生まれるんだなあ、としみじみ感じ入った次第でありました。

車いすマスタードラマーは、このトーキングドラムを抱えたまま、うたた寝してしまったのでした・・・。

本当に写真も良い感じに写っているのに、ビックリで、何気に写真写りが良い場合は、本当に良いのです!

さすが!!!としか言えないマスタークラスとのラストセッションとなつまたのでした!!!

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2018年、どうもありがとうございました!!!

良いお年をお迎えください。

 

 

山宮浅間神社から冬至への流れ

冬至に富士山へ行くとは、なんとも縁起が良いではないか!!!

と、意気揚々と22日に山宮浅間神社を起点に富士山のまわりを巡ったのだったが、冬至は翌日の23日だったという勘違いだったという落ちだったが、それはそれでとても良いタイミングでの旅となったのだった。

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山宮浅間神社は、社殿が無くて、古代の儀式の場から直接富士山を拝するという素晴らしい造りだ。

地図で見ると、先日行った新屋山神社の奥の宮と対角線上に位置するのは、今回ここに来た意味があるのかもしれないなあ、と思いつつ歩を進める。
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運良く、あまり人が居ないタイミングでお参りすることができた。
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少しだけ富士山に音を響かせてみる。ほんのり短めの残響が心地良い場所だった。
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次に、村山浅間神社にお参りして、新橋浅間神社で「木の花名水」をいただいて、富士山の東を守護する須走浅間神社にまで足を伸ばしてしまうという、富士山を一周してしまう行程となった。

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ここ最近の富士山周辺への遠征は、なんなんだろうなあ???と思っていたのだったが、来年は静岡辺りで演奏の機会がある話もチラホラ出ているので、富士山に呼ばれて来ているのかもしれないとも思うのである。
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北から始まり、今回が南、そして東、と巡ったので、次回は西になるのだろうか・・・。

そして、狛犬たちが、わりと古い形態が多く、なかなかに目を楽しませてくれるのも嬉しい!!!

渦巻く尻尾の造形や佇まいを観察するのは、趣味なので、とても充実したひと時なのである。

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冬至は、曇りの予報だったのだったが、なんと日の出を仰ぐことができて、嬉しい限りだった。早朝にグンタの音色が、とてもしっくりくるのである。

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冬至だからということではなく、フッと目が覚めてしまったとか、何か気になる、という自分の感覚を大切にして、日の出や日の入りのタイミングに身を置いてみるのも、良いもんだなあ、と、最近は思っているのである。
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そして、本日は30日、リサイクルショップで撃的な出会いが!!!!

この古いサニーではないが、古き良き車を見るのも、とても嬉しい瞬間でもあるのだ。

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夕陽に映える中古のジンベ。。。

なんと、3,000円プラス消費税で売られていて、目が点・・・!!!!

この軽量の木の質から推測するに、ガーナのジンベで、それなりに使用感はあるが、まだまだ使える状態。そして、なにより音が良いのである。

個人的に、このジンベという西アフリカに分布している太鼓に非常に興味があり、木の材質や、形状、皮の厚さや種類もろもろ、できる範囲で研究しているので、この個体の鳴り方というのにとても興味があり、ちょっと不思議な鳴り具合なので、これから使って音の鳴りを確認していきたいのである。

2018年の終わりに、楽し気なヤツがやって来たなあ、と、ワクワクして、新しい年を迎えることができそうなのであります。

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Eduardo Delgado[エドゥアルド・デルガード]さんとの音の記憶

先日の求道会館でのライブでの、Eduardo Delgado[エドゥアルド・デルガード]さんとの即興セッションは、今まで経験した即興セッションの中で、最高のものだったと断言できる!!!

デルガードさんは、アルゼンチン出身で、4歳からピアノを始めて、かれこれ70年ピアノを弾いていることになる。クラシック音楽のピアニストであり、そんな彼の演奏家人生の中で即興セッションは勿論、他のジャンルの方とのセッションもほぼやったことがなかったとのこと。

エドゥアルド・デルガードさんのサイト

そんなピアノ界の至宝!とまで言われるデルガードさんが、俺とのセッションを快く受けてくれたのは、本当にありがたいことであり、これはまさに奇跡の即興セッションとなったのでありました。
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そして、その奇跡の即興セッション音源を、FM桐生の俺の番組で流すのを許可してくれたのだ!!!

本日19日(水)21時からのSpiral Grooveで全編を放送予定!!!

以下のFM桐生のサイトにてアプリでの試聴方法などありますので、ご参考まで。

FM桐生

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是非、多くの方に聴いていただきたいセッション!!!

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音楽は、本当に奥が深いなあと思え・・・、今まで歩んできた、お互いの音の記憶を紡ぎ合わせていく様でもあり、本当に至福の瞬間でありました。

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音楽の神様は、最後にショパンの曲を会場にいたみなさんと俺にプレゼントしてくれ、音の魔術とはまさにこの事か!!!という素晴らしい時間をみんなで共有させてくれたのだった。

そんな彼のプレゼントしてくれたソロ作品も今夜の放送で流します!

永久保存版と言っても過言でない、音の記憶がそこにあるかと思います。

今夜聴けない方は、再放送が日曜日の21時よりありますので、是非チェックしていただきたい。

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富士山からエネルギーを受けつつ・・・

12月11日は、友人でもある香風舎の宇佐見仁、中村香奈子のご両人と共に、富士吉田方面にある、霊泉を沸かしている素晴らしい湯治場に行って来た。

初霜となったのかそうではないのかは不明だが、朝陽を浴びて、自分としては初めての霜がとても美しく感じられ、プチ旅行の朝は、なかなかに充実した時間を過ごすことができた。f:id:dragontone:20181213223229j:image
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行く予定もしていなかった浅間神社にもお参りに寄ることに。鳥居の額には冨士山と書かれている。

この参道の並木のパワーが凄かった。ここを歩くだけでなにやらリセットされて行く感じである。
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目に映るもの全てが、黄金比になっているかの様に気持ち良く見える。

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正面に奉納されてあった大鈴は、なんと上州藤岡からのもので、「群馬じゃないか!!!!」と、何故か嬉しくなる。
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最近連れ歩いている土偶笛君を、霜柱の上で記念撮影。

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そして、2019年の旧暦正月には、今回、ご一緒したご両人との公演が、大宮の氷川の杜で開催が決まっている。

きっと、この富士山からの流れが、何かしらの影響を与えてくれる予感なのである。

なんと言っても、立春大吉ソロライブの翌日であり、それも旧暦元旦(新月)ときているので、非常に縁起の良い流れだなあ、と今更ながらに思う。

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ーーー以下、イベントページよりの転写ーーー

即興神楽衆 ウタマヒノツカサ の「響む(とよむ)」シリーズ10回目は、武蔵ノ国一宮 大宮氷川神社のお膝元、馴染みのある氷川の杜文化館にて執り行います。

節目となる10回目は、なんと改元が行われる年の旧暦元旦! まさに新しい時代の幕開けの日です。この節目の日に、ウタマヒノツカサの神楽祀りができますこと、誠に意義深いものを感じます。
この平成最後の旧暦元旦、皆様と共に、来るべき新しい御代を寿ぐ良き佳き祀り合わせをさせて頂きたいと存じます。皆様の御参集をお待ちしております。

宇佐見 仁 (うた舞)
石坂 亥士 (神楽太鼓 鳴り物)
中村 香奈子 (笛)

平成三十一年 二月五日(火)
開演十八時半〜 開場十八時
於 氷川の杜文化館 (大宮駅より徒歩15分)
前売 五千円 当日 五千五百円
お申込み お問い合わせ : 香風舎(宇佐見、中村) ko.fu.sha@gmail.com
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立春大吉2019

2019年は、亥年!!!

年男となる年でもあり平成最後の、立春大吉ソロライブ。

どのような音が生まれるか、楽しみであります。

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立春大吉 Solo Live」では、チケットの代わりに、このお札を渡すのが恒例となっている!!!

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このお札は、立春の朝にその年に決めた場所にお水をいただきに行って、その水で墨をすって書き上げる。

上野写真はイメージだが、もう少し素朴な場所で湧水をいただいてきております!

そして、書くときに多少の作法があるので、書ける枚数には限りがあるのだが、今のところ来てくれる方と、このお札の枚数は、絶妙なバランスを保っているのが、毎年興味深い。

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正直な話、演奏しているよりも時間はかかるし、エネルギーも使うのは事実なのだが、それがこのライブに良い形で反映されるのだと思っている。

 

この「立春大吉」のお札は、家の柱に貼ったり、神棚にあげたり、作法はあるのでしょうが、厄除の効果があるものなので、個人個人好きな様にしていだだければ、幸いです。

 

例年、ギリギリご来場のみなさんにお渡しできているのですが、予想外に大入り満員になった場合は、先着順となる可能性もありますので、ご了承ください。

 

幼少の頃から、こういった音の世界に触れて欲しいので、乳幼児も入場可にしております。子どもの鳴き声や叫び声もひとつの音でもあり、あまりに泣き叫ぶ様な場合は外へ行くなどの配慮はお願いしますが、会場に居合わせたみなさんで、その時に起こる事を共有できたら最高だと思っております。

 

暖房が入るといっても、家の様ではありませんので、外だと思って、防寒対策は各人でよろしくお願いいたします。

 

立春大吉 Gaishi Ishizaka Solo 

2019年2月4日(月・立春

会場:桐生市有鄰館煉瓦蔵

群馬県桐生市本町2−6−32

開場 18:30 開演 19:00

4,000円(当日券のみ・中学生以下無料/乳幼児可)

問合せ dragontone@gmail.com