Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

干し柿が絶好調!!!

干し柿作りを始めたのは、2021年の10月だったが、この時は、とにかく干しておけばいいのだと思ってほったらかしていたら、秋の雨の湿度にやられたようで、カビてしまってほぼ全滅という結果だった。。。。

干し柿へと変身できなかった、上の写真のこの干し柿たち。100個近く剥いたのだったが、残念ではあったが、これが俺の干し柿作りへのスイッチを入れていくれた良い経験となっり、その後色々と調べて、時期、熟れ具合、大きさもろもろ、毎年観察しつつ試行錯誤して今に至っているのだ。

ブログに記録してあるので、遡って確認できるのがありがたいところだ。

最初の年は、渋柿ハンターの様に、青地的な空き地に生えている渋柿を探したり、メルカリで購入したりしていたが、今はラッキーなことに借りている畑にある一本の渋柿の木だけで、間に合っている。

そして、今年はかなりの大粒揃いなのだ!!!

中位の大きさで、かなりの量が鈴生りになる木なのだが、例年と違った要素は、三分の一位の面積が藪がらしに覆われてしまい、柿の木にストレスがかかったことで、実の数が減ったことが、大粒の柿の実をつけさせたのではないか!?と想像しているところだ。

昨日は晴れたので、柿を外に干した後、子どもたちと近くの行きつけの神社へ散歩に出かけたところ、シマヘビの日光浴に遭遇!!!

岩場に張り付く蛇を見たことがなかったので、一瞬、何かわからなかったほどだったが、あり得ないほどに各関節が左右に微細に湾曲を繰り返してゴツゴツの岩に沿っている様子が、とても興味深かった。蛇という存在の不思議さを改めて感じたのでありました。

そして、帰ってきたら近所のおばあさんも帰ってきたところで、「カマキリが、こーんな格好してるよ!」と、その現場を教えてくれた。

怒り心頭とも言える、羽まで広げた姿勢も初めて見たかもしれない。

子どもたち曰く「カマキリと蝶々が一緒になっているみたい!」と。

カマキリと言えば、思い出すのは針金虫だ。神社の焼却炉の防火用バケツにカマキリが落ちて死んでいて、そのカマキリから出ている針金の様なものが動いているのを見たことがあった。

ナショナルジオグラフィックの記事に、アスファルトへ誘導されるカマキリ!というのがあった。カマキリに寄生した針金虫が、カマキリを操って行動させているという。そう言えば今回見たカマキリも、アスファルトにいた。

本来樹上に生息しているカマキリが、針金虫に操られて水辺に誘導され、水に飛び込むらしいのだ。それが針金虫としてのコンプリートで、幼虫から成虫へと変貌を遂げるという・・・。

昆虫界ではかなりの猛者で知られるカマキリが、寄生された針金虫に、最終的には操られて死んでいくという事実にびっくりだ。

水辺は、強い水平偏光を反射していて、アスファルトもまた強い水平偏光を反射しているので、水辺と間違えてアスファルトに誘導されてしまうという話だ。

カマキリが、アスファルトで車に轢かれたりして死んでいる姿を目にしていたが、これが針金虫の仕業というのを知って、妙に納得してしまった。

子どもの頃、道で死ぬ寸前の茶色いカマキリに拝まれると呪われるという話を信じて、拝まれない様に氣をつけていたが、あれもまた針金虫が関わっていたのかもしれない。

今の人の世を取り巻く環境も、凄まじい事になっているわけだが、まあカマキリにならない様に、手を動かして渋柿の皮を剥きまくろう!!!

桐生の梅田ふるさとセンターでゲットした竹籠が、渋柿の収穫に大活躍してくれていて、なんだかとても嬉しい今日この頃なのであります。