昨年もお世話になった、常葉工房の青木さんに面倒みてもらい、立春大吉ソロライブ用の和紙を漉いてきた!!!
縁起良くも、旧暦元旦その日の午後だった。
今年は、旧暦元旦が土曜日だったので、ついついライブやワークショップなどを企画してしまいそうになったが、そこは、じっとこらえて立春の日に照準を合わせる。
今年で、立春大吉ソロライブは、10周年となる。その節目の年に、自分で漉いた和紙で立春大吉のお札を書く事ができるのは、本当にありがたい限りだ。
このマシンで、和紙の原料になる楮の繊維を粉砕するらしい。。。
無駄のない機械の構造美に、しばし見入ってしまう。
マシンから排出されたものを、和紙を漉く船に入れて、攪拌する。
この時にトロロアオイの根を潰して水に浸けて出来たトロミ成分を入れる。これが、びっくりするほどに、トロトロしている。根っこを水に浸すだけで、これほどのトロミが生まれるのには、唖然である。
そんなトロロアオイの液を水に混ぜて、楮の繊維を手で混ぜるのだが、青木さんは、混ぜる時の音で濃さが分かるとのことで、その音の感覚も、不思議と気持ち良いものだった。
これで準備完了で、和紙を漉いていくのだが、すくって、始めは小刻みに揺する等々のちょっとしたポイントがとても興味深い。
全ての工程が、普段やらないことなので、とても楽しい。
ライブのチケット代わりに、ここまでやる必要があるのかないのかは、置いておいて、自分としては、とにかく良い方向へしか進んでいないと思えてしまうのである!!!
今回の立春大吉ソロライブは、自分でも、とても楽しみな演奏になる予感がしている。