Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

新井慎也の NEW ALBUM が完成!!!!

新井くんとの出会いは、故・遠藤ミチロウさんのライブへの出演依頼がきっかけだった。最初の時は、ミチロウさんのライブに、俺の様な神楽太鼓奏者が入ると面白そうだということでオファーしてくれたのだ。

そんな新井くんは、自身もミチロウさんの様にギター1本で弾き語るスタイルで長年活動を続けており、50歳を記念して、俺と二人でセッションでのライブレコーディングアルバムを作りたいという流れになった次第なのである。

「本当にこの題名でいいの!?」と確認してしまったアルバムタイトル。。。

打楽器奏者「石坂亥士」とのセッション ライブレコーディング!!!

人のアルバムのタイトルに、自分の名前がどーんっと出ている不思議な感覚を味わっている最中でもあるのだ・・・・

当初出会った頃の新井くんは、あまりにもガサツで、ついつい色々と意見してしまったのを思い出す。まあ、普通はそういった意見には耳を貸さずに、俺とは距離を置いていく傾向にある。昔から黙っていられない性格なので、どこに行っても許容量を超えた場合ついつい意見をしてしまうのが悪い癖でもある・・・

あのままの新井くんだったら、一緒の場で音を響かせることはなかったとも思う。。。

しかし、新井くんは、事あるごとに連絡をくれて、逆に俺との距離を縮めて来たという強者でもあるのだ。

そして、彼の音楽も確実に素敵な方向へと向いているのを感じるられ、嬉しく思っていたので、今回、彼のアルバムに参加できたことは、本当に嬉しいことだと思っている。

基本的に歌ものは、あまり聴かないのだが、ミチロウさんの歌の世界観は見事だった。そんなミチロウさんの背中を見続けて追いかけて来たのであろう、新井慎也の歌の世界はどんなものなのだろうか!?

正に今回のアルバムは、タイトルそのものだった!!!

新井くんがギターを弾いて歌って、そこに俺が打楽器を中心にセッションしていく一発録りだった。

オーバーダブや別録りは一切なしという潔さも好感が持てた。

なので、ダメなテイクはその場で却下して、成功したものを残していくスタイルだ。

一発録りならではの面白さもあり、レコーディングも楽しい時間だった。

録音エンジニアさん(福田義明[FKDREC])がマイクを立ててくれて、レコーディングの臨場感が際立っていくのを強く感じながら、セッション・ライブレコーディングは突き進んでいったのだった。

個人的に時間を費やしたのは、新井くんの歌を聴き込むことだった。そのおかげで感じることができた彼の歌と楽曲の世界観を、より効果的なものにするための楽器編成を模索していった。

そして、必要になったものがハッキリしたのだ!!!

それは、ジンベやシンバルを叩きながらも、鳴り物類を自由に操れるスタンドが必要だということだった。

当初は、上の写真の様にスタンドに一本の棒を括り付けて、ベル類やティンシャをかけていたのだったが、これだと、その響きの持続が難しいことが判明し、一回の動作で持続して響く様にしなければ!!!

ということで、流木をつなぎ合わせて新井くん専用のスタンドを自作したのだった。

これが功を奏し、かなりの自由度が生まれたことで、それぞれの楽曲に更なる効果をもたらすことができた。このスタンドの誕生は、今回のレコーディングでの自己満足度がかなり高い!

こんなに写真が使われるとは思わず、動き易い作業着でレコーディングに行っていたので、ライナーノーツには職人が打楽器やってる風で、雪駄の写真まで使われていることにもビックリ!!!

このアルバム、なんと俺の大銅鑼のソロから始まり、ラストは新井くんのソロで締めるという大胆な流れだ。

俺の大銅鑼のソロが終わってからの、2曲目「マタ何処カデ」の始まる感じが、絶賛発売中!新井慎也ワールド突入!!!と言わんばかりで、楽しい氣分になってくるのが不思議だ。

全編を通して、「人生って楽しいんじゃねぇ!?!」と断言しないながらも彼自身が楽しんでいる雰囲氣が伝わってくるのではないか!?と思えてならない。

歌の持つ力は大きいなあと思える体験となった、新井慎也のセッション・ライブレコーディング。

今後の彼の活動も、興味深い所である!!!

そして、夏至を目前にして思う、「新井 慎也とのリアルセッションライブもありかもしれない!」と。

今週末22日の夏越ノ大祓2024の時には、このセッションアルバムを販売してみたいと思っております。

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楽しい氣持ちになりたい方は、是非!!!!

ーーー ライナーノーツより ーーー

「新井慎也の興味深い感覚」  

新井くんとの出会いは、彼が企画した「遠藤ミチロウさんのライブへの出演依頼がきっかけだった。ミチロウさんと、俺の様な打楽器の即興演奏家を同じライブに登場させることで、何か面白いことが起こる予感がしていたらしい。そんな、新井くんの読みは的中し、翌年は、ミチロウさんとのセッションへと発展し、白熱のライブとなったのを覚えている。 そして今回、新井慎也という男は、セッションアルバムという形で、彼自身にもその状況を作り出したのだ! その判断は、聴いてくれる皆さんにお任せすることにするが、新井慎也とのセッションが楽しかったのは事実である。

                                  石坂亥士