Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

スンダのゴングがやってきた・・・

若い頃、何度となく見に行っていたので、7月31日、8月1日の両日は、岩手県早池峰神社例大祭が開催されるということで、不思議と覚えている。

今年は、早池峰神社例大祭でさえも、神事のみで、神楽は上演されないらしい。

 

そんな7月31日は、ここ最近では一番動き回った氣がする。

朝一からは、練馬区の保育園で子どもたちに荒馬の踊りを教えて、その後、港区の幼稚園と保育園へ、ワークショップの打ち合わせのはしご。

今の段階では、8月の下旬あたりから動きが出てきそうな感じだ。

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そして、その後は、なんと登戸の近藤さんのスタジオに。。。

先日のライブの後、近藤さんの持っているゴングを使ってみないか!?というお話しをいただいたのだ。金属打楽器は、大好き過ぎるので、「それは、もう是非!!!」

という事で、スタジオにお邪魔させてもらったのだった。

今後の素敵な構想の話も膨らんで、絶妙なタイミングで出会えたことに、本当に音楽の神様に心より感謝である。

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近藤さんの友人の家に預かってもらっていたので、長いこと使われていない雰囲気のゴングたち。。。

昨日8月1日は、強い太陽が照りつける猛暑日だったので、河原に持っていって、水洗いを試みてみたのである。

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埃をかぶっていたゴングが、水洗いして、まさに水々しく見える!!!

作られる過程でできる槌跡というのだろうか、叩き出してできる金属の凹凸が、なんともたまらない表情である。
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暑過ぎてしかたないが、なんだか楽しくて、ワクワクする時間だ。
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彼らの出身地は、西ジャワのスンダということだ。近藤さんの友人の音楽家たちを呼んだ時に、持って帰りたくないからということで、近藤さんが譲り受けたんだとか。現地の方から近藤さんへ渡り、そして俺に。
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今後の音のバリエーションを予感させるゴングたちが、早池峰神社例大祭の日にやって来たという事だ!!!

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夜空を見上げれば、何匹もの龍が月のまわりに集まって来たような光景。。。

これから、また何か新しいはじまりを予感させるゴングたちと夜空だ。