Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

ジャガイモの芽が・・・

先日、家庭菜園を借りた。

10坪の畑なのだが、運良く角だったので、その縦横の周辺も自由に使っていいという、なんとも嬉しい条件。

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一年ほど、使っていなかった場所らしく、まわりには、しっかりした太い草の茎部分が結構な量あり、炎によって小さくなってもらった。

基本的に、屋外で火を燃すのは駄目らしいが、有機的な草なので、まあ、良いだろうと。。。f:id:dragontone:20200407224042j:image

畑を見れば、先日植えたジャガイモの種芋から芽が出現していた!

結構嬉しいもんで、作物を育てる方の気持ちが少し分かった氣が・・・。
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普通にジャガイモを買って、食べるだけなら、芽が出ても嬉しくはないのだが、土に植えると芽が出るのが、これほど嬉しいのには、驚いた!!!
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今、読んでいる自然農法という本には、種を蒔くことを「種をおろす」と言う。

これを読んで、妙に納得してしまった。

神楽師をしている賀茂神社の神楽の中に「稲荷山種蒔きの舞」という幕がある。

この時に、「お稲荷さんが、天下って、五穀の種をおろすんだと!」という台詞がある。神様だから、おろすという特殊な言い方なのかと思っていたら、自然農法でも、同じ言い方をするのに、ジグソーパズルのピースがはまった感覚となったのだ。

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素人のなんちゃって自然農法ではあるが、本日は、かぶの種おろしをしてきた。新月に蒔くのがいいらしいが、蒔く時期と蒔きたい時にひとまず蒔いておきたかったのだった。

大したことはしていないが、個人的には、今年中止になってしまった、賀茂神社の春の例大祭に想いを馳せたのでありました。