Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

神楽ノ音の世界観

9月8日に開催する、螺旋のグルーブ「神楽ノ音」。

メインの螺旋のグルーブは、常に使っている題で、副題としてその時のライブのイメージを伝えることにしている。

今回は、「神楽ノ音」。

今年に入り、何かの組織に属している場合や、多くの方々が関わる場合、個人的な思いだけでは動けないという事を強く感じた。自分の入っている神楽の保存会でも春祭りでの神楽の奉納は中止となり、毎年奉納演奏させてもらっている石鴨天満宮の春祭りでも神楽太鼓の奉納はできなかった。

逆に、演奏活動的には、良い仲間が集まっているので、会場の問題さえ解決すれば、集客的な問題はあるにしろ、気持ち良くライブを行うことができる現実があるんだ、ということがハッキリした。

今回の「神楽ノ音」は、個人的な秋の例大祭的ライブとなることでしょう!!!

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以前、バリ島の法具グンタという鐘のことを、ブッダ派の高僧さまから聞いたことがある。

「グンタを鳴らす意味は、自然のエネルギーは、形にできないが、それを感じやすくしている。どこの宗教でも鐘を使うが、この世にある自然のエネルギーは現しにくいので、鐘を通して現している。そして、自然の中の柔らかく繊細な核のようなものを表現している。グンタを鳴らしている時は、自然の象徴の音、倍音を継続して鳴らすのが大切。」

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この感覚は、倍音を継続して鳴らす神楽太鼓やゴングにも共通している。この高僧さまの言葉は、自分に多くの事を示唆してくれている。

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海や空の様な大きな自然もあれば、草花や虫の世界の様な小さな自然もある。

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非日常の世界観を「神楽ノ音」としてお届けしたいと思っております。

ライブ配信も有料ですが予定してますので、遠方の方もご興味ある方は、是非よろしくお願いします。詳細は未定なのですが、決まり次第お知らせします。

以前の記事は以下のリンクにて!!!!

dragontone.hatenablog.com