ココさんのお庭で演奏した夜、カリオン弾きという方が来ていた。
カリオンとは、ベルギー辺りの独特なものらしく、教会の上層部に大小の複数の鐘を設置して、それで音階を作ってしまうという、巨大な音響装置らしい。。。
カリオン弾きのまりこさんは、その魅力について力説してくれ、「じゃあ、連れてってよ!」という事で、そのカリオンがある教会に行くことになった。
この塔の最上部付近にある演奏小屋まで約400段の階段を登るのだという・・・。
うさと座、みんな下駄だったが、なんとか大丈夫でありました。
パイプオルガンを眼下に見る初めての体験!!!
迫力というか、なんというか物凄い光景だった。
パイプオルガンは、筒を鳴らすわけなので、巨大な笛が組み合わさってる様なものなのに対して、カリオンは、巨大な鐘が組み合わさっている。
金属楽器好きとしては、やはりカリオンの方に興味をそそられてしまう。
木の鍵盤の様な棒を押し下げる事で、巨大な鐘が鳴り響くわけだ。
少しだけ体験させてもらえて、しばし至福のひと時を味あわせてもらうことができた!!!
通常は、ピアノの様に曲を弾くものらしいが、リズム重視で大きい低音の鐘の倍音を増幅する様に弾いてみたが、なんとなく時空を旅する音響装置の様な不思議な感覚もあり、素晴らしい体験をすることができたのだった。
こちらでは、カリオン自体が重要文化財となっていて、カリオン弾きの方もまた、重要文化財なんだとか。
カリオン弾きの重要文化財まりこさんに、心より感謝でありました。
記念に一枚!!!
手に持った、俺のグンタとは、物凄い差があって、笑うしかない・・・。