Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

楽しみすぎる即興セッションが実現する!!!

自分の音の追求はひたすらに続いているのだが、ここ近年強く思うのは、ワクワクできるセッションができる相手と、いかに出会えるか!!!なのである。

昨年の暮れには、かなり近い存在である群馬の兄貴こと、小林さんが奏でるというか、音叉の魔術師的奏法でセッションをしてみたら、これがまた即興スピリットの塊のようで、かなり白熱したセッションをすることができた!

そして、2023年の叩き初めとなった、フィンランドのドラマーである、アールネくんとのセッションも、世代を越えた可能性を感じることができて、とても充実したセッションとなったのだ。

 

そして2月末には、Hi-Ringoさんとの即興セッションが実現する運びとなった!!!

自分好みの即興は、迷うことなく自由に音を追求するというものだ。

例え、ぐちゃぐちゃになってしまっても、こじんまりまとまらない方がいいと思っているのである。

このHi-Ringoさんは、俺の好きな即興演奏家のスピリットをその内に秘めていると思っていたのだが、昨年12月に行われたヒカルランドの12周年記念イベントでセッションした時、その思いは確信に変わったのである。

彼の音を聴いて、思わず「ニヤリッ」としてしまったのだ。

自分がそんな反応をしてしまったのは、ギタリストの塩島光弘さん、クリスタルボウルのたんたんさん、トランペッターの近藤等則さんの三人のみだ。

ここにきてHi-Ringoさんが現れたのが、とにかく嬉し過ぎて、セッションをお願いしてしまったのである。

 

Hi-Ringoさんは、回を重ねるごとに目まぐるしい解放度となっており、この2月のセッションは、相当なことになる予感しかない。

とにかく自分の興味の追求として、是非ともセッションしておきたいのである。

彼の音との相性を考えて、神楽太鼓にプラスして大銅鑼や合わせてみたい楽器を積み込んで、いざ神楽坂へ!!!!なのである。

凄い題名が付いていて、これまたビックリ!!!

「眠れる獅子の超覚醒」とはいかに!?

自分の中の眠れる獅子が超覚醒する可能性大ということか・・・。

 

とにかく、超楽しみなセッションであることは間違いないのだ。

俺とHi-Ringoさんの共通点は、おそらくブレーキは踏まないことだろう。

ブレーキの無い車に乗って、アクセルだけ踏み続けるとどうなるのか!!!???というセッションになる予感がするが、それが超覚醒への扉をぶち開けることになるのかもしれない。

詳細は、以下リンクにて!!!

hikarulandpark.jp

NEW YEAR SESSION @ the GROOVE TAKASAKI

1月6日に、アールネくんと無事に対面を果たすことができた。初対面だが、オンラインでのやり取りをしているので、初めて会った氣がしない。

セッションの前に、少しだけ身体の使い方などのレクチャーをして、いざ高崎へ!!!

ライブハウスで演奏する機会はほぼ無いので、バックステージパスがかなり新鮮で嬉しい。

ちょうど満月の前の日で、ほぼまん丸お月様が見届けるかのごとく現れていた。

会ったその日に、即興セッション!!!!

それは、もう最高だ!!!

やはりどんなレッスンよりも、一回の本番から得ることのできるものが、大切だと思うのだ。

ライブの写真は、石原ミチさん撮影。

最初は、アールネくんのソロから始めてもらって、そこに俺が加わることにした。少し緊張もあったようで、少し違和感を覚えたので、ぶっ通しでやるのは止めて、挨拶をする流れに。。。

ワンブレイクしてからの流れは、とても良かった!!!

あっという間の1時間だった。

とにかく楽しい白熱のセッションとなったことに間違いはない。

音響さんと照明さんのセンスが素晴らしくて、違和感なく、とてもやりやすかったのだが、後からオーナーの澤村さんに聞いたところ、最高の音響さんと照明さんをこの日は頼んでくれたとのことで、彼の心意氣に感謝である!!!

打楽器同士の即興セッションは、ある瞬間は、お互いの存在が入り乱れてその場にある様な不思議な感覚もあったほどで、音響と照明の効果がかなり出ていて、ライブハウスの概念が一変した夜となったのでありました。

オープニングアクトの新井くんと二胡の秋山さんと澤村さんと記念写真を!

和太鼓になってるが、まあ、次回は神楽太鼓にしてもらおう・・・・。

ご来場いただいた皆さんをはじめ、スタッフ関係者の皆さんに、心より感謝いたします!!!

内容が充実していただけに、打ち上げは盛り上がり、アールネくんの次回の来日の話まで膨らんで、今後の楽しみが増えた夜となりました。

 

2023年始まる

一応、初日の出も見る事ができたのだったが、氣がつけば、もう4日だ。というかすぐに5日になろうとしているが・・・・。

正月だからかどうかはさておき、初日の出から始まり、夕陽、古井戸、珈琲をドリップした泡等々、丸いものをよく目にしたここ数日。

元旦は、氣合い入れて親子で飛んでる写真を!!!

野菜に正月も関係ないので、本日は淡々と野沢菜の収穫をして洗って、漬ける準備を進める。3時過ぎると、かなり冷たい風が吹き始め凍りそうな冷たさにビックリだったが、なんとか洗い終えることができた。

そんな充実感の中、最近行きつけの珈琲屋さんへ行ってみたら、衝撃のパッケージと対面してしまったのだ!!!

「Dragontone Coffee / Gaishi Ishizaka Blend」

俺のサイトの画像から、勝手に作ってくれたという店主さんの粋な計らいに、嬉しビックリな正月4日の出来事でありました。

子どもの一歳の誕生日でもあり、かなりなギフト感でありました。

それでは!!!という事で、インド・コロンビア・エチオピアの三種類の豆をブレンドしてもらって帰ってきたのである。

嬉しいかな、とても良い味なので、今後の展開に期待していただきたい!!!

そして、なんと言っても2023年の最初のセッションとなる、the GROOVE TAKASAKIでのライブが6日に控えている。

急遽、二胡演奏家・秋山さくらさんの出演が決まった。

俺たちのセッションは、21時始まりになる感じだ。

新年を祝う、音の祝祭!!!

NEW YEAR LIVE SESSIONでお会いできるのを楽しみにしてます!!!

音楽を介して、創造していける空間というのは、本当に大切だと思うのである。

詳細は、以下リンクの以前の記事にて!!!

dragontone.hatenablog.com

2022年大晦日

晦日は、あっという間に過ぎ去っていった感じだ。

ばら蒔きの畑の、大根の収穫をしに親子で出動!!!

霜も降りて入るが、まだまだ美味しく食べられるので、ありがたい限りである。

収穫に目覚めてしまったのか、大量の大根を「これでもか!!!」と背負う。

なかなか素敵な後ろ姿を披露してくれた。

結構な重さのはずだが、ガンガン運んでいく。

そして、自転車のかごは大根で満載となり、かなり良い雰囲氣を醸し出し始めたのである。

せっかくなので、近くの友人へ配りに行くと、わらしべ長者的に、餡子をもらったり、蜂蜜をもらったり、繋がりの面白さを感じつつの嬉しい大晦日となったのでした。

専業ではないが故に楽しめるという、自作自然栽培の野菜が身近にある生活は、楽しくもあり豊かなんだと思うのである。

畑の野菜としては、大晦日も新年も無いので、新年は野沢菜を漬物にしたいところである。

 

年内にやらねばならない事が。。。

撮った覚えの無い、ウルトラマンの写真が5枚ほどアルバムに・・・。

娘が撮ったものだが、構図が自分には無い観点なのと、不思議に面白いので記録として残しておこうかと。

中二の甥っ子の影響で、ウルトラマンの魅力に開眼してしまい、彼のウルトラマンを拝借しつつ、自分のモノもかなりの量コレクションして、へービーローテーションで遊び倒しているのである。

よく見てみると、今日はタロウを中心にした親子関係を集めているらしい。

夏前にもらってきた蓮の花托を金魚の入れ物の上に置いているのだが、朝、何やらキラリと光るものが目に入った。

この種の入っている穴も、撥水効果があるらしく、湿度が高い夜だったのか水を集めていてビックリだった。綺麗なもんだなぁとしばし観察しつつ、金魚に餌をパラパラと。

年内にやらねばならない事は、ひとつの畑を終えるということなのだ。コロナ騒動が始まった年に借りた家庭菜園を返す事にしたのである。約3年やってみて思ったのは、夏を越したあたりから、雑草と野菜のバランスが折り合いをつけ始めてきて、なんだか雰囲氣が良い感じになってきたのだ。

いろいろな方法があり、正解はないと思うのだが、畑の作り方で何氣にその人その人の性格や思考が反映されている。土を剥き出しにした既存のやり方の方がほとんどなので、俺の畑だけ、砂漠の中にあるオアシスに見えてくる。

来年あたりから、かなり良い感じに展開していきそうだが、ものには潮時というのがあるようで、今年で、ここからは撤退を決めたのだ。

土取さんからもらってきたコンフリの葉っぱが、陽の光に照らされると宝石の様にも見えてくる。

このコンフリは、中央でパワフルに葉を生い茂らせてくれているこの畑の帝王的存在に成長してくれた。葉っぱは天麩羅にしても美味しく、枯れた葉は、良い肥料にもなるらしく一石二鳥な存在なのだ。

ここに置いていくわけにもいかないので、移植することにしたのである。

大きいので、俺が持てるギリギリの重さだったのにはビックリだったが、上手いこと移植できそうだ。

枯葉を肥料用に切って集めていたら、綺麗な虫が出てきた。

繊細な羽に光が当たると、とにかく美しくて、作業を止めて観察することにした。

調べてみたら、カオマラクサカゲロウという野菜にとっての害虫を食べてくれる俺たちにとっては素敵な虫らしい。

どうやら、てんとう虫も越冬のため、コンフリの葉の間に隠れていたようで、とうみんの邪魔をしてしまって申し訳なかったが、他の場所をみつけることだろう。

この畑をやった事で、野菜への見方が変わって、野菜と自分の距離が近くなった感じがしている。

結局は、あまりこだわり過ぎずに、こだわるところはこだわりつつ、自分に合った方法を模索していくのが面白いと思うのである。

俺の場合は、一番しっくりきているのは耕さない方法かもしれない。まあ、失敗の方が多いが、それはそれで面白いので、今後は、第二ほったらかし農園と、新しく開墾している畑で、色々と試していきたいところだ。

最後の畑で、最後のチゲンサイの葉っぱの穴に太陽が見事にハマった!!!

娘と二人での撤収作業だったので、記念写真を撮ろう!ということでセルフタイマーでパチリッと。

自分の決めポーズは、やはりウルトラマンだった。

そして、収穫したチンゲンサイは自分で担いぐと、せっせと運ぶ後ろ姿が何氣にたくましく見える。

きっと一枚の葉に、全てが集約されているんだろうなあ・・・・。

 

素敵な畑時間を過ごせた事に感謝!!!


















 

 

冬至明けの新月に赤城山へ!!!

冬至と言えば柚子湯だ!!!

今年の冬至は、ありがたい事に、石鴨の藤生さんからわけていただいた柚子を大量にお風呂に投入!!!!

風呂は古いスタイルなので、狭くて足も伸ばせないが、入れるだけありがたい。いつも、糸魚川で拾ってきた薬石と富士山方面で拾ってきた溶岩を入れて入っている。

最初は、薬石のみでも相当温まる感覚だった。その後、溶岩を追加したら、もう温泉という感じで、日々楽しんでいたのだったが・・・・・。

柚子を入れたら、もう本当に温泉の様に身体が温まるのにはビックリだった。

古くから、冬至には柚子湯!!!というのが分かった氣がしたのである。

今まで、これほど温まる効果を体感したことはなかったので、柚子の量も関係あるのかもしれない。

実は、今日も同じ様に柚子湯にしてみたのだが、冬至の夜の様な感覚はなかったので、冬至の柚子湯というのはやはり特別なのかもしれない。

そんな冬至明けの23日の新月の日は、大切な約束を果たすため、一路赤城山を目指していた。

夏至の時に、音叉の音を録音する話があり、そんな夏至からの流れが冬至の翌日の新月に実現したというのも、なんだか面白く、かなり良い流れに思えるのだ。

目を疑いたくなるほどの、凄まじい数の音叉が準備されていく。。。。

かと思えば、愛犬コマちゃん同伴というかなりリスキーな状態を創り出す小林さん。

素敵すぎる・・・・。

かなり色々な音叉があることにも、興味津々だった。

本来なら音叉単体で録るべきなのだろうが、セッションスタイルの方が今回は良いと思い、レコーダーの距離で上手いことバランスとれる様に試行錯誤してみることにしたのである。

夏至の時に音を聴いた感じで、余韻の長い低音系のものが合うと感じていたので、大銅鑼や、シンギングボウル等を用意しつつ、低音の出るジンべも持って行ったのだ!!!

イスラエルから帰国していたミサコちゃんが、見届け人的に参加してくれて、三人と一匹での録音が始まったのでありました。

小林さんのスタイルがまた素敵だった!!!

ミサコちゃんに音叉を穴の空いた台に適当に刺してもらって、それを鳴らすという超人的感覚とセンスに脱帽。

ミサコちゃん撮影の、この2枚、かなり素敵な雰囲氣で、小林さんがかなり神々しい!

結果的には、昼下がりからの即興セッション一発録りで、約1時間のライブ録音となった。

即興セッションとしても、冷静にみて、相当に深い部分での白熱のセッションになった印象だ。

まさかに、ここにきて、ここまでの即興セッションを体験できるとは思ってなかったので、ある意味天からのギフトの様な時間でありました。

陽が沈むと景色と温度が一変して、外に立っているのは厳しいほどだったが、木々のシルエットと空の色がとにかく美しかった。

山小屋の薪ストーブの暖かさで、ようやくリラックスムードとなり、ホッと一息着いた感じだった。

まあ、なんと言ってもコマちゃんが凄かった!!!

演奏の切り替わるタイミングの時にひと唸りして、ひと鳴き入れたのみで、あとはよく聴いてくれていたのには驚いた。

そういえば夏至の時には、この同じ場所で夏至点をまたぐ形で神楽太鼓を演奏したのだが、なんと夏至点の時間に人鳴きしたんだったなあ・・・。

何氣に、コマちゃんがコントロールしていたとも言えるかもしれない。

翌日の夕陽は、家の近所で見たのだが、未だ小林さんとのセッションの余韻を感じている。

今回の音源は、ベストな形で発表されるのだと思うのだが、ザックリ確認してみても面白いアルバムになる予感しかない。

俺の印象では、音叉の音が星に感じられて、目の前に宇宙の音が降って来た様で、音に迷いが無いがゆえに、音の持つ本来の効果が発動されているのだと思えるのだ。

 

しかし、今回一番驚いたのは、こんな身近に即興セッションできる人が居た!!!ということだ。

即興に生きる人間にとって一番嬉しいのは、共に即興セッションできる人と出会えることなので、2022年のラストに来て、この出会いは本当に嬉しいの一言だ。

そして、23日の翌日は、なんと雪が降るという天候。。。

ベストなタイミングでのセッションだったんだなぁ、と素敵な出会いに感謝である。

これは、来年が益々楽しみになってきた!!!

 

 

立春大吉 2023

毎年、このソロライブを起点に演奏が動き始めていき、大切に育てているというか、来てくれている皆さんに育ててもらっているという重要なライブ「立春大吉ソロ」2023年も開催が決定!!!

例年、ハガキサイズでのお知らせにしているのが特徴かもしれない。

そして、儀式の様にお札に「立春大吉」と書くのが、このライブの一番の大仕事なのである。そのお札も数年前からは、和紙から漉いているので、雰囲氣だけはなかなか良い感じなのです。

ひとまず、日程のお知らせまで!!!

氣になる方は、日程の確保をよろしくお願い致します!

 

f:id:dragontone:20221223081111j:image

立春大吉ソロライブ

2023年2月4日(土)

開場 18:30 開演 19:00

会場:桐生市有鄰館煉瓦蔵( 群馬県桐生市本町2-6-32 )

チケット4,000円( 中学生以下無料・乳幼児歓迎 )

予約・問合せ ishizakagaishi@gmail.com