Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

静かすぎる兆し

氣がつけば、福寿草が眩い発光する深い黄色で春を知らせてくれているた。

先日、立春大吉ソロライブが無事に終わったところで、何か記憶の糸が途切れている感覚がある。それは、6日間ほどのマレーシアへの旅がそうさせているとも言える。

山崎努さん主演の時代劇「雲霧仁左衛門」の中で、晴れ渡った青空の下で、盗賊の頭の仁左衛門が若頭の木鼠の吉五郎に向かって言った「静かすぎる、これも何かの兆しなんだろう、動いてみるか。」という台詞が印象に残っている。

何故か、マレーシアから帰国してから、そんな「静かすぎる・・・:」心境が続いている。

 

漬けておいた野沢菜漬を確認してみたり、沢庵を切ってみたり、春の花を愛でたり、子どもと遊んだり、春の兆しが見えてくると、日々結構やるべきことはありつつも、とても豊かな時間を淡々と過ごしている。

ここのところの、自分としての最大限に興奮していることは、大きな火鉢に飼っている金魚のすみかの日々の変化なのだ!!!

それは、昨年そこに入れておいた真菰が冬を越して、新しい芽がたくさん出てきているのである!!!

この目に見えて伸びてくる日々の成長具合を見るのが、密やかな楽しみとなっている。

そんな「静」から「動」へと転じるのが、この25日のセッションな氣がしているのだ。

実は、立春大吉ソロライブの大銅鑼のセットを演奏している時に、皮膚感覚的に次の音の次元の扉が開いて自分の音が別次元に突入したのを感じた。

その感覚を実証してみるのが、Hi-Ringoさんとのセッションになったのも、かなりの意味があるはずなのだ。

今回のセッションは、正直なところ言葉でいくら説明しても伝わりにくことしかない。というか、個人的な俺の興味でHi-Ringoさんにセッションを申し込んだので、それを上手いこと形にしてくれているので、とてもありがたい限りではあるのだが・・・。

人に見せなくてもいいかな!?的な氣持ちが根底にあったりして、関係者の方々には、本当に申し訳ないが、集客的には「完全失速」という四文字が見え隠れしている今日この頃。飛行機で言えば落ちているところかもしれないが、そんな中、石垣島のシャーマンが飛行機ではるばるやって来るという情報も入っており、ピンとくる人には分かってしまうんだなあと思うのである。

Hi-Ringoさんとセッションしたい理由の一つに、音の誠実さがある。音はその人の全てが含まれるので、何も隠せないのだ。そんな彼との音の旅はどこへと誘われるのか、今から楽しみで仕方がない。

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