Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

無事にサントリーホール公演終了!

3日に行われた、サントリーホール・ブルーローズホールでの公演「和・輪・把」は、満員御礼の中、無事に終える事ができました。

 

ご来場いただいた皆さん、ホール関係者の皆さんおよびイベントスタッフのみなさん、出演者の皆さんに、心より感謝いたします。

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当日の朝は、石垣島から駆けつけてくれた、はっちゃんと、魂宮時くんと一緒に、近くの日枝神社へお参りに行ってみた。

ここは、屋外にエスカレーターが設置されているという、凄まじく近代化した神社だった。

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立派な狛犬と、何故なのか、山門には猿の像が。。。

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お参りを済ませてから、現地へ。
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冒頭シーンは、俺のグンタの音で入場して、その後、無音の中で魂宮時くんの刀の演舞。
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合氣の八方という型で、舞台清めに行われるらしい。

舞台を上から見て、氣という文字の中にある米という文字を書いていくということらしい。

これは、俺のところの神楽でもあるので、とても興味深かった。

神楽では、手力男命の舞の中で、笹舞というのがあり、天照大神が天の岩屋から出てきて、世の中に光が戻った時に、笹を両手に持って稲を植えていくとのだ、と師匠から言われた舞だ。

 

今回の魂宮時くんの八方の型の話を聞いて、神楽の笹舞も、この氣という文字からきているのではないかと思って、次に自分が舞う時に、どのように生かしていけるかなぁ、とワクワクした気持ちになっているところなのである。

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公演自体の写真は、勿論撮れなかったので、これは、リハーサルの時のワンシーン。

 

この冒頭シーンから、ディジュリドゥのKNOBさん、笛と三味線の俊介さん、ビオラのはやかちゃん、バイオリンのルーカスくん、そして、ピアノのデルガードさんでの即興の時間が、心地よくスリリングに流れていったのだった。

 

そして、岡野さんと三輪福さんの幻想的なシーンとなり、その後には、急遽出演がきまったスペシャルゲストの殿さんとKNOBさんと俺でのトリオで般若心経から不動明王真言などなど、密教系の音の世界となった。

 

その後は、俊介さんと岡野さんが笛のデュオで入場して、そのまま即興セッションバトルな世界へ突入!!!

 

一部は、白熱したまま幕を閉じ、二部のクラシックの世界へとバトンを渡したのだった。

 

やはり今回の最大の個人的ポイントは、デルガードさんと、音の響きを共有できたことだったと思える。

 

デルガードさんの、音の浸透力は、相当のもので、音の神秘を垣間見た氣がした。

 

本当に、音は面白いもんである。