酒垂神社の茅の輪くぐりの御神事の日は、朝早く目が覚めたので、空を観察しつつブログの記事を書くことにした。
少し肌寒い空氣が心地良く、空模様を観察しながら少し文章を書くという、とても有意義な時間を過ごすことができた。

早朝の梅茶翁を取り巻く環境の音響効果は、とにかく素晴らしい!!!
水のせせらぎと、鳥のさえずりが絶妙なハーモニーを醸し出している。
レコーダーで、その音もフィールドレコーディングしていたので、これからその音を確認するのが、かなり楽しみなのである。

約1時間の間に、空の様相が刻一刻と変化していく。
冒頭の写真から、下の写真への移ろいが、風流そのものだった。こういったひと時というのが、芸能の根底にあるのかもしれない。大切なひと時を味わうことができた事に感謝である。

酒垂神社へ行くと、宮司さんが「まあ、お茶を一杯どうぞ!」とご自宅へ誘ってくれた。本殿からご自宅へ下る階段の途中で、「これが紫式部だよ!」と教えてくれた。最近知った、当帰(とうき)と同じく、小さな花が集まって咲くスタイルだ!!!
このスタイルの花を、自分が好きだったというのに最近氣がついたのも、嬉しい発見だ。

そして、竹の花も咲いているんだよ!と珍しいものを見ることができた。
竹の研ぎ澄ました造形が、茅の輪くぐりの根源にある、素戔嗚尊のイメージとどことなく重なって見えてくる。

そんな酒垂神社の宮司さんの一言に、一同衝撃を受けた!!!
夏越の大祓の謂れの話から、「注連縄というものは、それを境にこの世と神様の世界との結界でもあるんだけど、玄関の注連縄には、また違う意味があるんですよ!」
「簡潔に言うと、腰に茅の輪を着けるか、玄関に注連縄を張っていないと、素戔嗚尊が殺すよ!と言うことなんですよ!!!」と・・・・
一応、茅の輪くぐりのことや、蘇民将来お話のことなど知ってはいたが、自分の理解としては、それを着けている者を守護してくれるのかと思っていたのだったが、まさかに、「玄関に注連縄張ってないと殺す!!!」と言うことであったとは。。。
そんな衝撃の話を聞いてからの、奉納となったこともあってか、三輪福さんの舞も、自分の響きも、素戔嗚尊の良い意味での荒ぶるエネルギーが凝縮して螺旋を描いて様々なモノを昇華していった感じがしたのだった。

茅の輪くぐりを終えて、最後に、参加者全員での大祓祝詞を3回唱えると言う初めての経験をしたのだったが、その時、まさに素戔嗚尊のエネルギーが飛来したかの如き強風が吹き始め、神殿の屏風が風で倒れそうになったり、実際に神前横のものが物凄い音をたてて倒れると言う、リアルに強烈なエネルギーを全員で感じることができたのは、正に夏越の大祓だったなあと思えたのでありました!!!
酒垂神社に伝わる祝詞の中には、南吾志の大祓との表記があり、これもかなり興味深かった。
酒垂神社の宮司さんをはじめ、関係者、参加されたみなさん、どうもありがとうございました。

しかし、「玄関に注連縄張ってなければ殺すぞ!!!」とは、一言で完璧に理解である。
綺麗事だけでは立ち行かなくなっている昨今、そんな素戔嗚尊の強烈なエネルギーが開放される時節なのかもしれないと思えてならない。