今年の正月明けに岐阜に行ったので、少し足を伸ばして、郡上八幡の土取さんの所に顔を出したのが、こんな流れになってしまった。。。
その時の記事を読んでいただければ、今回の経緯が少し分かるかと!!!
添田唖蝉坊さんの事は、以下のリンクにてご確認を。
添田唖蝉坊の隠遁の地が桐生だったというのは、個人的にもビックリだったが、彼が隠遁生活を送っていた竹次郎稲荷の社務所を「天龍居」と名付けていたらしく、なかなかの龍神好きな方だったんだとか。
俺も、Dragontoneという造語を作って、活動をしている。これは、「遥か昔、太鼓の響きは、人々の祈りや願いをその音に乗せて天空まで轟かせ、龍神を呼びよせ雨を降らせた。」という一説からきている。
龍神繋がりというのもあるが、唖蝉坊さんの亡くなった日は、年号こそ違いえど、なんと俺の誕生日と同じなのには驚いた。
そんな流れで、土取さんの桐生での公演を企画するまでは、自分でも納得できるのだが、なななんと、演歌のバックで太鼓も叩くことになってしまったのだ!!!
普段、好き勝手にやっている即興演奏とは少々勝手が違い、演歌のバックで叩く太鼓は、とても難しく、自分の実力とセンスをもう一段も二段も磨かないとならず、自分でもこのタイミングで、こんなカタチでの共演となるとは・・・。
意味深でしかないが、これは必要なことなんだろうなあ、と思うのだ。
一部では、土取さんが添田唖蝉坊や演歌の事について語りつつ、演歌の美しい旋律のことなど話してくれる予定。
二部では、俺も加わって賑やかな演歌の世界を。
という流れを予定しています。
今の日本の腐敗した政治状況は、添田唖蝉坊が生きた時代とはまた違えど、リンクする部分は多々あり、今のこの時期に、地元桐生でこの公演を企画することは、とても意味のあるものだと思うのである。
演歌というものは、風の様に、そよそよと流れつつも確実に急所を狙い打つ様な必殺スタイルだが、ひょうひょうとしているのが、いい感じなのである。
言霊、音霊とはよく言うが、言葉や音楽の持つ力を信じつつ、自分の道を進んでいきたいもんである。
土取利行・邦楽番外地桐生特別編「添田唖蝉坊・知道を演歌する」
出演:土取利行(唄・語り・三味線)石坂亥士(太鼓)
2019年11月10日(日)開場13時半/開演14時
会場:桐生市有鄰館煉瓦蔵
前売り 3,000円 当日 3,500円
小学生以下無料 ※ただし未就学児はご遠慮ください
ご予約・問合せ<メール>dragontone@gmail.com