Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

4月28日は新たなる始まりの予感

地元のイベントに呼ばれることはあまり無いのだが、今回は不思議なご縁が繋がった。 イランから帰国してすぐの日曜に、友人のモーリーくんに誘われてジャガイモの植え付けに参加したのがきっかけとなり、梅田ふるさとセンターのリニューアルオープンの時に神…

虚空の響き

あるけどない・・・・ ないけどある・・・・ そんな感覚がしっくりくる響きがある。 高い山の頂を目指し、それぞれ違うルートで登り始めた者が途中で出会って、意気投合して共に頂を目指しすという表現がしっくりくる出会いが、今回ご一緒する殿元健照さんそ…

サヌカイトという石と音

19日は、高松サンポートホールでの公演のため、出演者スタッフ一同が高松に集結!!! となると、やはり昼はうどんとなるのは当然ということで、ホテル近くにある「ちくせい」なる老舗うどん屋さんへ。 ここが、また美味しかった。自分でうどん玉をお湯で温…

異響同塵の時空

浜辺のサヌカイトプロジェクトは、非公開で行われ、ある種秘密の儀式的演奏だった。砂浜に描かれた螺旋模様の中心に突き立てられた一本のサヌカイトが、月と通信している様にも感じられたのが印象的だった。 コンサートホールで、どんなことになるのかと思っ…

神楽を終えて京都へ!!!

4月15日は、春季例大祭本祭りでの神楽の上演を終えた後からがなかなかにハードだった。 その日の深夜、友人の小林さんと京都を目指して出発したのでありました。 うちの神楽では、神前に奉納されたお酒を、「白黒翁三番叟」の奉納が終えてから、「さんばのお…

賀茂神社春季例大祭2024

笛の師匠が今回から居ないことで、大きな喪失感はあるものの、残った神楽師が志を同じくして今回の春季例大祭に臨むことができた様に思う。 新しく始まる時は、何か大きなエネルギーが必要となる!!! そんな意味も含め、神楽師を取り巻くサポーターが少し…

神楽は淡々と流れゆく・・・

3月1日は、神楽の練習日だったが、その日にイランツアーへ旅立つスケジュールだったので練習の時は空の上だった。 イスタンブールでのトランジットの時に、神楽師の笛の師匠の訃報が飛び込んできた。 人は、いつかはその時が来るとは言え、俺が神楽師になっ…

本日のSpiral Groove [2024.04.10.]

告知が本当にギリギリとなってしまったのだが、今日はとてもウキウキワクワクな日なのである。 尊敬できる音楽家とのセッションほど楽しみなものはないのだ!!! 本日のFM桐生21時からの生放送での即興セッションが行われる予定なのだ!!! そのゲストは、…

久々の更新

氣がつけば4月になっており、桜も満開だ。 3月は、イランから帰国して様々な出来事が経過して行き、かなり密度の濃い日々を過ごしていたのは事実だ。 イランでの体験と、旅の疲れも手伝って、日本でのネット関係の過ごし方を忘れてしまったのかもしれない。 …

ひとまず無事に帰国

今回のイランへの旅は、常に夢の中にいる様な不思議な感覚をともなっていた。 海外に行くから特別ということではないが、移動の距離と待ち時間の長さが、普段の感覚と切り離させられるのかもしれない。 まだまだあるなぁと、思っていたら最後の2日間は、光…

アゼルシャーミトラ教神殿遺跡

ミトラ教神殿遺跡を目指して進んでいたバスが、急に停まったと思ったら、なんとパンクしてしまったという。。。 バスがパンクするタイミングに遭遇するのは、今までで初めての経験だった。 バスはこんなに傾いてしまった。。。 運良くも、バスの基地に近かっ…

マニア心をくすぐる車たち

イランの初日から思ったが、かわいい車が多くて、車観察がとても楽しい!!! 日本同様近年のデザインの車も沢山走っているが、働く車から乗用車まで、かなり魅力的に見える。 この青いトラックが、初日から氣になっていたのだが、その数はとても多く、サイ…

洗練された造形美

テヘランでの最終日は、考古学博物館へ!!! こんな可愛らしい牛が出迎えてくれた。 旧石器時代のものから始まっていく展示。 何故か分からないがついつい見入ってしまう。 猪のモチーフの出土品もあり、亥年生まれとしては、急速にこちらの文化が身近に感…

楽器工房へ

テヘランでの2日目は、アクバさんの家と工房に連れていってもらった。 信号がほとんど無いので、市街地の渋滞は物凄いが、それなりに車は流れている状況が、かなり興味深い。 それぞれが、絶対に進んで行くという信念と、上手いこと隙間に進路をねじ込んで…

テヘランへ

イランは、2月4日の立春から15日以内の滞在はビザが不要と言う話だったが、チェックインするときに確認が必要ということで、土取さんと2人かなり待たされ、結局搭乗客は誰もいなくなり2人のみ取り残されると言う状況に・・・。 それでも確認ができたのかでき…

イスタンブール到着

海外へ行くと感じることは、国によって、デザインや感覚がかなり違っていて興味深いということがある。 北京の充電スペース。 そして、トイレにかなり現れると思えてしまうのは、自分だけだろうか!? なんと、サッカーゴールにシュートする方式だったのだ!…

日々の何氣ない事もかなり興味深い

立春焙煎のスペシャルブレンド・ロロサエの豆は、東ティモールとエチオピアの豆の二種類がブレンドされていると、鶴田栗原焙煎所の店主さんから聞いていたのだった。 鶴田栗原焙煎所で扱っている豆は、全てフェアトレードの範疇に入るらしく、生産者の方々と…

2月25日という日に

2023年の今日、とても親しくしていた達人・大野朝行さんがこの世を旅立った。 彼との出会いは、長かったが、ここ数年は、大野さんのうたのアルバムを作る話が持ち上がり、その録音を担当することになったことで、急激にお互いの信頼感が増していった。 いよ…

立春大吉2024@BIGSHIPの舞台裏

写真:須藤亜弥子 2月8日の立春大吉ライブは、必然な流れからディジュリドゥ奏者のKNOBさんと武術家の深井信悟さんが参加してくれることになった。 KNOBさんが参加してくれる事になったのは、ガイアシンフォニーの上映会のゲストでKNOBさん出演の会があり、…

立春焙煎 Dragontone Coffee

今日の万日カレンダーは、何が出るかと楽しみにしていたら、これだった。。。 メッセージ的な言葉ではないが、好きな食べ物を大声で叫ぶことは、素晴らしい!!!と思えた朝。 いよいよ本日となった都内での立春大吉ライブ!!! 会場では、縁起が良くて素敵…

立春大吉2024の舞台裏

立春の朝は早かった!!! 今年は、桐生市の水源でもある梅田のダム方面に湧き出ている水を汲みに行くことから始まった。車のライトが必要な時間帯に汲みにいく事は初めてだったが、とても清々しい氣持ちになったのも事実だ。 この湧水は、それなりに美味し…

2月8日の立春大吉SoloがDuoに!!!

日々、起こる出来事は常に相互作用を生み出している様で。。。 先日、KNOBさんの出演する会へ行ったことで、都内での立春大吉ソロライブに、なんとKNOB兄貴が参加してくれることになり、ありがたいことに思わぬ広がりをみせてくれている。 辰年の今年のエネ…

立春大吉2024@桐生市有鄰館煉瓦蔵

2024年も無事に、立春大吉ソロライブを終えることができ、一歩を踏み出すことができた手応えを感じている。 立春のライブは、俺が朝からお札を書いているので、会場に入るのがスタッフのみんなよりも遅くなってしまう。 今年は、行ってみたら祭壇部分の位置…

今年のお札は・・・

誰しも、日々様々な出来事がある訳だが、その瞬間瞬間を閃きを大切にして行動していくと、その後の展開は予想もしない面白い方向へ変化していくというのを、リアルに感じる1月の末となった。 ここ数日は、師匠二人のお供で縄文遺跡があったと言われる雑木林…

ふたつの立春大吉 Solo Live

今年も立春大吉 Solo Liveから始まって行く。 なんと言っても、龍の年が始まったわけで、Dragontoneとして自分のサイトから発信を続けているので、Dragon yearとなる2024年を多少なりとも意識せざるを得ない。 かといって、常に最善を尽くしてその場に立って…

日々淡々と音の中に

陰を極める時には、その陰を極め切る事が重要であると思われる今日この頃。 打楽器の特性として、様々なエネルギーを鼓舞するということがあるのだが、この時期を静かに過ごしていることが多い。 アルバムのサポートに、パーカッションで参加する事になり、…

足元を固める意味で

自分の足元を見直そうと思い、ずっと氣になってはいたのだが手が回っていなかった下駄の修理をすることにした。 基本的に雪駄や下駄といった鼻緒のある履物が好きで履いている。これは、香川県の黒田商店という素敵な下駄屋さんのもの。かなり高額な買い物だ…

2024年の始まりに

新年の挨拶をしようとしていた矢先に、能登の地震の知らせが・・・。 大晦日に投稿した、昨年の11月に行われた新たな神楽の芽生えを感じる奉納の映像は、まさに震源に近い奥能登でのこと。 この写真は、その時の神楽の奉納時の三輪福さんの水の舞と、カグツ…

神楽の始まりの予感

2023年の最後の投稿は、11月11日に奥能登で行われた、火入れ式の御神事で奉納した、これから始まっていく新たな神楽のカタチを記録した映像にしたいと思う。 これより、大切に育てていきたい神楽の炎が灯された様にも感じられ、この奉納に関わらせていただき…

2023年を振り返って、立春大吉2024へ!!!

今年は、天候的にも活動的にも先の読めない流れが続いたが、その中でもかなり重要な時間を過ごす事ができたのは、とてもありがたいと思っている。 自分の活動の基準にしているのが、この立春大吉ソロライブなのだ!!! 2023年は、前日の節分の日にはUsaato …