先日、家庭菜園を借りた。
10坪の畑なのだが、運良く角だったので、その縦横の周辺も自由に使っていいという、なんとも嬉しい条件。
一年ほど、使っていなかった場所らしく、まわりには、しっかりした太い草の茎部分が結構な量あり、炎によって小さくなってもらった。
基本的に、屋外で火を燃すのは駄目らしいが、有機的な草なので、まあ、良いだろうと。。。
畑を見れば、先日植えたジャガイモの種芋から芽が出現していた!
結構嬉しいもんで、作物を育てる方の気持ちが少し分かった氣が・・・。
普通にジャガイモを買って、食べるだけなら、芽が出ても嬉しくはないのだが、土に植えると芽が出るのが、これほど嬉しいのには、驚いた!!!
今、読んでいる自然農法という本には、種を蒔くことを「種をおろす」と言う。
これを読んで、妙に納得してしまった。
神楽師をしている賀茂神社の神楽の中に「稲荷山種蒔きの舞」という幕がある。
この時に、「お稲荷さんが、天下って、五穀の種をおろすんだと!」という台詞がある。神様だから、おろすという特殊な言い方なのかと思っていたら、自然農法でも、同じ言い方をするのに、ジグソーパズルのピースがはまった感覚となったのだ。
素人のなんちゃって自然農法ではあるが、本日は、かぶの種おろしをしてきた。新月に蒔くのがいいらしいが、蒔く時期と蒔きたい時にひとまず蒔いておきたかったのだった。