昨日より、ムリダンガムの演奏家である竹原くんと一緒に、郡上八幡の土取りさんの拠点に来ている。
今回は、スパイラルアームズの合宿ではなく、土取さんの縄文鼓の演奏のサポートなのである。

土取さんの家の水は、湧水でとても美味しいこともあり、ついついお茶を飲み過ぎてしまい、夜中にトイレに2度も起きてしまったが、氣持ち良い朝を迎えることができた。

金木犀の香りが、早朝の空氣と相まってとても清々しい氣持ちにさせてくれる。

よく観察してみると、造形的にかなり興味深い紫のまだらなホトトギスの花。

植毛の様な部分に、朝露が光っていて、これもびっくりだった。

今日の一番大切な仕事は、縄文鼓の配置を確認しておくことだ。
どの太鼓の存在感も、素晴らし過ぎる。
これらの太鼓の皮は、まだ破れていないらしく、おそらく40年近くこの状態でキープされていて、演奏に耐えうる状態と言う事実は、凄まじいことだと思える。

博物館にある様な展示されているだけのものではなく、実際に演奏されているこれらの、太鼓たちには、本当に魂が宿っているように感じられる。
そんな奇跡の縄文鼓を、間近に感じられると言う夢の様な時間でありました。
20年以上前にもスタッフとして、これらの縄文鼓を運んだことがあったのだが、その時よりも、存在感が濃くなっていることに、かなり驚かされた。

そんな縄文鼓を見守る空模様が、かなり魅力的だった。
天氣が、予想しにくい状態だが、明後日の演奏が、とても楽しみで仕方ない!!!