今回決まっていたのは、夏至の日の朝4時に琵琶湖の源氏浜に集合する事だけだった。
結局この旅は、水の巡礼だったのかもしれないと、諏訪大社前宮へ今朝行ってみて思った事だ。
今までの工程では、晴れ渡る中での響きだったが、前宮に着くと雨粒が大きくなり、傘をさしてのお参りとなった。
苔むした巨木の幹は、水を含んその緑がなお生き生きしている。
神域から湧き出る霊水もかなりの冷たさで、一気に何かをリセットしてくれる感じがある。
少しの時間だが、グンタとシンギングボウルボウルを響かせたが、その時は、雨の勢いが増して、空は薄暗くなっていた。
この前宮の水の記憶を音に転写したく、霊水に浸ってもらう。
気がつけば、雨が上がり、青空が!!!
空模様がとても速くて、一気に晴れ晴れした空へと変化して、しばらくしたら、また雲が立ち込めて梅雨空へと戻っていった。音を響かせ終わったら、上空の風によって青空を見せてくれ、またもとに戻っていくという、この短時間に、ある意味大自然の摂理を体験できたのは、「この感覚を大切にしろよ!!!」という、
前宮の神様からのメッセージのようにも思えてならない。
雨の上がったほんのひと時、小さな花がキラキラしていた。
夏至の琵琶湖源氏浜→貴船神社奥の院→藤ヶ崎龍神社→諏訪大社前宮と続いた水の巡礼は、明後日の夏越ノ大祓へと続いていくことは、間違いないだろう。
この自粛ムード覚めやらぬご時世ではありますが、必然的に行われることになっていた感覚があり、自分の中では、夏至の前日からの一連の流れが、全てこの夏越ノ大祓へ集約する氣がしてきるのであります。
この時世なので無理なお誘いはしませんが、自分の公演としては、近年にないスタイルに挑戦してみようかと思っておりますので、ピンときたら、是非、夏越ノ大祓へおいでください!!!
夏越ノ大祓 -水炎-
2020年6月28日(日)
開場 13:30 開演 14:00
会場:桐生市有鄰館酒蔵
入場料 4,000円(予約不要/小学生以下無料)
問い合わせ dragontone@gmail.com