Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

神楽ノ音を終えて・・・

音の神秘というものは、奥が深く、無限に広がっているのかもしれないと感じたライブだった。

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この9月8日のソロライブを決めてから、いろいろなものが動き始めていた様に感じる事が多くあり、特別なものになる感覚がジワジワ来ていた感じがする。

 

この時期なので、積極的な告知はしていなかったのだが、本当にベストな方々が来てくれて、ありがたい限りだった。

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そして、ライブ配信という、初めての試みも始まり、配信にて心を合わせてくれたみなさん、ご来場いただいたみなさんをはじめ、スタッフのみんなに心より感謝いたします。

ライブ配信に関しては、視聴していただいたみなさんには、音割れもろもろご迷惑をおかけしてしまいまい、本当に申し訳ありませんでした。

今回の課題を次に生かして改善していきたいと思っておりますので、氣が向いたら、是非、またお付き合いいただけたら幸いです。

しかしながら、同じ時間にネットを介してですが、何らかの繋がりを持って、「神楽ノ音」の雰囲気を共有していただけた事、本当に嬉しく思います。

以下の編集映像の音は、それなりに面白いかと思いますので、視聴してみてください。

youtu.be

神楽太鼓を演奏していた時、途中から急に、もう一人誰かが一緒に同じ太鼓を演奏している感覚の音が広がった!!!

これは、先日亡くなった友人がやってきたに違いない!と思ってしまった瞬間だった。彼は、俺の神楽太鼓の演奏が大好きでとにかく聴きまくってくれていたのだ。身体から離れて自由になって、本番に乱入してきたに違いない!!!

しかし、不思議な打音で気持ちよい音がでてたなぁ・・・。

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奇跡的に撮られたバチを持つ手の写真に、親指にできた血豆が写っている。実は、この血豆は亡くなった友達のお別れの会に、夜行バスで京都へ行く時、そのバスのトイレの扉に挟んでしまった時できたものなのだ。

なので、やはり彼が乱入してきたんだろうなあと思えてならない。実際に感じたのはこの右手側の鳴り方がありえない感じだったのだ!!!

奥さんと娘さんも来てくれていたので、なおさらガンガンやってくれたみたいな感じがしたなぁ。。。

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今回は途中で、急遽楽器の紹介もしたので、終演後には、みなさん楽器にかぶりつきで、楽しんでいただけたようで、嬉しい限りだった。
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終演後の会場の雰囲気は、まさに直会の様な和気あいあいの空気で、神楽ノ音というソロライブが、無事に役割を終えたのを感じたのだった。

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終演後の隅田川は、あの世とこの世の境界の様にも感じられ、印象的だった。