Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

New Moon in Aquarius

赤城山は、子どもの頃から馴染みのある山でもあり、榛名山と妙義山と共に上毛三山に数えられる名山の一つだ。

基本的に見ることの方が多く、実際に赤城山へ上って行くことは少なかったのだが、ここ数年は、年に数回は小沼へ行くことが年中行事の様になっている。

そんなこともあり、湖面が凍結したという情報を得たので、小沼の中心で音を響かせたいと思い、出かけたのだ。

結果的に貴重な音源を録音できて、その音源を一枚の記録として発表する事がきたので、ここでお知らせしておきたい!!!

節分の日の夕刻、子どもたちと3人でバリ島の法具・グンタを持って行ってみた。その時のあまりにもクリアで神聖な響きに驚愕!!!

GAISHI,IMASU,SORA,(グンタ)

そして、新月の日にも再び小沼へ!!!

その日は、都内でワークショップをしていた関係で、到着が夜になってしまったという状況に。。。

音叉の達人TAKE-Kさんと待ち合わせて、赤城山を上り始めた時には粉雪が舞っているという!!!

小沼に到着すると、なんとなく歓迎されているムードを感じつつ、中心部を目指すべく二人で漆黒の闇に突入て行ったのでした。

GAISHI(石笛、土笛、シンギングボウル、鞨鼓、ソルフェジオガンク、グンタ)

TAKE-K(音叉528hz,741hz)

きっと自然界と人間界の境界線というものがあり、それは季節や時刻によっても変化していく。

節分の日に行った夕刻の響きは、誰でも踏み込める領域で太陽の光のある中での「陽」の奉納演奏だった。その響きがあまりにもクリアだった事で、新月の日にも小沼を訪れることにした経緯もあるのだ。

新月の夜の小沼は、正に漆黒の闇であり、境界線を越えて自然界の懐に踏み込んでの「陰」の奉納演奏となった。通常の感覚では、まず踏み入ることのできない凍結した小沼の中心部での響きは、巨大な結界に反射して返ってくる残響が大自然の声にも感じられ、荘厳であり幽玄な音がそこには存在していた。

雑然とした日常の中にある音とは全く違う音の世界が、このアルバムには収録されている。自分で聴いても、不思議と自分が演奏しているとも感じない、音そのものの在り方がそこにはあって、完全に何かがリセットされる感覚を覚える。

陰と陽の奉納演奏で、「中庸」にチューニングしてくれる感覚なのかもしれない。

結果的に、新月点を迎える直前まで演奏していたという奇跡!

今回の水瓶座の新月(金環日食)というのは、「従来の枠組みを壊して自由な未来を創造する力が働く!」というタイミングというのも嬉しいことだ。

音楽の好みはあるとは思うが、それとは関係なく、上州人は一枚手元に持っていて欲しい音源だと勝手に思ってやまない。

赤城山の頂上付近に、こんな音があるという記録としてもかなり面白いとも思うわけであります。

音源は、下記リンクのbandcampにてデジタルデーターを販売してますので、是非チェックしてみてください。

無料で試聴できますし、購入もできます。

CD-R版(解説文付き)を購入したい方は、2,000円(送料込み)にて販売しますので、こちらよりお問合せください→→→コンタクト

gaishiishizaka.bandcamp.com

 

 

3月に入り

ちょうど2024年の3月2日に、イランにツアーに入っていた。下の写真は、その時に飛行機から撮ったものだ。

如何ともし難い状況に、亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、イランの友人たちの無事祈りつつ、平和を願うばかりだ。

イランの移動中に撮った雲越しの太陽。

空は繋がっているというが、戦争が始まったという3月1日は、地元の神楽の練習日だった。

赤城山へ雲が集まって行く様な、不思議な空が広がっていた。

すべての芸能や音楽、またアートをはじめとする表現活動も全てが、極論を言えば平和への祈りに他ならないと思うのだ。

密やかに、平和を祈りつつ神楽の練習が繰り広げられていく。老若男女とはこのことか!?という具合に、様々な年齢の神楽師たちが春祭りに向けて、新たな配役で白熱した練習が展開されていた。

春祭りは、平日ということもあり、猿田彦命、天鈿女命、天布刀玉命の三役を担当しているメンバーが不在となるという緊急事態。

不幸中の幸いとはこのことという風に、新たなメンバーで、この三柱の神様役を上手いことやってくれそうで、ありがたい!!!

賀茂神社の神楽の太鼓のリズムは、左と右の強弱が極端で、そのテンポがまた速く、かなりの練習が必要なので、新人神楽師たちも練習に励んでいるところだ。

翌日、神楽殿にある衣装を確認する用事があり賀茂神社へ。

人氣は無いが、綺麗に清掃された境内と拝殿は、とにかく清々しかった。

神楽殿から見る光景は、慣れてはいるが、やはり不思議だ。

二間四方のかなりギュッとした神楽殿。

「この神楽殿をどれだけ広く見せる事ができるかが、神楽師の力量でもあり、舞い終わって帰る時には、この場所から帰りたくない!とうしろ髪ひかれる想いで帰るもんだ!」と先代の師匠は笑いながら言っていた。

春季例大祭は、下記の日程で行われます。ご興味ある方は、是非!!!

通常のイベントとは違うので、時間は目安ということでお願いします。

「4月14日(火) 宵祭り」17時頃より拝殿にて御神事が始まり、約30分ほどで終了し、その後、神楽殿にて「白黒翁三番叟」の上演。着替えの関係でおそらく17時45分から18時あたりかと。

夕食を挟んで19時過ぎよりもう一演目予定(内容未定)。

「15日(水) 本祭り」10時から拝殿にて御神事が始まり、10時30分過ぎより、「白黒翁三番叟(白翁の舞のみ)」「猿田彦の舞」。昼休憩を挟んで13時半頃より「天岩戸開きの舞」「稲荷山種蒔の舞」。

今は、こんな椿の花盛りですが、春季例大祭では、運が良ければ神楽殿の上の桜の木に咲く、桜の花びらがヒラヒラと舞い散って、かなり風流な光景を見ることができるはずです。

旅路

ソロライブが終わってからの一連の流れは、まさに激流の様だった・・・。

自分で組んだスケジュールなので、仕方ないと言えばそれまでだが、予定というものは、重なる事が多い。

そんな激流を乗り切ったと思ったら、一路、郡上八幡を目指していたという・・・。

夜のうちに出発して車中泊、起きたのは佐久辺り。その後、順調に走って、毎回通るたびに素敵な名前だと感心している「弥栄橋」を渡る。

途中、標高の高い場所では道路の端にかなりの雪を見ることができた。

明宝の道の駅で、吉田川まで降りてしばしの休憩を。

清流吉田川というだけあり、水の色がとにかく美しい!!!

そして、今回の最初の目的地、立光学舎にも無事到着することができた。

ここには、下の子の自家用車がキープしてある。それは小さめのリヤカーとねこ(一輪車)だ。これを引いて荷物を運ぶのが楽しくて仕方ないらしい。

枯れ枝や雪を運んでご満悦!!!

ある意味、叡智の結晶でもあるリヤカーの機能性と機動力で、小さな自分でも大量の荷物を運ぶ事ができるのと引っ張っていて楽しいという、一石二鳥の機能に魅了されてしまった様だ。

実は、幼少の頃見た、地下足袋を履いてリヤカーを引っ張って歩いて回って来る焼き芋屋さんに憧れて、そんな焼き芋屋さんになりたいと思っていた時期があったのを思い出す。

そして、翌々日は犬山の成田山を経由して、今回のメインとなる津島神社の烏呼神事へ!!!

成田山の狛犬の、凄まじい風格に見入ってしまった。

向き合った阿吽の狛犬の間を通る時、狛犬の結界の効力が発動されるんだろうなぁ。。。と妄想しつつ、写真に収めさせてもらった。

尾張津島神社は、全国に3,000以上も点在する津島神社の総本山でもあるという事で、かなりの風格のある神社だ。

かつては「津島牛頭天王社」と称されていて、牛頭天王信仰の総本山だったそうだ。

明治の神仏分離令によって、牛頭天王から御祭神を素戔嗚尊に改めたことによって、現在は素戔嗚尊の名前が一般に知られている。 

そんな津島神社で、烏呼神事という珍しい儀式が行われたのだ。

それは、全て雅楽の生演奏によって式が進行していくという雅な世界だった。

巫女舞も厳粛で素晴らしく、玉串拝礼に至っては、その巫女さんから直接手渡されるという徹底ぶりには、度肝を抜かれた。

この烏呼神事は、津島神社の紹介によると、古来、屯倉供祭(みやけくさい)と称し、正月26日に執り行われていたそうで、津島の古殿地と言い伝えられる平和町三宅の里より、神職・里人が神饌を奉納し、「一時上臈」と称された巫女が舞を奉納します。

祭典の途中で、お供えの粢(赤飯)を本殿と八柱社の屋根上に投げて烏に与え、五穀豊穣を祈ることからこの名があります。

との記載があります。

神事の最中、唐突に「かぁ〜っ!かぁ〜っ!」と神官さんが鳴いて、烏を呼ぶびつつ箸で赤飯を屋根に投げておりました。

下に落ちたお赤飯。

翌朝起きると、曇っていたが、木々の水滴がキラキラと。

小さな異次元空間が、そこには存在していた。

2月14日、15日、16日、17日。

14日には、立春大吉ソロライブを無事に開催することができて、スタッフ関係者一同一安心したのだった。

そして、翌日の撤収も早々に終わったのだったが、そこからが怒涛の凝縮プログラムが待っていたのでありました。

帰ると、子どもたちに付き合って、いざ河川敷へ!!!

この日は暖かくて、ついベンチで寝転がっていたら、誰か近づいてきて俺の顔を覗き込んでいる。。。

自分の子どもかと思いきや、知らない子どもで、彼もまた、真似して寝転んでいるという不思議な状況に・・・

そして、結局子ども同士で遊ぶことになったらしいのだ。

この河原で、奇跡の再会があった。娘が遊んでいた子のお父さんが、なんと俺が教育実習に行った時に、当時小学校5年生だったというのだ!!!

俺は2年生のクラス担当だったので、5年生というとそれほど関わりはなかったはずだが、よく覚えていてくれたもんである。彼自身も、教育実習に行きたくなってその道を進んだそうだが、今は物流の方でバリバリ働いているという。

いつも行っている場所ではないだけに、何やら不思議巡りになってきているのかもしれない。

夜は神楽の練習日で、新人神楽師たちとお囃子の練習をして、終わってから一路所沢のホテルを目指したのだった。

部屋番号が、ラッキーなことに家族全員が大好きな友人の誕生日で、良いことの起こる兆しを感じたのだった。

そして、16日と17日の連日、特別支援学校でのワークショップだったのだ。

そんなこんなで、少し疲れも溜まっていたのだったが、ホテルに2泊してゆっくり寝たらバッチリ回復!!!

ワークショップを無事に終えて、目指したのは赤城の小沼!!!

音叉の達人でもあり、人生の達人でもある小林さんの家に行って、一緒に夜の赤城山を目指したのだ!!!

何故か、ここのところ小沼に呼ばれているのかなんなのか、節分に氷上でグンタを鳴らしたこともあるが、今回の新月にここに行かねば!!!と閃いてしまったのだ。

絶対に行かなければいけない!というのではなくて、行ける状況だったら行く!という感じで、運は我に味方したり!という感触もあり、雪が舞ってはいたがそれほど悪天候ではなく、何やら歓迎ムードを感じつつ凍った小沼の中心へ進んで行く。

正直な話、中心かどうかはわからないが、この辺りがいいね!という場所があり、そこで新月の奉納演奏を二人でやることにした。

これは、もう絶対に独りだったら無理だったし、小林さんと俺のコンビは、通常モードよりもお互い良い意味で過激になっていく傾向が強いので、この様な常人は絶対に行けない場所にも行くことができたのだと思わずにはいられない。

持っていく楽器も、なんとなく指定された感覚で、鞨鼓とシンギングボウル、グンタ、ソルフェジオガンク、石笛、土笛。

今回感じたのは、鞨鼓だったな!!!という事だ。

一般的には、鞨鼓は雅楽の演奏の中でしか使用されないが、この太鼓の音色は様々なものへ影響を及ぼすと感じている。

このブレた画像の様に、鞨鼓の一打の打音が、小沼のおそらく結界の中で静寂だが強烈な唸りとなっては跳ね返って来るのだ。

それは、幻想的な声の様でもあり、その音の在り方と、響き方、あり得ない密度感は、畏敬の念を抱くしかない。

音の持っている本来の在り方を体験させてくれたのかもしれない。

新月でもあり、粉雪が舞っているので、灯りは一切なく、小林さんのライトが照らす光景だけだ。

光と影の織りなすブレブレの画像の陰影が、どこか物語性のある絵画の様にも見えてくる。

最後に真っ暗だったが、小沼の方を一枚撮って、その場を後にしたのだった。

真っ暗なので画像をフォトショップで修正したら、なんとなく新月の小沼が見えてきたのが嬉しい。

 

今日知ったが、今回の水瓶座の新月を迎える時刻が21時02分だったという。

駐車場に上がってきたのが21時を過ぎていたので、ちょうどその頃居たんだなあ、と思いつつこの暗い写真を見たら、撮影時刻が正に21時02分だったという奇跡!!!

 

久々に、背筋がシャキン!!!としたのでした。

 

即興演奏と同じく、閃きの通りに動いていると、奇跡的なタイミングが訪れるんだなあ、としみじみ思った出来事となりました。

 

立春大吉2026桐生市有鄰館煉瓦蔵 × Michi Ishihara

2月14日に開催された立春大吉ソロライブが無事に終わり、ほっと一息着いている今日この頃。

石原ミチさんの写真で、振り返りつつここに記録しておきたい。

立春から10日過ぎているので、当日は過ごしやすい氣温だったが、煉瓦造りの蔵は日中も冷えていて、お昼ご飯のお弁当は、スタッフのみんなで日光浴しつつ外で食べていた。

夕刻になって来ると、会場の設営も終わって、最終段階でもあり余裕はありつつも外からの光景を楽しんでいる時間はない。

そんな夕闇が降りてくる時間帯も美しく切り取ってくれていて、非常にありがたい限りだ!

本来であれば、そのまま写真をどどーーん!!!とアップしてしまいたいが、紹介したい写真が多いので、失礼ながらコラージュにさせていただいてます。

僕たちのチームは自然発生的に、それぞれのやる事をやっていく。基本的には、俺の楽器の編成とセットが決まったら、順次照明もろもろ決まっていく感じだ。

スタッフされぞれの感性で、この日も現場が出来上がっていくのが心地良い時間でもあるのだ。

この日は、高橋さんが「中心に大きいゴングが欲しいですね!」ということで、一旦ゴングを取りに戻って、中心に鎮座していただいた。

この金色に輝くバリのゴングは、約30キロあり、ゴング自体に神様が宿るとも言われており、その効果は抜群だった。

梅と蝋梅の花との相性もバッチリだ!!!

小林さんが、例年のごとくみかんをたくさん持ってきてくれて、帰りには観客の皆さんに持って帰ってもらっている。

打楽器の振動がみかんの水分を振るわせて、美味しくなるのが毎回楽しみでもあります。

本番はと言えば、会場へ入ってみると、赤の世界が広がっていた。

韓国のサムルノリの如くプクを打ち鳴らして、いざ丙午のエネルギーの渦巻く舞台へ突入して行ったのでありました!!! 

やはり、御神体的なバリ島のゴングの存在感が、紅色の照明効果と相まって凄まじかった!!!

音が鳴っていない状態でも、何かを発しているという感覚。

良い楽器には、その佇まいからも伝わる何かがあるんだと、あらためて感じ入った次第。

ここ最近、それぞれの楽器と自分のバランスがものすごく密になりお互いの信頼感が増して来ているのを感じていて、今回は、特に鞨鼓と自分の繋がりを強く感じた。

ゴング類は、結果的に立って演奏する方向でセッティングが進んで、踊りながら音を鳴らしていく感覚でもあり、このゴングの宇宙観スタイルを、今後もっと深めていく事にしたいところだ。

コンクリートの床のひび割れが、音像の様に見えてくる一枚は、個人的に大好きな一枚だ!!!

ゴングの宇宙へワープしていく。

そして、ラストの神楽太鼓は、丙午の年だからなのか、自分が馬にフォーカスしているからなのか、馬が疾走している感覚があり、親しい友人も、「馬が走ってたよね!」と声をかけてくれたほど。

毎回毎回、ライブは本当に面白いなぁと思うばかりである。

今回のお札には、初めて金色を混ぜてあり、なかなか華やかで良い感じに仕上がって、皆さんも喜んでくれて嬉しい限りだ!

本当は、来てくれた皆さんと集合写真撮ればよかったのだが、最後になってしまい、スタッフ関係者で一枚記録に。

たくさんの皆さんに支えてもらって、立春大吉ソロライブ、無事に終える事ができました。

 

ご来場いただいた皆さんをはじめ、スタッフ関係者の皆さん、遠方より応援してくれている皆さん、どうもありがとうございました!!!

 












立春大吉2026

例年の立春大吉ソロライブは、立春の朝に照準を合わせて行動しているのだが、今年は何故か節分から動き始めることに。。。

昨年の夏から渇水が続いている赤城の小沼の事が氣になり、節分という節目のタイミングで行って来た次第。

小沼は、凍結していて中心まで行けるという状況!!!

せっかくなので中心付近で、グンタの響きを届けることにしたのだったが、この響きが今までに体験した事のないほどのクリアな響きで、こんな響きの世界があることに驚かされたのだ。

そして、立春の日は昨年体験した大太鼓の轟が忘れられず、早朝に水をいただきに大宮の氷川神社へ!!!

氷川神社の6時を知らせる号鼓!

至近距離で体験できるので、空氣が振動するのを体験できるのはありがたい限りだ。

お札を書き終えて、非公開の立春大吉ソロライブをして、立春の日を祝ったのでありました。

鶴田栗原焙煎所さんに、立春日焙煎でオリジナルブレンドをお願いしたところ、「立春焙煎・火の馬ブレンド」として素晴らしいパッケージで出来上がってきた!!!

7日には、立春大吉ソロライブ埼玉公演を無事に終えることができました。

ご来場いただいた皆さんをはじめ、関係者スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。

ブレブレの画像が、なんとなく音の記憶を呼び覚ます感覚だ。

ゴングの振動は、正にこんな感覚なのかもしれない。

初めての会場だが、居心地の良い床面に振動が広がっていく。子どもたちも7、8人参加してくれて、様々な年齢の方々が同時に居る、とても良いバランスの会場となったのでした。

終演後は、皆さん楽器に群がってプチセッションが始まっていて、これもまた良い雰囲氣だった。

残った皆さんで集合写真を一枚!!!

丙午の強烈なエネルギーとな対照的に、和やかな空氣に満ちており、表裏一体でもあり良いバランスだったと思える立春大吉ソロライブ埼玉公演となりました。



いよいよ週末には、本拠地でもある桐生市有鄰館での立春大吉ソロライブ!!!!

 

有鄰館煉瓦蔵は広いので、予約なしでも大丈夫です!!!

会場でお会いできるのを楽しみにしております。

 

節分から立春へ

今年の節分は、思い立って赤城の小沼へ行って来た。

水位がどの位になったのか氣になったのと、凍結した湖面を歩いてみたいと言う事と、節分と言う節目のタイミングで小沼の中心に音を響かせたかったのだ。

楽しそうなので、もれなく小さな達人たちも付いて来ると言う状況下で、極寒の小沼へ降り立ったのでありました。

実は、バリ島の僧侶の方々が使っているグンタが3つあって、小沼の中心付近に3つのグンタが鎮座したのでした。

3人で、挨拶をしてからグンタを鳴らし始めた瞬間、突風が吹いて来て手袋などが湖面を滑って行く。しかしその響きは、あり得ないほどに清らかに澄んでいて、音本来の在り方を示唆してくれている様だった。

短い時間だったが、グンタの祈りの音が湖面に響いて、その後は、風がピタリと止んで穏やかな空間となったのだった。

偶然にも前日に読んだ本に、ある僧侶の方が、ダム湖で御祈祷をした時に祈り始めた時には風で湖面が波立って、御祈祷の終わった後には、ひたーッと湖面が静かになったんだと言う。

正に、そんな感覚を体験したのでありました。

変幻自在に変化していく水。厳しい寒さの中だからこそ出現する、自然の造形美の奥深さには驚かされるばかりだ。

物凄く意味のある節分の日となりました。

そして、立春の朝は、昨年と同じく大宮の氷川神社へ!!!

あの大太鼓の轟が忘れられず、今年は、それを子どもたちも体験したいと言うので、小沼の奉納3人組で出かけたのでした。

空氣が振動すると言うのを、身をもって体験できる、氷川神社の午前6時を告げる号鼓の轟!!!

この打ち鳴らされる鼓面のすぐ側まで行くことができるので、リアルに空氣が振動する。

日常にあるシンプルな音は、本当に心地良く響くもんだなあと思う。氣負いのない良い太鼓の音を体験したければ、どこでも言い訳ではないだろうが、神社の御祈祷で最初と最後に打ち鳴らされる、神迎えと神送りの太鼓か、この氷川神社の様な号鼓がいいのかな、と思ってしまう。自分の太鼓の音も、そんな心地良く響く太鼓でありたいもんである。

子どもたちは、身体がビリビリした!!!と興奮していたほどで、これは、年齢に関係なく感動してしまうと思う。

闇という文字は、門の中に音と書くが、正にこの門の中に音の真髄が凝縮している様でもあった。

闇にざわめく木々、木々の間から見える丸い月。。。

流石に、素戔嗚尊を御祭神とする氷川神社の号鼓!!!

今の世に必要な、シンプルでありながらもブレない強烈なエネルギーの象徴なのかもしれないと思える。

帰り際に見えた、池に映し出される表裏一体の世界は、あの世とこの世の様にも見えて来る。

短い水汲みの時間だったが、かなり凝縮した時間となりました。

1月22日に開催した新春神楽のライブの時に、「立春は家族でひっそりと演奏しようと思ってるんですよぉ。」

とポロリと言った一言から、「それは参加しなくちゃ!」となり、再び集結することになった立春大吉ひっそりライブ。

せっかく来てもらえるなら、小林さんには音叉持参で!!!

と言うことで、急遽即興セッションが開催。

氷川神社の号鼓の轟を体験したことで、獅子舞の魂に火が着いてしまったと言う姉弟は、約1時間の演奏の間、獅子舞をやり続けると言う展開に。

日頃は、公演として演奏活動をしているわけだが、こんな節目のタイミングで仲間で集まって響き合わせができるのは、本当に幸せなことだと思えた立春の日となりました。

この音が、ふたつの立春大吉ソロライブに繋がって行くのだと思えるのである。

集合写真というよりは、親族写真になっている不思議な面々。