いつ来ても桐生川には、清らかな水が流れている。
自分の家では、この様なことはしなかったので、知らなかったが、キュウリが馬で、ナスが牛という風に見立てて、ご先祖様がキュウリの馬に乗って迅速にやって来て、ナスの牛に乗って、ゆっくりと帰って行くということだ。
ちょうど、川を挟んだ辻の傍らにご先祖様の乗り物が飾られていて、お盆の名残も感じる石鴨地区でありました。
まずは、みんなで社務所の掃除を!!!
子どもたちは、遊びながらも、自分たちで使わせてもらう場所を自分たちで、掃き清めていく。そんな基本的なことだが、日常生活の中では、学校では掃除の時間はあるが、リアルな掃除というのは、なかなか体験できる機会は無いように感じる。
そんな基本的なことを体験できる場所というのは、貴重だと言えるかもしれない。
何ができるか、一応確認する。みんなそれぞれ好きな楽器を選んで演奏してみることに。
今までは、恥ずかしがってやれなかった事が、だんだん出来るようになってくる。
この「かぐらだぶらプロジェクト」は、畑に種を蒔くような作業でもあり、地中の種の変化は目に見えて分かりにくいが、芽が出てくると、その変化が見えてくる。
ちょうど4年を経過した今、少しずつだが、その成果が現れ始めているようで嬉しい限りだ!
梅田の地元で床屋を営むモーリーが昨年に続いてギターで参加してくれて、雰囲気を盛り上げてくれる。
なんと、最前面で演奏することになったが、やけにハマっていて、良い感じだった!
高峯君の山の神的炎の舞が、暗闇を照し出す。やはり炎のエネルギーというのは、凄まじい!!!一気に世界が儀式的空間へと変化して行く・・・。
来年還暦を迎える、ざくろさんのいぶし銀な踊りが、篝火に照らし出されて、炎を操っている様で、なんとも印象的に、須藤亜弥子ちゃんが、切り取ってくれている。
対面での神楽太鼓のDUOを、中学生の大悟とやっていたら、気がつけば、ざくろさんバッチリな所に出現しておりました!!!
さすが、やるなー!!!!と言う存在感を放ってたなぁぁぁ。
藤生さんのお宅から電源を引いてきているので、電力の容量に限りがあり、そんな中ではLEDの照明が省電力で威力を発揮してくれた様だ。
結果的に、炎とLEDの照明の取り合わせが、とても効果的な取り合わせとなったのでした。
闇に炎、の中で演奏したり踊ったりできる環境は、今は本当に貴重で、ありがたい限りであります。ご来場いただいたみなさんをはじめ、関係者のみなさん、多大なサポートで支えてくれた石鴨の藤生さんに、心から感謝いたいします。
「石鴨宵神楽」、石鴨の夏の風物詩となるか、否か!?
来年も計画していきたいと思っております。
以下のリンクの、かぐらだぶらのブログで、準備含め、多くの写真(撮影:須藤亜弥子)を見る事ができます。