Dragontone /石坂亥士

神楽太鼓奏者・石坂亥士のブログ

ひとまず無事に帰国

今回のイランへの旅は、常に夢の中にいる様な不思議な感覚をともなっていた。 海外に行くから特別ということではないが、移動の距離と待ち時間の長さが、普段の感覚と切り離させられるのかもしれない。 まだまだあるなぁと、思っていたら最後の2日間は、光…

アゼルシャーミトラ教神殿遺跡

ミトラ教神殿遺跡を目指して進んでいたバスが、急に停まったと思ったら、なんとパンクしてしまったという。。。 バスがパンクするタイミングに遭遇するのは、今までで初めての経験だった。 バスはこんなに傾いてしまった。。。 運良くも、バスの基地に近かっ…

マニア心をくすぐる車たち

イランの初日から思ったが、かわいい車が多くて、車観察がとても楽しい!!! 日本同様近年のデザインの車も沢山走っているが、働く車から乗用車まで、かなり魅力的に見える。 この青いトラックが、初日から氣になっていたのだが、その数はとても多く、サイ…

洗練された造形美

テヘランでの最終日は、考古学博物館へ!!! こんな可愛らしい牛が出迎えてくれた。 旧石器時代のものから始まっていく展示。 何故か分からないがついつい見入ってしまう。 猪のモチーフの出土品もあり、亥年生まれとしては、急速にこちらの文化が身近に感…

楽器工房へ

テヘランでの2日目は、アクバさんの家と工房に連れていってもらった。 信号がほとんど無いので、市街地の渋滞は物凄いが、それなりに車は流れている状況が、かなり興味深い。 それぞれが、絶対に進んで行くという信念と、上手いこと隙間に進路をねじ込んで…

テヘランへ

イランは、2月4日の立春から15日以内の滞在はビザが不要と言う話だったが、チェックインするときに確認が必要ということで、土取さんと2人かなり待たされ、結局搭乗客は誰もいなくなり2人のみ取り残されると言う状況に・・・。 それでも確認ができたのかでき…

イスタンブール到着

海外へ行くと感じることは、国によって、デザインや感覚がかなり違っていて興味深いということがある。 北京の充電スペース。 そして、トイレにかなり現れると思えてしまうのは、自分だけだろうか!? なんと、サッカーゴールにシュートする方式だったのだ!…

日々の何氣ない事もかなり興味深い

立春焙煎のスペシャルブレンド・ロロサエの豆は、東ティモールとエチオピアの豆の二種類がブレンドされていると、鶴田栗原焙煎所の店主さんから聞いていたのだった。 鶴田栗原焙煎所で扱っている豆は、全てフェアトレードの範疇に入るらしく、生産者の方々と…

2月25日という日に

2023年の今日、とても親しくしていた達人・大野朝行さんがこの世を旅立った。 彼との出会いは、長かったが、ここ数年は、大野さんのうたのアルバムを作る話が持ち上がり、その録音を担当することになったことで、急激にお互いの信頼感が増していった。 いよ…

立春大吉2024@BIGSHIPの舞台裏

写真:須藤亜弥子 2月8日の立春大吉ライブは、必然な流れからディジュリドゥ奏者のKNOBさんと武術家の深井信悟さんが参加してくれることになった。 KNOBさんが参加してくれる事になったのは、ガイアシンフォニーの上映会のゲストでKNOBさん出演の会があり、…

立春焙煎 Dragontone Coffee

今日の万日カレンダーは、何が出るかと楽しみにしていたら、これだった。。。 メッセージ的な言葉ではないが、好きな食べ物を大声で叫ぶことは、素晴らしい!!!と思えた朝。 いよいよ本日となった都内での立春大吉ライブ!!! 会場では、縁起が良くて素敵…

立春大吉2024の舞台裏

立春の朝は早かった!!! 今年は、桐生市の水源でもある梅田のダム方面に湧き出ている水を汲みに行くことから始まった。車のライトが必要な時間帯に汲みにいく事は初めてだったが、とても清々しい氣持ちになったのも事実だ。 この湧水は、それなりに美味し…

2月8日の立春大吉SoloがDuoに!!!

日々、起こる出来事は常に相互作用を生み出している様で。。。 先日、KNOBさんの出演する会へ行ったことで、都内での立春大吉ソロライブに、なんとKNOB兄貴が参加してくれることになり、ありがたいことに思わぬ広がりをみせてくれている。 辰年の今年のエネ…

立春大吉2024@桐生市有鄰館煉瓦蔵

2024年も無事に、立春大吉ソロライブを終えることができ、一歩を踏み出すことができた手応えを感じている。 立春のライブは、俺が朝からお札を書いているので、会場に入るのがスタッフのみんなよりも遅くなってしまう。 今年は、行ってみたら祭壇部分の位置…

今年のお札は・・・

誰しも、日々様々な出来事がある訳だが、その瞬間瞬間を閃きを大切にして行動していくと、その後の展開は予想もしない面白い方向へ変化していくというのを、リアルに感じる1月の末となった。 ここ数日は、師匠二人のお供で縄文遺跡があったと言われる雑木林…

ふたつの立春大吉 Solo Live

今年も立春大吉 Solo Liveから始まって行く。 なんと言っても、龍の年が始まったわけで、Dragontoneとして自分のサイトから発信を続けているので、Dragon yearとなる2024年を多少なりとも意識せざるを得ない。 かといって、常に最善を尽くしてその場に立って…

日々淡々と音の中に

陰を極める時には、その陰を極め切る事が重要であると思われる今日この頃。 打楽器の特性として、様々なエネルギーを鼓舞するということがあるのだが、この時期を静かに過ごしていることが多い。 アルバムのサポートに、パーカッションで参加する事になり、…

足元を固める意味で

自分の足元を見直そうと思い、ずっと氣になってはいたのだが手が回っていなかった下駄の修理をすることにした。 基本的に雪駄や下駄といった鼻緒のある履物が好きで履いている。これは、香川県の黒田商店という素敵な下駄屋さんのもの。かなり高額な買い物だ…

2024年の始まりに

新年の挨拶をしようとしていた矢先に、能登の地震の知らせが・・・。 大晦日に投稿した、昨年の11月に行われた新たな神楽の芽生えを感じる奉納の映像は、まさに震源に近い奥能登でのこと。 この写真は、その時の神楽の奉納時の三輪福さんの水の舞と、カグツ…

神楽の始まりの予感

2023年の最後の投稿は、11月11日に奥能登で行われた、火入れ式の御神事で奉納した、これから始まっていく新たな神楽のカタチを記録した映像にしたいと思う。 これより、大切に育てていきたい神楽の炎が灯された様にも感じられ、この奉納に関わらせていただき…

2023年を振り返って、立春大吉2024へ!!!

今年は、天候的にも活動的にも先の読めない流れが続いたが、その中でもかなり重要な時間を過ごす事ができたのは、とてもありがたいと思っている。 自分の活動の基準にしているのが、この立春大吉ソロライブなのだ!!! 2023年は、前日の節分の日にはUsaato …

昼間の隅田川を観察する

12月24日は、本所へ向かっていた。浅草方面から、着ぐるみを着てゴーカートに乗った一団が、何やら誇らしげに楽しそうに通り過ぎて行くのを見て、「そうか、クリスマスだったか!」と思い出した。 実は、来年の立春大吉ソロライブを都内でもやる事にしたのだ…

冬至と冬至明けのこと

今年は、自分のドキュメンタリー的に振り返ってみると、大小の舞台から重要な仕事としても、かなり濃厚なシーンが多々思い出される。そんな状況も、自分の中では静かに時が流れて行ってくれているのは、とてもありがたいと思える。 季節の節目は、やはり大切…

冬至を経過した日に

砂丘から自分が氣に入った砂つぶを一粒見つける様な、奇跡的な出会いが昨年から続いている!!!! それが、香川大介その人なのである。 そんな香川くんと、急遽冬至を経過した23日に、インスタライブをやってみることになった。 彼とのセッションは、継続し…

神楽ノ記憶〜音曼陀羅〜

12月10日に開催した、巨木ノ時空ー神楽ノ記憶ーは、今年一年の活動を集約したものになった。 通常のライブの時は、音源をそのままライブと同じく編集しているのだが、今回は、サウンドコラージュしてみたところ、より出したかった世界観が出現してきたので、…

日々その瞬間を楽しむ

前を走るトラックが、動く盆栽の様に見えて記録としてパチリと。 通常見る事がない上の方向から見る樹形が、とても素敵に見えて、トラックまで素敵に見えてくる始末だった・・・。 楓の様で、枯れた紅葉の葉と種が走り去るトラックから流れ飛んでくるのが、…

野菜の成長を観察する

それなりに、良いバランスで成長を続ける野菜たち。雑草との共存も上手いこと話がついている感じさえする。 今年は、暑さに翻弄された感じは否めないが、遅く種を蒔いた分、収穫も遅くなるのは当たり前のことだと思いつつも、そろそろ大根を収穫してたくあん…

神楽ノ記憶を記憶する!!!

通常の俺の活動は、音の世界を追求することだ。視覚的なイメージも自分の中にあることは間違いないが、それをあえて視覚的に表現することはしていない。 西原直紀くんの巨木の写真を投影して行うのは、今回で三度目となるわけだ。 何がいいかというと、お互…

巨木ノ時空終演報告

ひとまずは、年内ラストとなった本地域プラザBIGSHIPでの公演「巨木ノ時空」を無事に終えることができたことに感謝したい。 氣持ち良いスタッフ陣が集まって、舞台を創れることは、本当にありがたい。昼食へ行く時に撮った一枚だが、彼らの後ろ姿は何故か同…

ゑびす太鼓2023

えびす講の桐生西宮神社は、群馬の延喜式内社の一つに数えられる美和神社の境内社だ。 その神楽殿での奉納演奏が「ゑびす太鼓」なのである。 2001年から始まったこの奉納演奏は、神楽太鼓の即興演奏が伝統行事になった稀な例になるかもしれない。 単発での奉…