10月11日の朝、郡上八幡から岡山へ向けて出発!!!
メンバーは、スパイラルアームズの3人だ。いつもと違うのは、土取さんのみが演奏なので、竹原くんと俺は完全に裏方スタッフと言う点だ。
土取さんは、助手席が定位置なので、竹原くん運転時の、セカンドシートから見る大人二人が乗車している景色が新鮮に見える。

宿は、旧仲田邸と言う古民家を改装した宿泊施設だ。この周辺の風景は、子どもの頃にタイムスリップした様に、居心地が良くて、朝の散歩が清々しい。

スタッフを統括する大鹿さんが、こんな絶妙なショットを提供してくれた!
不自然にも、竹原くんも俺もスマホを見ている。これは写真を見て縄文皷の配置を確認しているところで、中心に居る仙人的な方は、群馬から駆けつけてくれた小林さんだ。そして、背後には現場監督の風格のスキンヘッドの殿さんが・・・・。

そして無事に設置が完了!!!

鹿のしゃれこうべの存在感が凄まじい。
聞けば、これを被って登場することもあるんだとか・・・・
今回は、依代的にここに鎮座していただくこと!!!


猪風来美術館開館20周年特別企画として開催された、秋の野焼きと土取利行縄文鼓ライブは、秋とhじゃ思えない日焼けもしてしまったほどの物凄い暑さの中、無事に開催されたのでありました。

松の芯から立ち昇る薫る煙は、メキシコの死者の日に焚かれるコパルの様でもあり、その匂いと煙によって、時空を超えてこの世とあの世の結界にアクセスする感覚だ。

縄文の音へ思いを馳せる。

その瞬間に、生まれて消えていく「音」と言うものの存在は、未知だ。
人の思考の範疇を軽く超えて、全てを包み込んで消えていく。
土取り利行・縄文鼓演奏!!!
凄まじいものを垣間見た瞬間でありました。