Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

天空ノ祭禮の陰陽

「天空ノ祭禮」と名付けてしまったので、本当に天空に居るような、ある意味時空がよじれている様な感覚さえ覚える時間となりました。

赤城山への道中は、この大鳥居をくぐってグングングングン上って行く!!!

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小沼に着いたら、一応雨は上がってはいるが、雲の中に居る様な霧の中だった。ギリギリどちらに転んでもおかしくない状態。。。

個人的に感じる即興演奏というものも、同じくギリギリどちらに転んでもおかしくない状態をキープしていくので、このスリリング状況はなかなかに興味深いものだった。

特に天候に関しては、絶対に大丈夫とか思わずに、なるようになるし、まあ、雨でできなければ、それはそれで、今のタイミングではないと思うくらいの方が、どちらにも変化できて良い感じな印象なのだ。

勿論、できる方がいいに決まってるのだが、そこを無理にやれる方向に念じないことがポイントなんだと思うのである。

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絶妙な小沼の雰囲気、粛々と準備を進めたのでありました。

演奏のみではなく、設営風景も織り交ぜつつ、10日の様子を、写真で紹介しておきます。

写真:須藤亜矢子

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大人の修学旅行みたいな感じもあり、みんなで、ワクワクしながらの「天空ノ祭禮」の宵祭りだったように思います!

宿も、赤城温泉の湯の花館だったか!?大部屋で、まさに修学旅行気分で、夜がふけていったのでありました。
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翌朝は、何となく晴れる氣配から始まり、前夜の反省点を克服するべく、wifiの電波が受信できるエリアを探索することから始まった。

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雲上に佇む高橋さん、待機中!!!
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小沼も、今日は晴れ間見せてやるぞ!とばかりの雰囲気を醸し出していた。。。
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いつも素敵なフライヤーをデザインをしてくれる直紀は、何故か水の中に入ることになったらしく、水中でipadをスタンバイ。

配信では、この直紀の撮った映像が使われることになり、臨場感を重視して無編集で、配信チケットを購入していたたをいたみなさんにお届けすることになったのでした。
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気合い入ってると思いきや、湖畔に大の字で横たわっている。なかなかの絶妙なバランス感覚で、配信映像を撮りきってくれた勇者でおりました!!!
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11日の本祭り的奉納の写真は、石原ミチさん撮影!

サムネイルになっている陶器のコンドルの笛は、コロンビアの山岳民族が神様のと交流する時に吹くものなんだとか。

冒頭部分で持っている真菰は、友人の竹渕進さんからいただいたもので、急遽使うことにしてのだったが、しつらえた様にはまっていたのぎ不思議である。

真菰を小沼に向けて掲げたら、強い風が吹いてきて、バタつく真菰の葉がとても印象的だった。

後ほど、映像も販売できるようにしたいという話も出ているので、楽しみにしていただきたい!

写真:石原ミチ

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そして、11日の演奏の時に驚いたのは、敷物の真ん中で、カメムシが待ち構えていて、メキシコの伝統的な木の楽器テポナストレを叩いていた時に、そこを伝って、俺の方に登ってきたことだ!!!

実は、初め神楽太鼓に付いていたので、草むらにどいてもらったのだが、そのカメムシがそうでないかはおいといて、同じなら見えるものが、待ち受けていたことにビックリだってわけだ。

小沼の神様の遣いとして、様子を見にきたのか、はたまた先日亡くなった友人のユーリがカメムシの身体を借りて、参加しに来たのか定かではないが、物理的に、俺の顎にはカメムシが止まっていたのである。

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大銅鑼の演奏が終わると、フワッと飛び立っていったのが、これまた清々しかったのも事実だ。

この時期の小沼、またやらなければならないかな!?と思いつつ、濃厚な時間を、心意気のある参加者のるみなさんと、素敵な仲間たちと過ごすことができたのは、今後の活動に大きく影響を及ぼしていくことは間違いないだろう。

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10日の霧の中での奉納と、11日の小沼を見渡せる視界の晴れた奉納は、まさに陰と陽の様でもあり、その対比がとても興味深いものだった。

音源は、単体ではなく、編集したものを始めから並べて流してみると、これがまたしっくりきて、世界観が倍増したので、そのまま同時進行のまま重ねて一枚のアルバムにしようと思っている。

まさに陰陽の音像が現れるという、自分の音源としてもとても興味深いものになる予感である。

完成したら、お知らせしたいと思っております。