昨夜遅く、近藤等則さんの訃報を知る。
一瞬、信じられなかった。。。
7月に共演して、「これからまたいろいろとやろう!」と言っていた矢先の出来事だった。
同じ時間を濃密に共有した音楽家同士は、言葉ではない信頼関係が築けるようで。。。
まさに近藤さんとは、そんな信頼関係が築けていたと勝手に思っている。
7月のライブが終わった後、一度スタジオにお邪魔したことがあった。その時に、「これから俺たちは、どんな展開にしていこうか!?」と近藤さんから切り出された。
予想していなかっただけに、嬉しい反面とても驚いたのを思い出す。
何日か時間を取って、桐生でしっかりレコーディングする話が、そこでまとまった。
そして、次のBeyond Coronaを、ふたりで作ろうという流れに発展していったのだった。
9月の時は、腰痛で一旦延期になり、10月に延期にして、その時電話があり、「長く歩くのがちょっと大変なので、登戸のスタジオまで車で迎えに来て、帰りも送ってくれないか!?」と。。。
「はい!」と答えるしかなかったが、なんだか親戚のおじさんとのやりとりみたいで、楽しくなってきたのは不思議だったなぁ。。。
近藤さんとのレコーディングは実現できなかったが、近藤等則という音楽家の魂の一部を共有できたことは間違いないだろう。
その時の記事には、自分への示唆がいくつもあり、共有しておこうかと。
タイミングがタイミングだけに、見えない音楽のバトンを渡してくれたとしか思えない。
「耳を澄ませば、心も澄む!」とは、近藤さんの言葉だ。音だけに限らず、全てに言えることだと思う。
近藤さん、ありがとうございました!
セッション楽しかったです!!!
あの世があるなら、是非、またやりましょう!
心から、ご冥福をお祈り致します。