Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

群れる朝露が発光する光景

今年は、桜の花の開花のタイミングが、自分の感覚に今ひとつしっくりこないのだが、早朝、桜の花との音を録音しに出かけた。 いざ、その場に立って見ると、良いもんではある。 短い丈の草が生い茂る場所で、素敵な光景に遭遇する事ができた。 これだけ小さな…

春打音Haru-Da-Neそれぞれの目線[写真:Ayako Suto]

今回のゲストの中津川信とは、高校時代からの仲間だ。高校卒業後に、ディース・カワラという舞踏家と出会ったことで、かなり濃密な芸能の道へとお互いに没入していったのだった。 俺の方は、その時に聞いたミルフォード・グレイヴスの話が、心に矢が刺さった…

春打音 Haru-Da-Ne×Michi Ishihara

石原 ミチさんの写真で、公演当日の様子を紹介しておきたい。彼女の写真は、その場の空氣まで切り取る印象があり、かなりの臨場感がある。 印象的なシーンをコラージュで!!! ヒトガタ(人形)というものは、芸能の原風景に存在しているはずなのだ。 信と…

繋がり続ける感覚

畑をひとつにしたことで、かなりシンプルになり、、プロ農家ではないので緩やかな畑との関わりではあるが、意識をその畑だけに集中できる様になった。ほったらかし自然栽培でも、畑との繋がる感覚を怠ると作物の状況はダラダラ感が出てくるようだ。 計画をし…

信頼関係と静寂感

菜の花が至る所で咲いて、一雨ごとに春の陽氣が加速していくのを実感する今日この頃。 久々というか、二人のみでの共演は初めてだったことに、お互い驚いた昨夜の公演となった「春 打 音 Haru-Da-Ne」!!! 久しぶりに使うバラフォンの修理を前夜行ったので…

春の音を打つ

昨年、初めてのワクワクする経験をした。それは、香川大介という絵師とのセッションだった。 彼の個展で、毎日テーマを決めて描くという時に、押しかけセッションを申し込んだのである。「いつか一緒に何かやりたいね!」と話していたので、たまたまそのタイ…

小春日和の日曜の朝

一歳児の朝は早い!!! 言葉は、喋れなくとも意思はハッキリしているのも、素晴らしい。 そしたら、それに従うのみ!という事で庭へ。 石に空いた穴に溜まった落ち葉や水が氣になるらしく、指でほじって食べようとしている。 不思議と、自分も子どもの頃に…

畑のみどり

この春の陽氣に、心と身体をシフトしてしまっても良いのか迷いつつも、畑のみどりが急激に開放へと変化している姿が良い感じである。 秋から借りて、3回目の春に突入した、この畑。ちょっと良い感じになってきた感があるのだ。 いろんな本を読んだりしてみた…

R.I.P.Tomoyuki Ohno

50年以上生きてくると、多かれ少なかれ大切な人との別れは経験せざるをえない。そしてそれはいつも突然やってくるのだ。 達人であればある程に、それは予想すらしていないタイミングで訪れる様に感じてしまう。 大野朝行さんの訃報が届いたのは、なんと2月25…

春の陽氣を感じる今日この頃

季節の変わり目には、わりと敏感でな方だと思っていたが、今年の春を迎えるに当たっては、良い意味で不思議な違和感がある。 打楽器の音の響きやリズムは、冬に陰を極めた心身の状態を、春の陽へ転じるエネルギーにチューニングする効果もあるのだ。 今回は…

打・演・奏 第二弾開催決定!!!

良くも悪くも、その筋の個性的なメンバーが集まってしまった・・・・。 関係者は頭を抱える程に、面倒で興味深い公演が、再び桐生で開催されるのである。 それが、「打・演・奏 」 第二弾 桐生公演だ!!! アーティストという生き物は、凄まじい創造的な世…

音を楽しむということ

2月25日に行われた即興セッション、とにかく楽しかったなぁぁぁああああ!!!! 即興の捉え方には、かなりの個人差があるので、自分の感覚に近い人と出会えた時ほど嬉しいことはない。 今回ご一緒した、Hi-Ringoさんは、昨年までは正直な話ノーマークの方だ…