11月8日、絶妙なタイミングで御礼参りに行く事ができた。
実は、お恥ずかしながら一日予定を勘違いしていて、9日の中学校でのワークショップが8日だと勘違いしていて、8日がポカーンッと一日空いたのだった。
先日、サントリーホールでの公演の前に、何故かこの「魔王天神社」に導かれたかの如く、御参りしたのだった。
そしたら宝剣が沢山奉納されているし、背後の山が御神体であったりして、現在の神社の在り方より、古い流れを持つ、なんとなくだがフリースタイルな感じの神社だった。そんな自然を大切に信仰するこの場所に立って、バリの鐘「グンタ」の響きを届けたのだった。
宝剣もグンタも金属、そして、サントリーホールで、魂宮時くんが使った刀とも、金属的響き合わせをしてきたのだ。
そんな経緯を、魂宮時くんと、石垣島から見に来た、はっちゃんに「魔王天神へ行ってグンタを響かせてきたんですよー!」と話していたら、「亥士、それは終わったら御礼参りに行かなきゃいけないよね!」と、はっちゃんから言われたのである。
前回は、夕方間近だったからなのか、だいぶ雰囲気が違って、歓迎ムードに満ちあふれていた!!!
今回は、ソルフェジオガンクも持って、グンタと共に拝殿で響きを届けてきたのだったが、人払いならぬ、道先案内人的登山者が居て、横のベンチで、なんとカップラーメンを食べていた・・・。
そんなおおらかな雰囲気の中、ゆったりと音を響かせてみると、微細な音だが、あの世とこの世の間に存在する様な、不思議な響きとなって、気持ち良い風が上空から吹いてきたのだった。
エネルギーの強い場所なので、長時間やればいいというものでもない感じに、短時間だが、濃密な時間を過ごすことになったのだった。
なんとなく、狛犬くん達も晴れ晴れしている様に見え、「また来いよ!!!」という雰囲気で見送ってくれていた感じがする。
ギフトの様に、紅葉の彩りががなんとも美しい!!!
そして、幸運にもそれまで見えなかった富士山の山頂が顔を見せてくれた。山頂に雲が良い雰囲気である。
せっかくなので、もう一つ行ってみたい場所があり、そこへ向かう。新屋山神社という所で、本宮に御参りして、その後、奥宮へ!!!
元来の目的は、奥宮。何故か氣になってしまったので行く事にした次第。
奥宮は、林道を20分ほど上っていく。11月下旬ころには林道が閉鎖されるとのことなので、今がギリギリのタイミングだった。こちらは本宮と打って変わって、素朴な石のお社だ。
この石のお社の背後に富士山山頂があるはず!!!だが、曇っていて見えなかった。
ここでも少しだけ音を響かせることができた。5分位の短い時間だったが、グンタとソルフェジオガンクの音が響き始めると、上空から祝福するかの如く、細い葉っぱが沢山ヒラヒラと舞い降りてきた。
とても不思議な空間と時間を過ごすことができた。
あまり富士山自体に馴染みがなく、これほど富士山に急接近したことは初めてだった。
奥宮の上側には、開けた場所があり、なんだか氣の流れの良い場所な印象で、やけに心地良い場所だったので、少し散策してみることに。
あっちの曇って光ってる方に富士山があれば最高なのになぁ。。。と思っていたら・・・
「ここに居るぜ!!!」とばかりに、雲が晴れて、山頂が顔を見せてくれたのだ。それも太陽がギリギリ山頂にかかるという絶妙な光景付きで見せてくれたのだ。
これは失礼しました。。。と言う感じに、感謝しつつパチリッと一枚。
最後は、美味しい湧き水でも汲んで帰ろうかと、目指していたら、何故かこの神社、「内野浅間神社」に到着してしまった。。。
何故、ここに来たのか・・・・???
未だ不明だが、狛犬好きな自分としては、この狛犬くんが写して欲しかった様にも思え、記念写真を。
せかっかくなので、誰もいない境内に響く、グンタの音。
結果的に、こんな素敵な富士山にかかる雲の光景(画像を多少加工してますが・・・)を見ることができたのは、とてもありがたい限りだった。
新月に、富士山詣でができて晴れ晴れしい氣持ちとなりました!!!