今年は、ありがたいことに、お山参詣に行くことができた!
昨年は、大師匠ミルフォード・グレイヴス氏と師匠の土取さんのセッションのお手伝いで、京都に行っていたので、参加できなかったのだ。
登山囃子の太鼓の師匠である、高谷さんが、少し疲れると、太鼓を渡してくれてしばし交代して叩く。この雰囲気、やはり良いもんだ。
大好きな、登山囃子の神さまと呼ばれるほどの達人、相馬さんも健在!!!
髭が非対称という達人ぶりは、誰の追随も許さない!
この相馬さんと、30年近く前に白州のフェスティバルで出会って、お山参詣に通うようになったのだった。
なので、相馬さんが元気でいてくれるのは、本当に嬉しい!
道すがら、興味深い切断された軽トラに目を奪われながらも、行列は岩木山神社を目指す。
岩木山神社は、鳥居の正面に山頂を拝していて、拝殿でお祓いをしてもらう時、神前に向かうと、開いた扉の向こうにバッチリ山頂が見えるように造られているのだ。
この景色は、本当に凄いなぁ、と毎回感心してしまうのである。
旧暦の八月一日の御来光を仰ぐために、夜を徹してこの岩木山神社から山頂を目指す一団がいる。
登山囃子のメンバーの有志がここから、太鼓を担いで、笛を持って、すり鉦を持って登って行くのである。
岩木山は、霊山としても知られていて、試されるように登るのに根気のいる山とされている。
何度もここから登ったのだが、正直結構大変で、下山してくると、毎回生まれかわったような感覚になる。
今年は、友人のかなちゃんが八合目から登って、御来光の写真を送ってくれた!
雲で見えないかと思われていたその時に、一瞬の御来光が顔を見せてくれたのだとか。
来年は、是非とも岩木山山頂で、御来光を仰ぎたいもんである!!!