Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

時間を外した日に

7月25日は、マヤ暦では「時間を外した日」とされている。毎年、この日はなんとなく意識している。

2025年の7月25日は、朝一から練馬区の保育園で荒馬を子どもたちに教えて、楽しい時間を過ごす事ができた。最近感じるのは、2歳児の動きの絶妙さだ。数年前まではその絶妙な動きの妙は3歳児の子どもに見ることができたのだったが、最近は年齢が下がってきているのは何故なのか!?というのが、個人的に興味を持ちつつ観察しているところだ。

まあ、太鼓は俺が叩いているので、ある意味トランスの儀式の様なもんではあるが、きっと、「楽しくて仕方ない!踊りたい!!!」という魂の叫びが心と身体の奇跡的な融合を果たしてその子の動きに転写されるのではないか!?と思っている。

その日も、「こりゃあ、素晴らし過ぎる!!!」という踊りを見せてくれた男の子が、2歳児に一人いたのだ!!!

完璧なまでのリズムとの融合と、俺の踊りのポイントをしっかりと体得して踊っているという、なんとも見惚れるばかりだった。

きっと、子どもたちに踊りを教えてはいるわけだが、逆に教えてもらっているのかもしれず、素晴らしい時間を過ごせていることに感謝である。

そんな素敵な時間を過ごした後は、保育園のそばのハードオフで、これまた奇跡的な出逢いが待っていたのだ。様々なマグカップが陳列されていたのだが、一瞬違和感を覚える・・・。

何やら見覚えのある飲み口のものが真ん中にあるではないか!!!!

通常のカップにはあるまじき不均衡な素敵な飲み口。平形牧男さんの器がこんな所にあるとは!!!

それも、今では使われていない薪窯で焼いた自然釉で、かなりレアな一品だったのだ。一般の器と一緒に陳列されても、異彩を放つ存在感は流石としか言いようがない。

なんてこと無い器に結構高い値段がついてる中、驚くべきロープライス。これまた素敵な出逢いとなりました。

その後、渋谷のパルコ劇場へ!!!

土取さんが音楽監督を務めた、ピーターブルックの「マハーバラタ」の映画が8Kで上映されるという、そして、ピーターブルックさんの息子さんと土取さんとのスペシャトークもあり、時間を外した日の特別なイベントとなったのでした。

古代インドの世界最長の叙事詩であるマハーバラタは、宗教、家族、争い、哲学、宇宙の法則など、ありとあらゆるテーマが織り込まれて展開して行く。

この映画を見終わって、何か答えの出ないモヤモヤ感が残っていることも、また真実でもある。

今の時代の、不条理もまた真実でもあるし、それぞれの人にとっての正義によって起こされる事柄もまた真実。それら全てが存在するのも、この世の真実でもある。真実というのは一体何なのか!?というというモヤモヤする「問い」を大切にしてみたいと思えた時間でありました。

stage.parco.jp

下記は、マハーバラタ 8K 修復版制作のインタビュー記事なので、是非ご一読を!!!

ピーター・ブルックの『マハーバーラタ 8K 修復版』 – サイモン・ブルック オフィシャルインタビュー | PARCO STAGE BLOG -ブログ- | PARCO STAGE -パルコステージ-

25日は偶然にも新月でもあり、月一で制作しているShingetsu-Kagura Projectのアルバム作るタイミングでもあったのだ。

前日受けた刺激が残っている状態で、26日はアルバムをせっせと焼く作業に!

先月は、大幅に遅れてしまったのだが、今月は新月翌日発送をすることができて、自分としてもなかなかに清々しい氣持ちとなりました!

能登の三輪福さんもこのプロジェクトに参加してくれていて、アルバムが届いたことと、なんと先日のマハーバラタの映画を見に来ていたと連絡をいただき、ビックリだった。たまたま都内で仕事が入り、急遽見に行くことができたというお話だが、偶然とはいえ凄いことだ。

夜は、頭を剃りあげた御仁との楽しい夕食会に。こう見ると、車の色から全てトータルコーディネートされていて、流石!と言うしかない。実は、FM桐生のSpiral Grooveのスポンサーでもあり、楽しい時間を過ごさせていただきました。いつもありがとうございます!!!

異常に暑い日々ですが、子どもたちとクワガタ取りに行ったりしていて、クワガタがいる場所は、自分の子どもの頃と何も変わることなく樹液の所にいたりして、昆虫の世界はほぼ変わらずの様で嬉しい限り!!!

こんな蝶々を見ることができるのも、暑い中出かけたご褒美かもしれない。

しかし、昆虫や植物の造形美や彩色は、唸るばかりだ。

暑い日が続きますが、みなさまお身体ご自愛ください。