スパイラルアームズのツアーが終わり、土取さんの拠点である立光学舎へ戻って来て、夜空を見上げれば無数の星々が煌めいている。
初めて来た時も、あまりにも星が綺麗に見えてしばらく見ていたのを思い出した。
あれから30年余りの時間が経っているが、その感覚は未だ変わることはなく、夜空の星の煌めきについつい見入ってしまう。
そんな夜空を見上げつつ、とにかくがむしゃらに勢いのみで突っ走っていた、若かりし修行時代の頃の演奏の記憶が思い出されてきた。決して嫌な思い出ではなく、そんなスタート地点があることがありがたいことでもあり、この立光学舎から見上げる夜空は、自分の原点を思い出させてくれるありがたい場所でもある様なのだ。
基本的なことは、変わっていないが、演奏した回数や経験した事は確実に蓄積されているに違いなく、今回のツアーでの土取さんと竹原くんとの即興セッションもとても楽しくて、やれる事は最大限にやり切れた感覚もあった。
同じ即興感覚を共有できるメンバーとのセッションは、心も身体も喜んでいるように思える。

即興の現場では、その瞬間その瞬間に、いかに執着せずに最大限にやれることをやれるか!!!というのが大切なポイントになってくると強く感じる。

正解はない世界だが、かなりシビアな世界でもあり、共演者の即興感覚の感度が試されるのも事実。そんな即興感覚の感度の合う人というのは、かなり限られてくるので、土取さんは共演する相手は厳選している。
今回、三輪福さんが舞手として参加してもらえたのは、とても嬉しいことでもあり、奇跡のタイミングだったんだろうなあとしか思えない。

本番も、完全にやり切って舞台を去って行った姿は見事だった。土取さんがその時の動画をアップしてくれているので以下に紹介しておきたい。

立光学舎から毎日見える山並みは、天候の違いはあれど常に静かにそこに鎮座している。大自然のあり方に学ぶべきことがたくさんあると思える。

スパイラルアームズの旅路は、次は何処へ向かっていくのだろうか・・・・。

銀河で星が生まれて消えていく様に、響きもまた生まれて消えていく。
ツアー初日となった名古屋でのアンコールの演奏を、土取さんがアップしてくれたので、ここで共有しておきたい。