Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

静寂の中の喧騒と喧騒の中の静寂は、まさにその世界へ!!!

先週の土曜に開催された、FM桐生・Spiral Groove 10th Liveは、おかげさまで、無事に終了いたしました。ご来場いただいたみなさん、応援してくれたみなさん、出演者、スタッフのみなさん、どうもありがとうございました!!!

 

Spiral Grooveという音楽番組は、基本的には好きな音楽を放送しているのだが、食べ物と同じ様に、音楽にもお菓子やジャンクフードの様なものもあり、そればかり食べていると、身体を壊してしまうように、そんな音楽ばかりを聴いているとやはりまともな感覚ではなくなってくるということがある。

そんな、大師匠であるミルフォード・グレイブスが言っていたことに影響を受けて、自分の番組では、J-POPや和太鼓などは放送しないというコンセプトで、週一回の一時間番組を放送しているのである。

 

そんなSpiral Groove的には、本当に素晴らしいライブとなりました。

「セッションって、本当にいいなーーー!!!!」と大声で叫びたくなるような内容でした!!!!

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朝一で行われたのは、ピアノの大移動だった!!!

ありがたいことに、有鄰館の館長さんも、出動してくれ、男5人がかりで、なんとかピアノを事務所の奥から煉瓦蔵へと移動することができた。

砂利まじりのコンクリートの通路だとうまく進まないので、コンパネを敷いての大移動となりました。

 

コンパネの道と言った感じで、ピアノを運んだだけだが、やけにやり切った感覚をみんなで共有して、幸先の良いスタートとなった感じだった。

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Crystyal Dragonは、クリスタルボウルとテルミニのたんたんさんとのユニットで、完全即興スタイル。今回は、この桐生でたんたんさんのクリスタルボウルの水晶の波動と俺の大銅鑼や神楽太鼓のグルーヴを響かせる「Crystal Dragon」の音が桐生に響くというのが、なかなかに意味のあることだった氣もしていて、桐生という土地にとって良かった様に思う。まあ、有鄰館をホームとして使わせてもらっている俺にとっては、相当に良かったことは間違いない!!!

 

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TIME ASPECTのSEIDOさんと大南さん、相当な猛者でした!!!能ある鷹は爪隠す的な感じに、普段の物腰の穏やかな二人からしては、あり得ない変容ぶりが最高だった。

完全暗転の中で繰り広げられる、不穏な空気は、会場の空気を緊迫させ、一挙一音で、その空気感は変化していく。ピアノの大南さんの内部奏法で、不思議な音がピアノから響き渡る。TIME ASPECTの二人の作り出す世界は、ユーモアもありつつ、本物の即興感覚をもつ者独特な凛とした空気が絶妙なバランスで、客席と舞台との距離感を操作している様だった。

そして、最後の4人のセッションは、ゆったりいこうかと思っていたら、流れは激変!!!ガンガンの即興セッションへと・・・・

 

それは、大好きな世界。大南さんのピアノは、繊細な音を奏でつつも、攻めて来る。SEIDOさんのオープンリールのテープを引っ張りながらのサウンドパフォーマンスは、一瞬、会場の赤ん坊が泣いたのかと思うほどの意表をつかれ、ニヤリとしてしまう。

たんたんさんのクリスタルボウルは、通奏低音の様に、Spiral Groove 10th Liveという母船のエンジンの様に推進力となり、突き進んで行く。

 

表立っては、ピアノの大南さんと俺の神楽太鼓の楽器的攻防で、お互いの世界観の崩し合いとなり、「そっちに行きたいのだろうが、そっちには行かない!」「こっちどうですかー!」という感じで、非常に楽しい攻防が繰り広げれ、気がついたら終わっていた感じだった。

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ここまで楽しいスリリングな即興セッションを体験できるとは・・・。

本当に良かった!!!

音楽家で良かったなあ、と思える一夜となりました。

 

今回のために、番組スポンサーでもある伊東屋珈琲さんが、スパイラルブレンドを焙煎してくれました。そんな珈琲を飲みながら、13日のセッションを振り返るのも楽しい時間となっております。

 

打ち上げは、協賛してくれた、友人の居酒屋、「おち。」で、即興談義に花を咲かせました。

 

伊東屋珈琲さん、おち。さん、どうもありがとうございました!地元の繋がりって、嬉しいもんだなあと思います。