Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

糸魚川・静岡構造線を経て中央構造線へ!!!

実は、今回の旅は、大町が最終目的地ではなかったのだ。せっかく信州方面に来たので、水を汲みに行くのも一つの目的となっていたのだ。

目指すは、南信州方面!!!

特に予定を決めていたわけではないが、大町から、ななんと下道で南下することになった。

結果的に、糸魚川・静岡構造線付近を通り、中央構造線付近を通過しつつ、そして、富士山とご対面なのであった。

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実は、この富士山への道筋は、この上諏訪神社のご神体の鏡が示唆していた。よく見れば、鏡の前にある蝋燭立てが富士山の形をしていたのだった。

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普段は高速道路での移動が多いので、下道でのこの距離の移動は、久しぶりだ。今回は、時間に追われていないので、あえて高速に乗るまてもないこともあったのだが、下道での移動は、実は楽しいことが判明したのである。

点在する道の駅が、なかなかのオアシスポイントとなっている。

水汲みのポイントを無事に通過して、仮眠。。。

起床して、何故かまた下道を進み、そして、また道の駅で休憩。ラーメンを食べに寄った食堂に、富士山周辺を取り巻く神社の地図が置いてあった。何気なく見てみると、もの凄い名称の神社を見つけてしまったのだ!!!

その名も「魔王天神社!!!」一瞬、目が点に・・・。

しかし、次の瞬間、「ここに行くぞ!!!」と閃いてしまったのだ。
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おそらく、この神社に呼ばれていた感じで、中央構造線上で汲んだお水をこの神社へ届けるという役目があった氣がしてならない。

その魔王天神社があるのは、鳴沢という地域なんと、ここは以前来た事があった。

インドの聖者のサイマーさんという方のダルシャンというセレモニーでの祝福の祈りと演奏を、うさぶろうさん、礒さん、KNOBさん、泰平さん、と俺で行った、鳴沢の道の駅のすぐそばだったのだ。
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このタイミングで、この場所にまた来るとはビックリだったが、初心忘るるべからず、ということなのだろうなあ・・・、と思う。

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「魔王天神社」に到着する。ひっそりと、そこにある鳥居と狛犬。。。

空気感が、普通の神社とは違うのをひしひしと感じる。
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もの凄い結界が張られている雰囲気の鳥居・・・。

この中は、写真は撮らない方がいい感じ。

グンタと汲んだお水を持参して、お参りをしてきた。やけにグンタの音色が良くて、余韻が気持ち良く響いていた。

魔王天神社の空気は厳格で、そして、相当強いエネルギーだったと思え、なかなかここまでの神社は少ないだろうなあ、と・・・。

何故、ここに来てしまったのかは分からないが、この裏山をご神体として祀っているので、神殿はなく、拝殿の奥には、多くの宝剣が奉納されてあった。

 

ある種、グンタも鐘の上には宝剣のようなバジュラが付いているので、そんな響きがここに響くことが必要なことだったんだろうなあ、と思うに到ったのだった。
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神社の向かい側には、溶岩樹型が点在している、溶岩の森があり、幻想的な雰囲気を醸し出している。
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遥か昔に、富士山が噴火した時、溶岩が流れてきて、木の生えている部分には溶岩が入らずそのまま冷えて固まって、木はその後燃えてしまったらしい。
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地下へ伸びる穴というのは、なんとも不思議な雰囲気があるもんである。

何処かへの入り口の様にも感じてしまう。
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そして、富士山の上空には、興味深い雲が立ち現われ、見送ってくれていたような氣がしたのだった。

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巨大なエネルギーが集まって日本列島を走る中央構造線の周辺に点在している0磁場というポイントがある。そこは、陰陽的考え方で言うと、おそらく中庸というどちらにも振れない、絶妙なポイントだと思う。

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エネルギーを何処かからもらったり、癒されたりということではなく、自分の心身がこの中庸になることで、自分の本来持っているエネルギーが活性化するのだと思うのだ。

0磁場ポイントというのは、中庸の状態になれる場所なのだと、個人的には思うのである。

 

そして、その周辺から湧き出る水は、とても美味しくて、長期保管可能なのだ。

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明日は、様々な場所から、出演者をはじめ、多くの観客の方々がサントリーホールに集結する。その全ての人達のエネルギーが中央構造線の様に、花の蕾の様に、凝縮し、開花するかの様に融合していくイメージがしている。

 

そして舞台上に現れる、音や舞を聴いたり、見たりする事で、0磁場に居る様に、心身を中庸の状態へと導いていくのかな、と勝手に思っているのである。