今年もこの季節がやって来る!!!
桐生では、ゑびす講を境に一気に冬の寒さが増して来て、赤城下ろしと呼ばれる空っ風が吹き荒ぶのである。そんなゑびす講で、2001年から始まったのが、「えびす太鼓」だった。
10年を機に、上下白の神官さんの衣装になり、やけにそれっぽい雰囲気を醸し出している。
超、伝統的な風に見えるが、演奏の中身は、普段やっている即興演奏そのものなのだ。
15分程度の神楽太鼓の演奏をして、氏子の方が神楽殿に立って、お菓子や種銭が入った小さい福袋の中身を投げるのである。
観客のお目当ては、この福袋!!!
福袋が、投げ終わると、蜘蛛の子を散らす様に、「サーーーッ」と一気に人がいなくなる。
しかし、最近はその後も残って、最後まで神楽太鼓の演奏を聴いている方々も増えてきているのが興味深い。
演奏を終えて、最後に神前に向かって、二礼二拍一礼をするのだが、この時に観客の方々も一緒に、この二礼二拍一礼をしてくれるのだ。
この空気感が、とても気持ちが良いのである。
なので、本気でやっていないわけではないのだが、福袋のみが目当ての方々が居なくなってから、更にシフトチェンジをして、トップギヤに入れての演奏をする様にしているのである。
そんな、えびす太鼓の奉納演奏は、11月20日の、16:30、18:30、19:30頃となる予定です。
福まきが、上記の時間との事らしいので、演奏は、それぞれ10分程前から始まる感じかと思われます。
ゑびす講の桐生西宮神社は、美和神社の境内社なので、奉納演奏は美和神社の神楽殿にて、行われます!
寒いので、防寒対策は必須です。
桐生西宮神社のサイト
http://kiryu-ebisu.jp/index.html