Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

2月14日、15日、16日、17日。

14日には、立春大吉ソロライブを無事に開催することができて、スタッフ関係者一同一安心したのだった。

そして、翌日の撤収も早々に終わったのだったが、そこからが怒涛の凝縮プログラムが待っていたのでありました。

帰ると、子どもたちに付き合って、いざ河川敷へ!!!

この日は暖かくて、ついベンチで寝転がっていたら、誰か近づいてきて俺の顔を覗き込んでいる。。。

自分の子どもかと思いきや、知らない子どもで、彼もまた、真似して寝転んでいるという不思議な状況に・・・

そして、結局子ども同士で遊ぶことになったらしいのだ。

この河原で、奇跡の再会があった。娘が遊んでいた子のお父さんが、なんと俺が教育実習に行った時に、当時小学校5年生だったというのだ!!!

俺は2年生のクラス担当だったので、5年生というとそれほど関わりはなかったはずだが、よく覚えていてくれたもんである。彼自身も、教育実習に行きたくなってその道を進んだそうだが、今は物流の方でバリバリ働いているという。

いつも行っている場所ではないだけに、何やら不思議巡りになってきているのかもしれない。

夜は神楽の練習日で、新人神楽師たちとお囃子の練習をして、終わってから一路所沢のホテルを目指したのだった。

部屋番号が、ラッキーなことに家族全員が大好きな友人の誕生日で、良いことの起こる兆しを感じたのだった。

そして、16日と17日の連日、特別支援学校でのワークショップだったのだ。

そんなこんなで、少し疲れも溜まっていたのだったが、ホテルに2泊してゆっくり寝たらバッチリ回復!!!

ワークショップを無事に終えて、目指したのは赤城の小沼!!!

音叉の達人でもあり、人生の達人でもある小林さんの家に行って、一緒に夜の赤城山を目指したのだ!!!

何故か、ここのところ小沼に呼ばれているのかなんなのか、節分に氷上でグンタを鳴らしたこともあるが、今回の新月にここに行かねば!!!と閃いてしまったのだ。

絶対に行かなければいけない!というのではなくて、行ける状況だったら行く!という感じで、運は我に味方したり!という感触もあり、雪が舞ってはいたがそれほど悪天候ではなく、何やら歓迎ムードを感じつつ凍った小沼の中心へ進んで行く。

正直な話、中心かどうかはわからないが、この辺りがいいね!という場所があり、そこで新月の奉納演奏を二人でやることにした。

これは、もう絶対に独りだったら無理だったし、小林さんと俺のコンビは、通常モードよりもお互い良い意味で過激になっていく傾向が強いので、この様な常人は絶対に行けない場所にも行くことができたのだと思わずにはいられない。

持っていく楽器も、なんとなく指定された感覚で、鞨鼓とシンギングボウル、グンタ、ソルフェジオガンク、石笛、土笛。

今回感じたのは、鞨鼓だったな!!!という事だ。

一般的には、鞨鼓は雅楽の演奏の中でしか使用されないが、この太鼓の音色は様々なものへ影響を及ぼすと感じている。

このブレた画像の様に、鞨鼓の一打の打音が、小沼のおそらく結界の中で静寂だが強烈な唸りとなっては跳ね返って来るのだ。

それは、幻想的な声の様でもあり、その音の在り方と、響き方、あり得ない密度感は、畏敬の念を抱くしかない。

音の持っている本来の在り方を体験させてくれたのかもしれない。

新月でもあり、粉雪が舞っているので、灯りは一切なく、小林さんのライトが照らす光景だけだ。

光と影の織りなすブレブレの画像の陰影が、どこか物語性のある絵画の様にも見えてくる。

最後に真っ暗だったが、小沼の方を一枚撮って、その場を後にしたのだった。

真っ暗なので画像をフォトショップで修正したら、なんとなく新月の小沼が見えてきたのが嬉しい。

 

今日知ったが、今回の水瓶座の新月を迎える時刻が21時02分だったという。

駐車場に上がってきたのが21時を過ぎていたので、ちょうどその頃居たんだなあ、と思いつつこの暗い写真を見たら、撮影時刻が正に21時02分だったという奇跡!!!

 

久々に、背筋がシャキン!!!としたのでした。

 

即興演奏と同じく、閃きの通りに動いていると、奇跡的なタイミングが訪れるんだなあ、としみじみ思った出来事となりました。