スパイラルアームズのツアーの初日となる、4月19日。名古屋東別院会館にて450名満員御礼の中、幸先の良いスタートとなった。
勿論、五木寛之さんのビックネームの影響なことは間違いないわけだが、スパイラルアームズの可能性が新たに広がった会になったとも思えた。

郡上八幡の立光学舎での合宿は、天候によるのだが、朝露に輝く春の花々との対話から始まる。きっと、そんな時間も今回の音の中に生きているに違いないのだ。

夜になると、ちょうど田圃に水が入ったので、一斉に蛙の合唱が始まる。
土取さんが、昔バリ島へ行った時に、誰も居ない田圃の畔に、夜になるとワヤンという影絵芝居をする老人がやってきて、蛙の大合唱の中、その田圃の神様のためだけにひっそりと、グンデールという青銅鍵盤楽器2台ほどの小編成で影絵の奉納が行われていたという話をしてくれた。一瞬、そんなバリ島の田圃に居る様な錯覚にも陥る感覚を覚える。

今回は予定の関係で、夜出発で郡上八幡を目指した。旅は道連れとはよく言うが、スパイラルアームズのメンバーの南インドのムリダンガム奏者の竹ちゃんと二人で、運転を交代しつつ交代で仮眠をとりながら下道での旅を選択した。
身体を伸ばして横になれるので、熟睡まではいかないが、かなり体力が回復すると言うのが分かったのも収穫だった。
大きくなった新たなハイエースは、ツアーバス的存在でかなりの雰囲氣を醸し出している。家族での移動の時とは違って、俺たち二人がこの車から降りてくると、二度見されることが増えたのも印象的だ。
立光学舎に一番近いお寺に、なんと親鸞さんの像が建立されていて、今回の五木寛之さんの講演「わたしの親鸞」との凄まじいまでのリンクに、出発前から驚かされてしまった。良い意味で、良い流れに乗っている時には、もう全て何かで繋がっているんだと思うしかない状態だ。

名古屋へ向かう朝は、朝霧の立ち込める情景が心に沁みた。

東別院会館へは、かなり早く着いたので、近くを散策中、赤い自転車に「Chari」!!!を発見。ついつい自転車に目が行ってしまったが、なんとなく馴染みが無さ過ぎて海外に居る感覚になる名古屋でもあった。

このご当地カフェに入ってみたら、かなり多くのお客さんがモーニングを食べているのにビックリだった。飲み物を注文すると、0円で茹で卵とトーストがついてくると言う素晴らしいシステム!!!

そして、リハから本番へ!!!
今回は菊池颯花さんと言う、若手の歌い手が大抜擢!!!
土取さんと知り合って、四ヶ月ほどと言うが、透明感のある素直な声でこの大舞台で堂々と歌い切り、観客をはじめ関係者からも絶賛だった。
古い公会堂なので響きは良くないはずだが、音響の庵谷さんの音響マジックに脱帽!!!
それほど氣にならなかったが、リハの時に少しだけ違和感が残っていた鞨鼓の響きが、本番はとても氣持ち良いものになっていたのには正直かなりビックリだったなぁぁぁぁ。
親鸞さんの世界観を音で体験してもらってからの、五木寛之さんの「わたしの親鸞」だったので、勿論、一連の流れが大成功だったのは言うまでもないだろう。
五木さんのお話の中で、文章の中の文字を文字として読んではいけない!と言う言葉が印象的だった。
そして、親鸞さんの教えの重要な部分が声と共にあり、それが親鸞さんの和賛に集約されていると言うことらしい。
ご来場いただいた皆さんをはじめ、五木寛之さん、面影座、関係者、スタッフ、共演者の皆さんに心より感謝いたします。
素晴らしい機会を作っていただき、どうもありがとうございました。

個人的には、楽曲によって使い分ける様々な楽器を、さりげなくコントロールできたことが、一番の収穫だった。
なんと数えてみたら19種類の楽器を使っていたと言う・・・・。
さて、今後のスパイラスアームズのツアーは、パーカションがメインとなってくるので、それも楽しみである。
以下スケジュールをアップしておきますので、是非チェックしていただけたら幸いです!!!
お問い合わせ先:SOUND STONE CIRCLE
tel : 090-4503-0524 mail : bmww5307@gmail.com