桐生の素晴らしいところは、有鄰館酒蔵があることだ。
この御神木の如き、巨大な楠が、酒蔵を見守っていてくれるのも、重要なポイントだと言えるだろう。
そして、今年は、この酒蔵に呼ばれている氣がしている。
なんと、5月、6月、7月、と3回シリーズでライブの開催を決めてしまった次第。
冷静に考えれば、短期集中なので、なかなかに難しいのだろうが、そんなことは言っていられないのである。
いつでもやれるしな!!!と思っていると、結構できなかったりする。
勿論、計画をしっかりして、やっていくにこしたことはないが、今の日本というか、世界的にみても、いつ何時何が起きるかわからない状況。
「今年は、酒蔵だ!!!」との閃きと思い込みから3回の濃いライブをやることにしたのであります。
以下は、製作途中のフライヤーより・・・
今、ここにある音・・・
そして、5月、6月、 7月と月に一度のライブの開催を決め、動き始めたところ、
絶妙なタイミングで各回のゲストが決まっていきました。
有鄰館酒蔵は、祝祭の空気に満ちあふれており、 みなさんのお越しを待っていると思われます。
2018年
5月19日(土)風の鼓動 石坂亥士のパーカッション ×大川浩正(朗読)
6月30日(土)夏越の大祓 〜音霊のカタチ〜 KNOB×石坂亥士
HIROAKI WATANABE aka PSYCHOGEM×石坂亥士
チケット:各日4,000円(当日券のみ、中学生以下無料・乳幼児可)
※三公演共に、場所、開演時間、料金共通となります。
◎風の鼓動 石坂亥士のパーカッション
2018年5月19日(土)開場18:30 開演 19:00
「風の鼓動」という、 自分の音の世界を導いてくれた詩があります。
その詩をアルバム「新月神楽」 にブックレットとして追加しています。
メキシコのオアハカでの演奏を聴いてくれた、現地在住の荒地かおるさんが贈ってくれたものでした。
僕の音は風となり世界中を旅して、 遺伝子の奥に刻まれた民族の記憶を呼び覚ますという大きなスケールの内容でした。
自分の音のテーマが「風」であったこととも重なり、 この詩を大切にしていました。
そして、その言霊によって、自分が、 今ここに立っているのだと思っています。
大川浩正さんの朗読というカタチで、 この詩と自分の音の世界を対峙させること
によって、新しい音の世界が生まれる予感がしています。
二回目のライブは、当初6月23日に予定されていたものが、諸事情により、この30日へ変更となりました。この日時変更が、なかなか重要な鍵だったと思えます。
KNOBさんのディジュリドゥや石笛の音色は、日本の伝統の中に息づく儀式や祈りの音そのものです。神楽太鼓とディジュリドゥの融合していく音の世界は、古から続く日本をはじめとした世界の民族の儀式の空間そのものの音だといえます。
そんな二人で夏越の大祓を音で体感していただけるライブにする予定なのです。
◎夏越の大祓 〜音霊のカタチ〜
6月30日(土)開場18:30 開演 19:00
私たち日本人の伝統的な考え方に基づくもので、自らを祓い清める ことを
目的としています。
そんな夏越の大祓の世界観を、KNOBさんをゲストに迎えて、
世界最古の楽器とされるディジュリドゥと神楽太鼓を中心に、
音で展開していく夏越の大祓。ここ数年は、二人で世界中の様々な
場所での奉納や祈りの演奏を共にしてきて、まさに阿吽の呼吸。
三回目のライブでは、同世代の友人でもある、HIROAKI WATANABE aka PSYCHOGEMをゲストに迎えて、新たな新月神楽の世界を探求して見る予定!!!
いつも連絡を取り合っているわけではないのだが、偶然にも3月末の岡本太郎さんの太陽の鐘のオープニングイベントの時に偶然にも彼が見ていて、久々の再会となり、タイミングと出会いの必然とも言えるし、そんな流れに乗って、今回のライブのゲストをお願いした次第なのだ。
7月14日(土)開場 18:30 開演 19:00
それぞれの音を追求している、同世代の二人が放つ、 一夜限りの新月神楽の世界。
DJとしてクラブを中心に活動しつつ、様々な電子音を熟知しての 演奏も展開する
HIROAKI WATANABE aka PSYCOGEM。神楽太鼓の生音がその場で、彼のセンス
によって変換され、再構築されて鳴り響く。
13日の新月を経て、新たに始まるタイミングでのセッション。
今だから聴く事のできる音の世界がここに出現する。