2023年の今日、とても親しくしていた達人・大野朝行さんがこの世を旅立った。
彼との出会いは、長かったが、ここ数年は、大野さんのうたのアルバムを作る話が持ち上がり、その録音を担当することになったことで、急激にお互いの信頼感が増していった。
いよいよご自身の声の現れ方など、もろもろの条件が揃ってきたという状態になりアルバムにできそうだね!というタイミングでのお別れになってしまったのだ。
その後、彼との約束を果たすべく、多くの方々の支援と仲間の協力で「アマココロ」というアルバムが誕生した。
そのアルバムは、大野さんのうたとカタカムナ ウタで構成されたもので、とても聴きやすく意味あるものになったと思っている。詳細は、下記サイトにて!!!
アルバム『アマココロ』発売のご案内 – カタカムナと生命の神業
実は、一年目の命日に合わせて、こじんまりと何かやれたらいいなぁ。。。と朧げに思っていたところ、先日、不意に「亥士さん、一年経つから何か作って欲しいなぁ!!!」と・・・、大野さんの声が聞こえた氣がしたのだ。
一年前の2月25日は、神楽坂でHi-Ringoさんのピアノとの即興セッションだった。そのセッションの前に、大野さん訃報が飛び込んできて、セッションの時も大野さんの雰囲氣が漂っていた感覚があった。その時の音源で新たに編集してみようか!?という考えも浮かんでいたが、決めかねていた・・・・・
2月に入ってからだったろうか、「閃きがやって来たのだ!!!」
今年の立春大吉ソロライブの音源と、大野さんのカタカムナの言霊でアルバムを作るのが良いに違いない!!!というメッセージ的な閃きだったのだ。
立春大吉ソロライブは、芸能と祈りと儀式の要素が音へと凝縮したものとなっていたのだが、その後、色々な出来事があり、しばし熟成期間を置くことになった。
ここ数日で仕上げたので、荒削りな部分もある音源ではあるかもしれないが、大野さんの言霊の新たな魅力と立春のパワフルなエネルギーが濃縮し、凄まじい相乗効果が発動されたと自負しております。
ひとまずは、デジタルデーターで、大野さんのご命日でもある本日、ここに音源をアップして大野朝行さんに捧げたいと思います。
大野さんに縁のある方を含め、多くの方々に彼の言霊の魅力と良い意味での呪力を堪能していただけたらと思います。