昨年の8月末に、土取さんと香川県に旅をした。目的は土取さんの演奏するサヌカイトの映像を記録するプロジェクトが進行中だったことで、その下見だった。
運良くも、そのプロジェクトを主催する団体の方が、俺のワークショップを企画してくれたので、そこに土取さんも同行する形となった。
そして、俺の家族との珍道中が始まったのだった。
土取さんの故郷なので、この夕焼けに出迎えらてかなりの歓迎ムードだったのを、鮮明に覚えている。
俺たちは、イサム・ノグチの遊具のある公園で、ニンマリだった。
下見と言えど、雰囲氣を掴むために竹で、サヌカイトを吊るす装置を砂浜に設置して録音までして、感覚を掴む作業が進行していった。
サヌカイトという、特殊な石の響きが波の音と融合していく様は、圧巻だったが、少し離れた場所では、娘が走り回っているという何か映画の様な世界でもあった。
そんなサヌカイトのプロジェクトが、いよいよ本格的に始動した!!!
クラウドファンディングも立ち上がり、応援協力者を募集中だ。
リターンのTシャツは、なんと工作舎がデザインしているというから、かなり素敵なものになること間違いないだろう。
個人的には、俺がクラウドファンディングして欲しいくらいだが、是非とも、この「浜辺のサヌカイト」を応援していただきたく、リンクをシェアしております。
なんと30万円の枠は、映像を撮影するその現場に御招待してくれるというではないか!!!
かなりクローズなことは間違いないし、現代に残る数少ない本物の秘儀を記録する貴重な機会となるはずだ。
30万円を高いとみるか安い(安くはないが・・・)とみるかはその人次第だろう。
やはり実際にその場所で何を感じるかという事が、一番大切なことなんだと強く思えてならない。
「浜辺のサヌカイト/命の海に捧げるサウンドレクイエム」は、タイミングと場所含め、土取さんの演奏史上、トップクラスの伝説の演奏となる予感しかしない。