いろいろなシーンで演奏している神楽太鼓。そんな中でも珍しいスタイルのえびす太鼓がある。
「えびす太鼓」は、2001年から始まった。おそらく今までの伝統的なシーンにはありえない新しいスタイルだといえるだろう。地元桐生で、毎年11月20日のえびす講という伝統的な祭礼の中で奉納演奏している。
伝統的なシーンでの完全即興での奉納演奏は、主催者的にはまずありえないが、ありがたいことに内容面は、一任されていているのだ。
当初は和太鼓も使っていたり、梅山直樹くんという若手のドラマーと二人で神楽太鼓のセッション奉納の時期もあった。
しかし、彼が全てのしがらみを捨てて旅に出てからは、ソロの奉納となっている。
時が経つのは早いもので、今年で19年目とは、自分でもビックリである。
基本的には、えびす太鼓のラストにまかれる「福まき」のお菓子が目的で見に来ている方々がほとんどで、その「福まき」が終わると、人々はサーーーッと帰っていく。
個人的な楽しみは、その方々が帰ってからしっかりと演奏する時間だ。
最近は、その「福まき」が終わってからもその場に残る方が増えていて、本当の最後に神前に向かって、柏手を打つ時、残っていたみなさんも一緒に柏手を打つのが、なんだか良い雰囲気を作っている感じがする。
2019年11月20日(水)
演奏開始予定時間 18時、19時、20時、
えびす太鼓奉納/福まき
場所:美和神社境内の神楽殿
(桐生西宮神社は美和神社の境内社となっているのですが、境内社の方が大きいという不思議なことになっています)
詳細は以下リンクにて!!!
https://kiryu-ebisu.jp/ebisukou/