2023-01-01から1年間の記事一覧
今年の「夏越ノ大祓」は、巨木の写真を投影しつつのソロの演奏にすることにした。フライヤーのデザインを担当してくれている、西原直紀君が昔から巨木の写真を国内外で撮影しているのを知ってその写真と音でセッションしてみたくなったのだ!!! 会場となる…
この5月中旬から、大きなプロジェクトが動き始める。 その場限りの即興セッションがほとんどなので、これだけ時間をかけてひとつの作品に関わるのは、2011年にカナダのトロントで行われた演劇作品に音楽家として参加した以来かもしれない。 あの時は40日間ほ…
5月に入って2日目は、畑の草刈りをすることができた。天氣にも恵まれ、とてもありがたかった。 そんな中で遭遇したのは、元氣に生い茂ったカラスマエンドウの蔓の海だった。 そのまま草刈機で刈ってしまえばそれまでだったのだが、あまりの畝り具合と夕方前…
どうやら自分は、どこに居ても、何をしていても、基本的にその瞬間を楽しんで過ごせる習性を持っているようなのだ。 4月末から、かなりゆっくり過ごせているので、とてもありがたい。 最近は、散歩というものはかなり創造的な時間の使い方なんだと思えるよう…
一歳三ヶ月の男の朝は早い。。。 諸事情あり、ここ数日ほどは男ふたりで寝ている。夜中に一度起きて少し泣いてみるが、存在確認が済めば寝てくれるのでありがたい。 しかし、今朝は5時起床!!! すぐに外へ誘われるが、もう少しだけ寝てくれる様頼むと、ま…
桐生市有鄰館というスペースで公演をする場合、多くの仲間が関わることになる。 何も無いスペースに一から舞台を作っていくのは、大変な反面、結構楽しい作業でもある。 ここ数年は、ほぼ固定のメンバーとなり、自然と息も合ってきて氣持ち良い時間でもある…
朝9時に、スタッフが有鄰館に集結!!!掃除を済ませてから、舞台設営が始まった。 3×6サイズの平台を14枚。この平台がかなりの重量で少し汗をかきつつみんなで運んでいく。 こんな感じの会場はなかなか少ないと思うが、この一から作っていく行為が大切に…
昨日は、友人のモーリーくんの所に髪の毛を切りに行った。偶然にも新月だったこともあり、カットをしなが「これから、毎月、新月神楽やったらいいんじゃない!?」という提案を受けた。 それなら、今日からやっちゃうか!?ということで、お店のテラスで「新…
2020年の初頭から、コロナの流行によって春には様々な規制がとられ始め、コミュニティの中での芸能は執り行われない選択が取られた。 これは、コミュニティという守れたというか、守られているという幻想の中にある仕組みの中では、逆に一個人の判断では何も…
幼少の頃、父やその友人たちが植物や花の写真を熱心に撮っていた。 最近は、そんな氣持ちが少しわかる様になってきた。 しかし、その撮り方は個人個人それぞれなんだろうとも思う。 一眼やコンデジの方が良いのは、分かっているのだが、その瞬間を切り取るに…
神楽師としては、4月に入ったら、いよいよ春のお祭りまでカウントダウンという感じなのである。 1日と15日の練習日には、若手が頑張って稽古に励んでいる。 ここ広沢賀茂神社の神楽師の世界では、年齢ではなく神楽師になった時期での縦の順番がある。まあ、…
4月に入って新年度になったが、あまり実感はわかないまま4日が過ぎてしまった。最近、道路の電光掲示板にやけに、自転車+ヘルメットの表示が出てると思ったら、4月から自転車に乗る時は、ヘルメットが努力義務なんだとか・・・・。 努力義務という言葉をど…
今年は、桜の花の開花のタイミングが、自分の感覚に今ひとつしっくりこないのだが、早朝、桜の花との音を録音しに出かけた。 いざ、その場に立って見ると、良いもんではある。 短い丈の草が生い茂る場所で、素敵な光景に遭遇する事ができた。 これだけ小さな…
今回のゲストの中津川信とは、高校時代からの仲間だ。高校卒業後に、ディース・カワラという舞踏家と出会ったことで、かなり濃密な芸能の道へとお互いに没入していったのだった。 俺の方は、その時に聞いたミルフォード・グレイヴスの話が、心に矢が刺さった…
石原 ミチさんの写真で、公演当日の様子を紹介しておきたい。彼女の写真は、その場の空氣まで切り取る印象があり、かなりの臨場感がある。 印象的なシーンをコラージュで!!! ヒトガタ(人形)というものは、芸能の原風景に存在しているはずなのだ。 信と…
畑をひとつにしたことで、かなりシンプルになり、、プロ農家ではないので緩やかな畑との関わりではあるが、意識をその畑だけに集中できる様になった。ほったらかし自然栽培でも、畑との繋がる感覚を怠ると作物の状況はダラダラ感が出てくるようだ。 計画をし…
菜の花が至る所で咲いて、一雨ごとに春の陽氣が加速していくのを実感する今日この頃。 久々というか、二人のみでの共演は初めてだったことに、お互い驚いた昨夜の公演となった「春 打 音 Haru-Da-Ne」!!! 久しぶりに使うバラフォンの修理を前夜行ったので…
昨年、初めてのワクワクする経験をした。それは、香川大介という絵師とのセッションだった。 彼の個展で、毎日テーマを決めて描くという時に、押しかけセッションを申し込んだのである。「いつか一緒に何かやりたいね!」と話していたので、たまたまそのタイ…
一歳児の朝は早い!!! 言葉は、喋れなくとも意思はハッキリしているのも、素晴らしい。 そしたら、それに従うのみ!という事で庭へ。 石に空いた穴に溜まった落ち葉や水が氣になるらしく、指でほじって食べようとしている。 不思議と、自分も子どもの頃に…
この春の陽氣に、心と身体をシフトしてしまっても良いのか迷いつつも、畑のみどりが急激に開放へと変化している姿が良い感じである。 秋から借りて、3回目の春に突入した、この畑。ちょっと良い感じになってきた感があるのだ。 いろんな本を読んだりしてみた…
50年以上生きてくると、多かれ少なかれ大切な人との別れは経験せざるをえない。そしてそれはいつも突然やってくるのだ。 達人であればある程に、それは予想すらしていないタイミングで訪れる様に感じてしまう。 大野朝行さんの訃報が届いたのは、なんと2月25…
季節の変わり目には、わりと敏感でな方だと思っていたが、今年の春を迎えるに当たっては、良い意味で不思議な違和感がある。 打楽器の音の響きやリズムは、冬に陰を極めた心身の状態を、春の陽へ転じるエネルギーにチューニングする効果もあるのだ。 今回は…
良くも悪くも、その筋の個性的なメンバーが集まってしまった・・・・。 関係者は頭を抱える程に、面倒で興味深い公演が、再び桐生で開催されるのである。 それが、「打・演・奏 」 第二弾 桐生公演だ!!! アーティストという生き物は、凄まじい創造的な世…
2月25日に行われた即興セッション、とにかく楽しかったなぁぁぁああああ!!!! 即興の捉え方には、かなりの個人差があるので、自分の感覚に近い人と出会えた時ほど嬉しいことはない。 今回ご一緒した、Hi-Ringoさんは、昨年までは正直な話ノーマークの方だ…
氣がつけば、福寿草が眩い発光する深い黄色で春を知らせてくれているた。 先日、立春大吉ソロライブが無事に終わったところで、何か記憶の糸が途切れている感覚がある。それは、6日間ほどのマレーシアへの旅がそうさせているとも言える。 山崎努さん主演の時…
最終日は、現地アーティストのメイさんの車で空港まで送ってもらうことになり、彼女の家に泊まっている森さんも一緒に少し散策。 メイさんが、ここは凄いから!と連れて行ってくれたのが、ツインタワー!!! 曲線部分がセンス良く使われていて、なかなかの…
ドアからボルトが飛び出てれば! 収まる穴を空ければいいというおおらかさ。 agvならぬsgv・・・ Bus Powerとはなんなのだろうか!? 食堂にいた猫。 二枚羽根は、デザイン的に素敵だなぁと! 危ないマークは、万国共通にそんな雰囲氣を醸し出していた。 こ…
氣がつけば明日の飛行機に乗って帰国だ。 来る時の空港では、見慣れない車や飛行機が面白いかった。Scootと言う会社は初めて乗ったのだが、ハードケースに入れた神楽太鼓も、受付カウンターで預けられたのだ!!! 通常は別の場所まで運んで預けていたので、…
春分を過ぎた24日に、都内でのライブが決まった!!! 響きの良いホールの本所地域プラザBIG SHIPだ。 多少なりともご興味ある方は、とりあえずは日程を抑えていただきたい! 立春を境に春へとシフトしていく流れが、春分を過ぎる頃には確実に大地の蠢きが体…
昨年あたりから、音に向き合う自分の状態が、より音の生まれる源流へと回帰している。 音を操る者は数限りないわけだが、その音がどこから発せられているのかが、自分にとってはとても重要なのである。 有名無名は正直関係なく、真摯に音を追求している人と…