Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

巨大カウベルと稲の成長

日頃から、鳴り物系、特にベル類の面白そうでリーズナブルなものが無いかと、目を光らせているのだが、今回は、かなり衝撃的な出逢いとなった。

かなり長過ぎて、これは本当に牛に装着していたとは思えないが・・・・

素敵な造りであることに間違いは無い。

この、中から吊るされている木の減り具合を見ると、使われていた雰囲氣は見てとれるので、もしかしたら、かなり巨大な牛に付けていた可能性はあるが・・・・。

それにしても、皮の厚さが極厚で、総重量は5.5キロの内、皮の重さだけでもかなりある感じだ。

前日に届いたので、観察するのと、少し音を出してみるので、田圃の草とりに持って行ったのだ。

田植えの時以来なので、稲はとても良い感じに成長していた。

4枚の田圃を、もう三回は雑草取りをやったところとのこと。

佐々木さんに、やり方を教わって田圃に入って雑草を抜いていく。雑草を抜いていくことのみに集中する作業だが、結構楽しいのが不思議だ。

田圃の中を移動していくのは、なかなかにバランス感覚が鍛えられる。

無農薬のお米は、こうやって地道な草取りをしているからこそできるんだなあと、いつも食べているお米に感謝の氣持ちが湧き上がってきた。

水面に映る稲の姿が、陰と陽の世界観にも感じられる。

フッと草むらを見ると、佐々木さんの作った田圃の神様が見守ってくれているのが、とても良い雰囲氣だ。

蛙やアメンボもまた素敵な世界観を見せてくれていたなあ。

普段は、何氣なく見ていた田圃だが、他の人の田圃をついつい見てしまう今日この頃。