最近は、畑での野草や野菜の成長やバランス関係を興味深く観察している。
昨日、フッと思ったのだが、2年目に入って、自分の哲学というかやり方で、思いのままにやってみて感じたのが、アルバム作りというか、演劇の音楽の様なサウンドデザインに似ているんだなぁと腑に落ちたのだ。
野草の花が野菜と共存している感覚が、なんとも氣持ち良い。植物の造形は、理にかなっていて無駄がないので、とにかく美しく目に映り込んでくる。20坪ほどの小さな家庭菜園の中にでも、自然の循環とバランスがあり、自分の構想だけではなく、そこに生えてくる野草との関係等が影響してくるのが、とても面白い。
花が咲いていると、なんとなく残してしまうが、時には切ったりもする。そして、それらは鋏で細かく刻んで草マルチに!ちょっとた循環が楽しみのひとつなのだ。
昨年、蒔いたはいいが、無反応だったトマト。今年も難しいかもしれないと思っていたら、数日前に見事に発芽していた。
種というのは、本当に興味深いもんである。
昨年から、不思議と氣の合う友人となったパン屋さんのご主人から、今年はこれで最後とのことで、カラッカラに干し切った大根をいただいた。干し切ると、大根の旨みのみが凝縮されている感じで、昨年、その方法を教えていただいいたのだ。と言っても、とにかく干す!!!ということだけなのだ。
この大根を、一晩水で戻して、生醤油に3日ほど漬け込むとこれがまた絶品なのだ。
風の杜という、そのパン屋さんは、材料にこだわって、安心で安全なものを使用している。それだけではなく、とにかく美味しい!!!
あんぱんは、自分史上最高の一品だ。ここのあんぱんより美味いのは食べたことがない。なんと言っても、毎回同じではなく、その時に最高のものが店頭に並んでいるのが魅力でもある。
彼は言う「発酵は、官能です。」
なんとなく、即興演奏にも似ている様な。。。
菜の花のシーズンは終わったが、のらぼう菜が、まだ収穫できるのが嬉しい!!!