Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

3月に入り

ちょうど2024年の3月2日に、イランにツアーに入っていた。下の写真は、その時に飛行機から撮ったものだ。

如何ともし難い状況に、亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、イランの友人たちの無事祈りつつ、平和を願うばかりだ。

イランの移動中に撮った雲越しの太陽。

空は繋がっているというが、戦争が始まったという3月1日は、地元の神楽の練習日だった。

赤城山へ雲が集まって行く様な、不思議な空が広がっていた。

すべての芸能や音楽、またアートをはじめとする表現活動も全てが、極論を言えば平和への祈りに他ならないと思うのだ。

密やかに、平和を祈りつつ神楽の練習が繰り広げられていく。老若男女とはこのことか!?という具合に、様々な年齢の神楽師たちが春祭りに向けて、新たな配役で白熱した練習が展開されていた。

春祭りは、平日ということもあり、猿田彦命、天鈿女命、天布刀玉命の三役を担当しているメンバーが不在となるという緊急事態。

不幸中の幸いとはこのことという風に、新たなメンバーで、この三柱の神様役を上手いことやってくれそうで、ありがたい!!!

賀茂神社の神楽の太鼓のリズムは、左と右の強弱が極端で、そのテンポがまた速く、かなりの練習が必要なので、新人神楽師たちも練習に励んでいるところだ。

翌日、神楽殿にある衣装を確認する用事があり賀茂神社へ。

人氣は無いが、綺麗に清掃された境内と拝殿は、とにかく清々しかった。

神楽殿から見る光景は、慣れてはいるが、やはり不思議だ。

二間四方のかなりギュッとした神楽殿。

「この神楽殿をどれだけ広く見せる事ができるかが、神楽師の力量でもあり、舞い終わって帰る時には、この場所から帰りたくない!とうしろ髪ひかれる想いで帰るもんだ!」と先代の師匠は笑いながら言っていた。

春季例大祭は、下記の日程で行われます。ご興味ある方は、是非!!!

通常のイベントとは違うので、時間は目安ということでお願いします。

「4月14日(火) 宵祭り」17時頃より拝殿にて御神事が始まり、約30分ほどで終了し、その後、神楽殿にて「白黒翁三番叟」の上演。着替えの関係でおそらく17時45分から18時あたりかと。

夕食を挟んで19時過ぎよりもう一演目予定(内容未定)。

「15日(水) 本祭り」10時から拝殿にて御神事が始まり、10時30分過ぎより、「白黒翁三番叟(白翁の舞のみ)」「猿田彦の舞」。昼休憩を挟んで13時半頃より「天岩戸開きの舞」「稲荷山種蒔の舞」。

今は、こんな椿の花盛りですが、春季例大祭では、運が良ければ神楽殿の上の桜の木に咲く、桜の花びらがヒラヒラと舞い散って、かなり風流な光景を見ることができるはずです。