Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

種蒔き完了して、荒馬へ!!!

昨日の朝は、早起きして種蒔きに出動だった!!!

最初にこの畑を借りた時は、タイミングよくその前に津軽での公演があり、舞踏家の雪雄子さんのお宅に泊めていただいていた時、雪さん宅の上に住む自然農を営む白取さんに、雑草ぼうぼうの畑に種を撒くやり方を教えていただき、とにかく草を刈る前に種を蒔きまくり、そしてその後、草を丈に合わせていくつかに切断していく方法で、結構な収穫を得ることができたのだった。

最近、方法的には少し自分なりの工夫をして、草を刈った後に、大根は点蒔きして、野沢菜は筋蒔きにして、収穫しやすさも追求しているところなのである。

うちの神楽の演目で、「稲荷山種蒔きの舞」というので、道化役の二人のエサコが、お稲荷さんの命により、大地を耕して、五穀の種を撒いて、収穫してお餅にして、観客にお裾分けするというストーリーの中で、柵を切って、種を撒いて「けぐる」という行為がある。

柵を切るまではいかないが、筋蒔きした野沢菜の種を「けぐる」ことで土をかけていく。

自分自身もそれほどリアルではなかった「けぐる」という行為が、伝統芸能の中に取り入れられてるわけなので、こんな簡単なことだが、より原点へと近づいているのかな、とも勝手に感じつつ、けぐれたことに感謝だった。

種は、土と交わることで発芽していく。先日、土取りさんから聞いた話で、「土と命」は人類が作ることができないという話を思い出し、まじまじと土を観察してみた。

大根と野沢菜以外は、完全ばら撒きなので、どこに芽が出てくるかわからないので、これはこれで、芽が出てきた時の驚きが、忘れられずに、ついついばら撒きをしてしまうのである。

活躍してくれた、マキタの電動草刈り機と、新調した金象印のれいき!!!

撒いた場所には、篠竹を刺してみたが、完全に自己満足だが、良い雰囲氣だ。

帰って、朝ごはんを作ってもらったら、卵焼きに顔が書かれてあり、エネルギー充電完了して、いざ練馬区へ出発したである。

何かが、今までと違ってきている昨今!!!

荒馬を踊る俺を知っている練馬区の人たちは、本当の俺の活動は知らない人がほとんどだったが、近年は、荒馬の公演を依頼してくれる、父母の方が俺のサイトを見ているようで、こんなポスターまで作って掲示してくれていて、ありがたい限り!!!

通常公演ではあり得ない、ポスターの空氣感がまた心地良い。

 

基本的には、ずっと踊っているという自分の公演ではあり得ない状況下、子どもたちの盛り上がりは最高潮へと達していくのでありました。

とても良い汗をかいた一日に感謝である!!!

さて、本日は、これより群馬県妙義神社にて「天空の社祈願祭」へ!!!

天空に存在するMyougijinjyaという星に願いを届ける、稀な祭禮なので、そんな天空へと想いを馳せることができるのも、このお祭りならではどと思うのだ。

さてさて、どんな音に出逢えるか、楽しみだ!!!