ミトラ教神殿遺跡を目指して進んでいたバスが、急に停まったと思ったら、なんとパンクしてしまったという。。。
バスがパンクするタイミングに遭遇するのは、今までで初めての経験だった。
バスはこんなに傾いてしまった。。。
運良くも、バスの基地に近かったそうで、あまり待たずに代わりのバスがやって来て、事なきを得た。
その後順調に進み、山岳地域に入ると勾配が急になり、バスの速度が落ちつつもドンドン上って行く。そして、雪山が間近に見えて来たと思ったら、その村に到着したのだった。
子どもたちが、バラの花を一輪渡して歓迎してくれるという微笑ましい出迎えも嬉しかった。
街中の空氣と違って、とても清々しく氣持ち良い。
石碑の造形にも興味津々。
一つだけ咲いていた花は、調べてみたらコルチカムという日本でもよく見かけるイヌサフラン属のものらしい。高山なので、背丈が低いのも頷ける。
しかし、この神殿遺跡にはビックリだった!!!
入口は背丈ほどだが、入って行くとドームが現れる。
天井の中心に円形の穴があり、照明はなくそこから差し込まれる自然光のみなのも、素晴らしい。
壁面には、蝋燭を置く窪みが掘られてあり、その煤で文字が書かれてあり、それぞれ対照的なのも陰陽的でもあり、興味深く観察できた。
ここでの響きは、祈りに直結すること間違いなし!と誰でも感じる場所だと思う。
メンバーみんなで、楽器を準備していざ演奏を始めようとしたら、ストップがかかり、残念ながら女性が歌うのはNGということで、全員で演奏を止めることになったのだった。
雅楽チームのみ、少しだけ音を響かせることになったので、その響きを上の穴越しに聴いてみたところ、中での響きよりも、龍笛と篳篥と笙の響きが融合して、より立体的に聴こえる印象だった、