Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

Februarian FESTA in アトムCSタワー

旧暦元旦は、新橋のアトムCSタワーで、祝祭となりました。

それは、「御茶(ミサ)会」から始まった!!!

※写真は、KNOBさんのfacebookや、このイベント関連の投稿から拝借しております。

 

冒頭部分は、うさと座座長の山さんも出演しての場所開きで始まり、厳かな雰囲気へと空間が変化していきました。新たな解釈であっても、日本の文化の根底に流れるものを理解してその行為をする場合、古来から連なる「ナニカ」が発動するというのを体験できた貴重な機会となりました。

音・間・空気感・衣・所作・・・。

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冒頭の場所開きの後は、KNOBさんが中心となり、新たな解釈の茶の湯の世界が出現!!!

今回は、華道家の萩原亮大さんが空間デザインを担当してくれ、和紙や枝で、有機的な白い茶の湯の世界が創りだされておりました。

 お手前の間を埋める様に、空間に音を置いて行く様な響きの場を作り、お茶席が進んで行くのが、やけに気持ちよい感じで、お運びは男性陣が担当し、最年少は3年生の草吉。子どもがひとり入るだけで、また広がりも出て、とても良い感じの御茶会となりました。

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意図してかせずか、掛け軸を背にして、ディジュリドゥを吹くKNOBさん。百合の花、魂宮時君と俺が両脇に控えて、絵的に絶妙なバランスとなっていて、非常に興味深い。

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うさと座ライブは、初めての共演となるカリンバのBUNさん、そして、後輩のチャッキリも参加しての即興ライブ。始まりは、魂宮時君の居合いの型から始まる硬派な感じで、次には、うさぶろうさんがチャッキリと BUNさんの音をバックにチャントを唱え、祈りの空間が出来上がっていく。

基本的に、即興感覚を共有できるメンバーだったので、スリリングでもありつつ、楽しめたライブとなりました。

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今回の為にうさぶろうさんが新調してくれた衣装が、なんとも良い感じで、着心地もよく、空間での見え方も絶妙で、トータルで、このイベントを引き締めてくれていたなあ。と!!!

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三部の祝祭では、草吉との即興DUOも!!!

草吉用にも作ってくれていて、いつの時代のイベントなのか分からない感じが素敵だと思えるワンシーンとなりました。

小さい頃から、こういった場を作ってもらえるのは、本当にありがたいことで、本番でしか学べないことがあり、その経験を蓄積しているので、今後なかなかに楽しみな演奏家となるかもしれません。

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最後は、集合写真、やけに盛り上がっております。

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ご来場いただいたみなさんをはじめ、この素敵なイベントを提案してくれた、うさぶろうさん、このイベントに関わってくれたみなさんに、心から感謝いたします。

どうもありがとうございました。