11月は、半月巡業に出ており、明日11月20日のゑびす太鼓の奉納演奏で、やっとひと段落する。
香川県の多度津町海岸寺での「三教指帰」特別公演から始まり、広島、富山、奥能登、熱海と様々な場所での奉納演奏や祝奏の記憶は、自分の細胞に刻まれている感じがする。
短期間に、かなり濃い内容の演奏が続いたことは、きっと試されているとも思えるし、その経験の蓄積の重要さは、かなりのものだとも思うのだ。
そして、この一連の流れの締めくくりが、地元での奉納演奏となるのは、自分にとってかなり重要だとも言えるのだ。
地元での奉納演奏の機会は、今となってはこのゑびす太鼓のみなので、とてもありがたい機会となっている。
場所は、美和神社の神楽殿にて!!!
誰でも無料でご覧いただけるので、オススメです!!!
奉納演奏の時間は、15時頃、17時頃、18時半頃、19時半頃。
奉納演奏の最中に、福まきが行われるスタイルとなっていて、福まきの種銭が入ったその袋が欲しくてやってくる人がほとんどなのだが、最近は、少しは演奏を聴いてくれる方もチラホラと現れたきて面白い状況になってきたのも嬉しい。
自分の所に福が降ってくるのをキャッチして、ラッキー!となるのは楽しい範疇なのだと思う。
しかし、この福まきの現場はここ数年変化してしまい、譲り合いの精神の全く感じられない、ご利益の争奪戦となっていて、如何なもんかな!?と神楽殿の上から太鼓を叩きながら眺めているわけだ。。。
まあ世の中の縮図を見せられている様でもあり、戦争や争いはなくならないのが人の世なのかなぁぁぁ・・・。
福まきのみが目的の人たちは、福まきが終われば、その場を早々に立ち去って行く。
その荒波が去って、場が良い波長になってから本格的な奉納演奏が始まっていくのが、ここ数年のスタイルとなっている。