冬至と言えば柚子湯だ!!!
今年の冬至は、ありがたい事に、石鴨の藤生さんからわけていただいた柚子を大量にお風呂に投入!!!!
風呂は古いスタイルなので、狭くて足も伸ばせないが、入れるだけありがたい。いつも、糸魚川で拾ってきた薬石と富士山方面で拾ってきた溶岩を入れて入っている。
最初は、薬石のみでも相当温まる感覚だった。その後、溶岩を追加したら、もう温泉という感じで、日々楽しんでいたのだったが・・・・・。
柚子を入れたら、もう本当に温泉の様に身体が温まるのにはビックリだった。
古くから、冬至には柚子湯!!!というのが分かった氣がしたのである。
今まで、これほど温まる効果を体感したことはなかったので、柚子の量も関係あるのかもしれない。
実は、今日も同じ様に柚子湯にしてみたのだが、冬至の夜の様な感覚はなかったので、冬至の柚子湯というのはやはり特別なのかもしれない。
そんな冬至明けの23日の新月の日は、大切な約束を果たすため、一路赤城山を目指していた。
夏至の時に、音叉の音を録音する話があり、そんな夏至からの流れが冬至の翌日の新月に実現したというのも、なんだか面白く、かなり良い流れに思えるのだ。
目を疑いたくなるほどの、凄まじい数の音叉が準備されていく。。。。
かと思えば、愛犬コマちゃん同伴というかなりリスキーな状態を創り出す小林さん。
素敵すぎる・・・・。
かなり色々な音叉があることにも、興味津々だった。
本来なら音叉単体で録るべきなのだろうが、セッションスタイルの方が今回は良いと思い、レコーダーの距離で上手いことバランスとれる様に試行錯誤してみることにしたのである。
夏至の時に音を聴いた感じで、余韻の長い低音系のものが合うと感じていたので、大銅鑼や、シンギングボウル等を用意しつつ、低音の出るジンべも持って行ったのだ!!!
イスラエルから帰国していたミサコちゃんが、見届け人的に参加してくれて、三人と一匹での録音が始まったのでありました。
小林さんのスタイルがまた素敵だった!!!
ミサコちゃんに音叉を穴の空いた台に適当に刺してもらって、それを鳴らすという超人的感覚とセンスに脱帽。
ミサコちゃん撮影の、この2枚、かなり素敵な雰囲氣で、小林さんがかなり神々しい!
結果的には、昼下がりからの即興セッション一発録りで、約1時間のライブ録音となった。
即興セッションとしても、冷静にみて、相当に深い部分での白熱のセッションになった印象だ。
まさかに、ここにきて、ここまでの即興セッションを体験できるとは思ってなかったので、ある意味天からのギフトの様な時間でありました。
陽が沈むと景色と温度が一変して、外に立っているのは厳しいほどだったが、木々のシルエットと空の色がとにかく美しかった。
山小屋の薪ストーブの暖かさで、ようやくリラックスムードとなり、ホッと一息着いた感じだった。
まあ、なんと言ってもコマちゃんが凄かった!!!
演奏の切り替わるタイミングの時にひと唸りして、ひと鳴き入れたのみで、あとはよく聴いてくれていたのには驚いた。
そういえば夏至の時には、この同じ場所で夏至点をまたぐ形で神楽太鼓を演奏したのだが、なんと夏至点の時間に人鳴きしたんだったなあ・・・。
何氣に、コマちゃんがコントロールしていたとも言えるかもしれない。
翌日の夕陽は、家の近所で見たのだが、未だ小林さんとのセッションの余韻を感じている。
今回の音源は、ベストな形で発表されるのだと思うのだが、ザックリ確認してみても面白いアルバムになる予感しかない。
俺の印象では、音叉の音が星に感じられて、目の前に宇宙の音が降って来た様で、音に迷いが無いがゆえに、音の持つ本来の効果が発動されているのだと思えるのだ。
しかし、今回一番驚いたのは、こんな身近に即興セッションできる人が居た!!!ということだ。
即興に生きる人間にとって一番嬉しいのは、共に即興セッションできる人と出会えることなので、2022年のラストに来て、この出会いは本当に嬉しいの一言だ。
そして、23日の翌日は、なんと雪が降るという天候。。。
ベストなタイミングでのセッションだったんだなぁ、と素敵な出会いに感謝である。
これは、来年が益々楽しみになってきた!!!