Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

荒馬→トニー・アレン@Blue Note Tokyo

昨日は、なかなか振り幅の広い一日だった!

午前中は、練馬区の保育園で子どもたちに荒馬を教えて、卒園式で踊る構成などを先生と考えていた。

年間を通じて教えに行っているので、この保育園には、子どもたちは勿論、先生方にも荒馬の楽しさが浸透してきているように感じる。

子どもたちの姿はNGなので、子どもたちの使う荒馬を撮ってきた。この頭の形は、いろいろな系統のものが出回っていて、この頭の形は、そこそこ使いやすい部類に入るが、首がもう少し短い方がいいという感じがする。

今のところ、手前味噌になってしまうが、俺が作った型が一番使いやすいと思えてしまう。

実際に自分が踊っているので、大きさと首の角度のバランス等々、なかなか使いやすいのである。

f:id:dragontone:20190124230423j:image

午後は、以前教えに行った保育園の子どもたちが、Tシャツを染めてくれているというので、顔を見に寄って踊りを見せてもらった。

とにかく荒馬を楽しんで踊る子どもたちの姿が、最高だった。

そして、素晴らしく素敵なTシャツをプレゼントしてくれたのだ!!!

藍染めで、模様を年長の子どもたちが、一人一つ作ってくれた様で、本当に嬉しいプレゼントをもらってしまったのだった。

これから、これを着るたびにこのクラスの子どもたちのことを思い出してしまうなあ。

f:id:dragontone:20190125233642j:image

夜は、表参道のBlue Note Tokyoに!!!

大好きなドラマー、トニー・アレンのバンドのライブである!!!!

f:id:dragontone:20190124230340j:image

表参道は、非常に居心地の悪い場所だった。あまり自分に馴染みのないブランドのビルが立ち並んでいる。

少し歩くと、Blue Note Tokyoが出現。。。

表にはトニー・アレンの写真が掲示され、雰囲気ありありで、気分も盛り上がってくる。

f:id:dragontone:20190124230355j:image

トニー・アレンは、アフロビートの創始者フェラ・クティのバンドのドラマーとして活躍した方で、ある意味アフロビートそのものと言っていいのではないかと思えるほどだ。

彼のアルバムは、全部ではないにしろ、ソロ名義のものはだいたい持っていると言えるほど、大好きなドラマーなのだ!

音でしか知らない、トニー・アレンを実際に見られるというのは、相当に興奮する出来事なのでありました。

 齢78歳の、そのドラミングは、まさに静寂という言葉がピッタリで、錯綜しながら小気味良く刻まれるハイハットと、スネアの中に、バスドラの鼓動の様に連なる低音が、もの凄く気持ち良く入ってくる。身体は常に正中線がぶれずに、ハイハットから別のシンバルへの手さばきは、まるで武術のようで、素晴らしく美しい。

ドラムを「叩く」というのではなく、「鳴らす」という表現がしっくりくる感じがした。

やはり、実際に見て聴いて体験するもんだなあ、としみじみ感じ入った素晴らしい夜でありました。

f:id:dragontone:20190124230406j:image