Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

暮れる亥 -Kureru Inoshishi-にて完結!

2019年、亥年は、いろいろな事があった。 その締めくくりとなる、「暮れる亥-Kureru Inoshishi-」を無事に終える事ができた。 今年のラストの暮れる風景を、富士山も入れて撮ることができた。 まさに、こんな感じな即興セッションだったと思える。 夕刻から…

立春大吉2020

毎年恒例となっている、立春大吉ソロライブ、2020年も開催!!! 地元、桐生市有鄰館は、演奏活動のホームとしている場所でもあり、個人的に年間の演奏予定の中でも特に大切にしているライブだ。 立春の朝、湧き水を汲みにって、その水で簡単な作法にのっと…

暮れの空気感

深夜、外に出ると、初めて暮れの空気を感じた。 車まで歩を進める時、目の前の空には北斗七星が。 根拠はないが、これは良い兆しだと思える瞬間だった。 そして、本日28日は今年ラストのライブ!!! 大変申し訳ないのですが、当初、開演時間が15時だったの…

螺旋のグルーブ -冬至の祈りのカタチ- @榛東村耳飾り館

今年は、夏至と冬至というタイミングで、榛東村の耳飾り館で演奏の機会をいただくことができた。企画していただいた関係者のみなさんいは、心より感謝いたします。 村営の公共施設が主催してくれる無料イベントなので、普段は俺の音を聴くことがない方々が来…

金沢の後は、フリージャズの渦に身を投じる

冬至も過ぎてしまったが、金沢方面での出来事を、振り返って書いておきたい。 12月16日は、上野さんの家で目覚める二回目の朝。冷え込んでいるので、空気が気持ち良い! 昨日よりも冷えて、庭の南天も霜が葉の輪郭をカタチどって、より造形の精妙さが際…

金沢パーカッション・フェスティバル2019

12月15日は、金沢市民芸術村にて開催された、パーカッション・フェスティバルに出演だった。 14時からは、子どもから大人まで参加して、民族楽器ワークショップがあり、あっという間の45分間だった。 同じ場所でフェスティバルが始まるので、楽器を片付けて…

最初の夜は、こじんまりした密度の濃い空間。

会場に足を踏み入れると、物腰柔らかいご主人が、いろいろと説明をしてくれた。 不思議な雰囲気の方だと思ったら、なんと舞踏家の山本萌さんという方で、会場となる蔵スタジオ×おけらCafeというスペースは、なんと金沢舞踏館の本拠地だったのだ!!! 舞踏の…

下道旅

14日、15日と金沢方面での演奏に、フルート奏者の上野さんに呼んでいただいた。 今年の夏、桐生の梅田の奥地でひっそり行われている、石鴨宵神楽に、はるばる下道で駆けつけてくれた上野さん。 彼から呼ばれたら、やっぱり下道か!? ということで、俺も下道…

金沢パーカッションフェスティバル2019

今週末は、いざ金沢へ!!! 様々なパーカッション(打楽器)のアンサンブルを展開する音楽祭「金沢パーカッションフェスティバル2019」に出演するのである。 フルート奏者の上野さんから誘っていただいた企画で、数日前までは、内容を把握してなかったほど…

日々の目線は変化していくもんである。

先月の20日は、毎年恒例となっている、えびす講でのえびす太鼓の奉納演奏があった。実は、毎年この時に幼なじみの「たかちゃん」が見に来てくれていて、「ひさしぶりだよねー!」という会話が毎年恒例ともなっている。 そんな「たかちゃん!」は、実は桐生…

月一親子ワークショップ in 桐生

2019年のラストとなる、親子ワークショップが、今度の日曜に開催!!! 前回は、子どもたちに、ジンベには乗られ、人間タワーにもなり、なかなかのハードなワークショップとなった。 「子ども大好き!!!」 というキャッチコピーが思い浮かんでしまうほどの…

渋目の紅葉が妙に美しい

きっと、いろいろなタイミングというものがあるんだろう。 10代の頃通っていた、大東文化大学高坂キャンパスは、埼玉県東松山市高坂にある。 そこから数分の岩殿観音へ。。。。 色鮮やかな紅葉だけがいいわけじゃないんだなあ、としみじみ感じ入ってしまった…

Kureru Inoshishi -暮れる亥-

今年は、ダンサーの山賀ざくろさんが還暦を迎えるという!おめでたい年でもあり、俺も亥年なのと、仲間の高峯君、あやちゃんと、年男年女として亥年を祝う機会を作ることになった。 9月に行われた「紅の亥-Kurenai no Inoshishi-」から始まり、10月には「十…

「暮れる亥」もしくは「暮れの亥」

亥年も、残すところあと一月とちょっと。。。 年男として、12年に一度の亥年の最後に、締めのライブをやっちゃおう!!! ということで、暮れも押し迫った、12月28日(土)の15時開演予定で、場所は、前橋第一コミュニティセンターにて開催決定!!! 詳細未…

ゑびす太鼓2019

11月20日、桐生のゑびす講にて、ゑびす太鼓の奉納を無事に終えることができた。 ゑびす講は、桐生西宮神社の祭礼だが、美和神社の境内にある神楽殿での奉納演奏となっている。 何故かと言えば、西宮神社が美和神社の境内社ということで、美和神社の境内を中…

螺旋のグルーブ 〜冬至の祈りのカタチ〜

今年は、縁あって榛東村の耳飾り館で、夏至と冬至の二本立てでの演奏会が企画された。 まだまだと思っていたら、約一月後には冬至である。 約1時間ほどの演奏を予定しているので、ほぼ通常のライブとなんら変わらない内容だが、榛東村耳飾り館主催なので、な…

妙義神社・夜明け前の空気は別次元だった。。。

一年に一回か二回ほど、何故か眠れないか、夜中に目が覚めてしまうことがある。 それが本日だったのだ。午前3時に目が覚めて、もう眠れない感じなので、妙義神社へ行く事にしたのだ。 しかし、月が明るかった!!! 以前から好きな神社なのだが、物凄く厳格…

えびす太鼓2019

いろいろなシーンで演奏している神楽太鼓。そんな中でも珍しいスタイルのえびす太鼓がある。 「えびす太鼓」は、2001年から始まった。おそらく今までの伝統的なシーンにはありえない新しいスタイルだといえるだろう。地元桐生で、毎年11月20日のえび…

とても珍しいワークショップ情報

今回は、2016年から定期的に行っている高齢者施設でのワークショップを、一般公開して、その内容をみなさんで共有してみよう!という試み。 一応、参加条件は、医療/福祉従事者の方となってますが、『おっ!これは興味があるなあ!」と思われた方は、アーツ…

添田唖蝉坊を演歌する!土取利行邦楽番外地・桐生特別編

11月10日は、桐生に土取さんが登場した!!! 桐生市有鄰館煉瓦蔵で、一部は、添田唖蝉坊が桐生に来て、竹次郎稲荷の社務所にて、松葉を食べて・・・という仙人の様な暮らしをしていたことから、語りが始まった。 小気味良いテンポで添田唖蝉坊さんの時…

二重螺旋の如き即興セッションに!!!

11月4日の昼過ぎから、本所のBIG SHIPにて仕込みが始まった。 知らないうちに、撮られている仕込み風景が、スタッフのあやちゃんから送られて来た。本番の演奏風景は、良く見るのだが、今回は、仕込み風景もなんだかプロローグの様な感じだ。 今回は、フライ…

カナウニワの井戸開き 荒井良二×石坂亥士

10月26日は、都内から前橋に直行だった。 フリッツアートセンターに、カナウニワという絵本の様な空間を作るプロジェクトが進行中で、その一環で、井戸も掘っていて、その水を汲み上げるお祝いに出演することになっていたのだ。 荒井良二さんが井戸の回りの…

11月4日の構想を練る・・・!!!

やはり秋は、何かと演奏の機会が多くなるので、ゆっくり構想を練る時間というのが、大切になってくる。 今日は、片付けをしつつ、11月4日のライブの準備も並行してやっていたのだが、キラリッと閃いた!!! 「グンデールを使おう!!!」と。 インドネシア…

音で繋がる信頼感は、限りなく深い・・・

デルガードさんの紡ぎ出す音と、俺の追求する音は、どこかでリンクしているのだと思えてならない。 こんな音楽家に出会えて、そして、音を重ねることのできるのは、本当に幸せなことだと思う。 先日の10月25日のTOKYO FMホールでの即興セッションの音源…

てらからそらへ 〜地球から宙へ〜 @ TOKYO FM ホール

10月25日は、記憶に残る舞台となった。 エドゥアルド・デルガード ピアノコンサート&うさと座公演。 一部の冒頭部分に、デルガードさんと俺の即興セッションに、沖縄のバレーダンサー・野島友和くんが彩りをそえてくれた。 デルガードさんは、昨年のソロラ…

十二支どどどん!!!完結

10月20日は、山賀ざくろさんの還暦記念公演完結編「十二支どどどん」が上演された。 22歳から60歳までという幅のある出演者陣での構成は、十二支をモチーフにしてはいるものの、基本的には即興なので、楽しい時間でありました。 今回の写真は、父・…

賀茂神社秋季例大祭2019・道開けの舞

賀茂神社の神楽は、上演の順番が3番目まで決まっている!!! 「白黒翁三番叟」「道開けの舞」「岩戸開きの舞」の順番で行って、この後はその時その時で違ってくるのである。 「白黒翁三番叟」で舞台を清め、その後に、この「道開けの舞」なのである。 言わ…

台風襲来の賀茂神社・秋季例大祭宵祭

先週の土曜日は、地元の賀茂神社の秋季例大祭・宵祭りだった。あたかも台風の襲来と重なってしまい、神事のみ行うことになり甥っ子と神社へ向かったのだった。 俺が神楽師になってはや25年。。。雨だからといって、今まで宵祭りの神楽の上演が中止になった…

民族打楽器ピクニックと十二支どどどん!!!

ここ最近は、常に車には民族打楽器ワークショップセットが積まれている。 芸術家と子どもたちのコーディネートで、保育園から、特別支援学級など、多くのワークショップの機会があり、素敵な子どもたちとの出会いが続いている。 毎回、状況や顔ぶれが違う中…

「添田唖蝉坊を演歌する」土取利行・邦楽番外地桐生特別編

今年の正月明けに岐阜に行ったので、少し足を伸ばして、郡上八幡の土取さんの所に顔を出したのが、こんな流れになってしまった。。。 その時の記事を読んでいただければ、今回の経緯が少し分かるかと!!! dragontone.hatenablog.com 添田唖蝉坊さんの事は…