「 Shingetsu-Kagura Project 」と題して、毎月の新月になった頃に、その月の音源を一枚のCD-Rに焼いて、賛同してくれた皆さんに送るというもの。
1年間、12ヶ月分の参加費を先払いしてもらって、ソロ演奏もしくはセッション音源をアルバムにして音の好みはさておき、俺がその時に「これだっ!!!」という音源を選んでお届けするというシステムなのだ。
昨年の10月から始めたこのプロジェクトは、一年で一区切りと思っていたところ、このプロジェクトが終わる数ヶ月前に、「36回!!!」というイメージが閃き、後24回の2年間はやってみようと思うに至ったわけなのであります。
そして、来月の新月から第二弾のスタートします!!!
と言うことで、新たな賛同してくれる仲間を絶賛募集中なのであります。
期日が迫っていることもあるので、10月を過ぎてからの途中からの参加でも大丈夫です!
その場合は、申し込んでいただいた時点で、それまでの音源も含めて発送いたします!!!
コロナ騒動を経過して思うのは、この世の混沌具合は更に激化して来たなあ・・・、という実感です。著名な誰かが言っていたとかではなく、良くも悪くも、自分の感覚や価値観を自分で育てていくしかないとも思えます。
言葉は、ダイレクトに意味が分かる反面、多くのテレビや新聞がそうであるように、上手いこと丸め込まれる可能性も否めません。
昔から政府や国が推進している事は、薬害もろもろの訴訟などを見ても、間違っていた事が分かったり、認めて補償されるまではかなり後になってからです。
僕らの世代としては、安穏と生きてきた昭和が終わり、平成で日本が訳わからずにシャッフルされて、令和に至っては、個人個人が自分の命は自分で守るすべを模索していかなければならない、ある意味世紀末的時代!?ということになってしまったとも思えます。
僕は、音楽家として自分の関わる音で、この時代に生きていくと決めています。そして、その音というものは、微塵の嘘も介在することができない特性を持っており、かなりリスキーでもありつつもとても魅力的でもあるのです。
音に関しては、未だ解明されていない部分がほとんどですが、この世に存在するものの中で、真実の在り方に一番近いものだということです。
音に対しては、かなりストイックに向き合っておりますが、マスタークラスの達人から、そんな中にも柔らかさがある事がとても重要である事なども学ぶ機会もあり、自分の音の世界も日々進化しております。そんなこの世紀末に生まれる音は、その時代に必要なのではないかと思っております。
そして、新月という捉え方は日本古来の芸能や文化の中で大切にされてきた事でもあり、そこから始まっていく感覚を持つこともこれから更に大切な時節に入ってくると感じます。
新月にひとりの音楽家から届く、現在進行形の音の頼りを楽しみにしていただけるという、心の広い方、粋な方、酔狂な方、マニアな方、音楽好きな方、活動を応援してくれる方、興味を持ってくれる方、興味はないけど参加しちゃうという方、どなたでも御参加いただけたら嬉しい限りです!!
現代稀に見る、時代に逆行している実物を郵送するという音楽の形がShingetsu-Kagura Projectなのです!!!
新月が近づくにつれ、CD-Rをせっせと焼く作業もだいぶ慣れて参りました。
不特定多数の方へではなく、特定の誰かへ音楽を送ることのできるのは、この上なく幸せでもあります。
20,000円(送料込み)で、12回の音の手紙が届きますので、お申し込みは、お名前、ご住所を明記していただき、下記のお申し込みからかアドレスまでお願いいたします。折り返し詳細をご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
dragontone@gmail.com
音源はありませんが、同封した解説文の vol.01〜vol.12までを、参考までに記事としてアップしてありますので、是非ご一読いただけたら幸いです。