Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

マインツ公演を終えて。

大聖堂の鐘が、わりと長い時間鳴り響くので、少し録音してみた。やはり、ヨーロッパは教会の鐘の音は、避けては通れない。昔作られた鐘だと思うので、なかなか音もこなれて良い音色だった。以下のリンクから聴けるので、ご興味ある方はどうぞ!!!

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https://soundcloud.com/gaishi-ishizaka/20190605-karionmainz

街中を歩けば、やはり乗り物に目が行ってしまう。自転車も車も、こっちの方が早くから発達さているので、機能性とデザインが絶妙で、なんだかしっくりくる造りになっている。

日本だとトヨタが、ドイツではベンツなのかもしれない。ベンツのタクシーが多くて、日常の足として、ガンガン使われている感じが気持ち良い。

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可愛い三輪は、街中のショップのイメージで置いてあるのかと思ったら、移動の道中で唸りを上げて走っていくこの三輪に出くわして、使いたおされているのが、機械冥利につきるなぁ、と嬉しくなったのだった。
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お昼は、ちょうどシーズンの、ホワイトアスパラ!!!

こんなにアスパラだけを食べるのは初めてだったが、美味しいもんである。現地で、旬のものを食べるのは、その土地にも合ってくる感じがする。

巨大な赤トウガラシ!?

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二武会という道場での公演は、予想外に暑かったので、気温と衣装とのせめぎ合いになった。

あまり普段は、温度を気にして公演はしないのだが、この暑さが、内容にだいぶ影響した気がする。

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内容は、それほど決まってはいないのだが、多少の出る順番はあって、暑さも手伝って、少し間合いがつまった感じとなった気がするが、それはそれで良し!という内容に。

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いざ始まってしまえば、川が流れるごとくである。

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それぞれ、やれることに最善を尽くしていく。即興の醍醐味は、それぞれのやりたいことをやって、結果的に調和する場合もあるし、違ったことになることもある。相手の音や動きを感じて、お互いが影響し合うわけなので、毎回面白い。
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個人的には、不協和音的なスリリングな状態が面白く、そこを目指すわけではないが、その後に生まれる世界観がいつも楽しみなのである。

無事に公演も終わり、一同ホッとしての夕食は、とても美味しいものとなったのでした。

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