Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

打・演・奏 Da-En-Souという集いの可能性

公演をする時、自分の場合は起こり得る可能性の最大限を予想して、こんな風になるはずだ!!!ということを伝える様にしている。

しかし、今回の公演に関しては、未知の部分が多過ぎて、起こり得る全体像をイメージすることすら難しい印象なのだ。

勿論、良い意味で創造する力やエネルギーが膨らんでいくことには間違いないのだ。

ネットで検索できる映像も多過ぎて、公演一週間を切って、ようやくそれぞれを理解しやすい動画を選べた次第。

このセレクト、なかなか良いのではと個人的には思っているので、是非チェックしていただきたい!

ありがたいことに6月5日、6日ともに、ここに来て予約が入ってきており、あと数名でキャセル待ちとなってしまう状況となっております。詳細は、以下リンクにて!!!

打・演・奏 Da-En-Sou!!! - Dragontone /石坂亥士

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通常、自分のことはあまり説明的なことは避けてきているが、今回は少しだけ補足しておきたい。自分の中で演奏活動は、ソロ演奏、他者との共演、子どもたちへのワークショップの、三つに分類している。

この中で他者との共演として、演劇の音楽というのもある。実は、自分の仕事の中で、世界的に評価されているのは、この演劇の劇中音楽なのだ。

2011年に、カナダのトロントで行われた多国籍演劇集団「Ahuri Theatre」の演劇公演 「或る阿呆の一生」に音楽家として参加し、2012年には劇中音楽で、ド ラ・アワードインディペンデント部門最優秀サウンド・デザイン賞を受賞することができたのだ!

現地では、最優秀作品賞、最優秀演技賞他、主要6部門全てにノミネートされ、大快挙で相当盛り上がっていたらしいが、日本に居るので、今ひとつ実感が湧かないのが事実だったが、一応、プロフィールには書くようにしているのだ。

自分でも感じていることだが、この演劇の音楽の様に、絶妙な客観性を持って音を創造していく作業が、向いている様なのだ。

今回の公演は、まさに演劇の音楽に近いが、それにホッピーさんとの音の創造というか、やりとりが追加されることで、より楽しんで舞台に立てるのが嬉しいところなのだ。

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bits Japanese magazine-vol.10,インタビューページ

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